記録ID: 3232079
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無雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
天候に恵まれ、三ツ頭、権現岳経由で赤岳往復。61段のはしごや岩稜の通過などにすごく緊張したが登山を楽しめ、絶景を満喫した。
2021年05月30日(日) [日帰り]
山梨県
長野県
nakajimamakoto
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,150m
- 下り
- 2,150m
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| 天候 | 晴れ。午前中は風がとても強かった。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
権現岳の山頂直下にある61段のはしごはとても緊張しました。同じ動作を繰り返すが、長いので動作にあきてぎこちなくなってしまう。悪天候時や大きな荷物を背負った場合などはさらに大変かと思う。 赤岳の登山道の下半分はガレ場。足元が不安定で力が入らず。他者からの落石に要注意。下りの際はスリップしそうで怖いと感じる人が多いと思う。 赤岳の登山道の上半分は岩稜。踏み外すとずっと下まで落ちてしまう恐怖感。鎖や梯子が多くあるが、濡れているなどしたら要注意。縦走路として通過しなければならないが、危険度を認識し悪天候時には無理をしない余裕を持った行程が必要と思います。 |
写真
赤岳入りの案内図がありました。他ルートも含めてとても参考になりました。
三ツ頭に到着。2時間もかかってしまった。90分くらいで行くかと甘く見ていた。
権現岳に到着。標高2715�叩Ｅ仍各擦硫�に標識が立っていて、見上げると岩の上に鉄剣が見えます。
山頂直下には祠、山頂には鉄剣。権現岳は山岳信仰の山であったとのこと。
赤岳にガスがかかっています。天候が悪化するのかと少しだけ心配しました。
途中でスマホを取り出して下方向を撮ってみました。片手操作でかなり危険。(落としたら回収出来ないなとも思いながら)
ツルネまで来て権現岳を振り返る。かなりの登りです。帰りにここを登るのは大変。行程の最後の山場となる。
尾根上の岩場。乾いていて楽しめた。気分転換になった。(これの規模の大きいのが前常念岳にあります)
キレット小屋手前。道が崩壊しています。鎖があります。山小屋はこういった補修作業を自前でやるので大変。(と何かの本で読んだ)
キレット小屋に到着。閉まっていた。貸し切りで昼食タイムにしました。
赤岳です。かなりの迫力。どこを登るのか道らしきものが見えません。
ガレ場です。矢印や丸印を目標に足場の良いところを探して登ります。
横を見ると阿弥陀岳(左)と中岳。中岳がすごく大きく見えます。赤岳(2899��)、阿弥陀岳(2805��)、中岳(2700��)とちょうど100�辰困陳磴�なります。
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5/30 9:52
横を見ると阿弥陀岳(左)と中岳。中岳がすごく大きく見えます。赤岳(2899��)、阿弥陀岳(2805��)、中岳(2700��)とちょうど100�辰困陳磴�なります。
ガレ場の上り。天気が良いので頑張れます。疲れているが手も使ったりしてゆっくりと登っています。
ガレ場から岩場へと変わってきました。延々と続いている矢印や丸印部分からはずれないように登ります。
下を見るとこんな感じ。よほど慎重に歩かないと石を落としそうです。混雑している際には人為的落石に要注意です。
一番緊張した場所です。両側が切れ落ちています。梯子もはみ出していて危ないし、鎖側も谷に振られそうなので、真っすぐに登りました。
5/30 10:05
一番緊張した場所です。両側が切れ落ちています。梯子もはみ出していて危ないし、鎖側も谷に振られそうなので、真っすぐに登りました。
その先にはトラバース道が見えます。すでに緊張モードに入っていて疲れは遠のいた。
大きな荷物を背負って降りてきています。たくさんある危険個所を無事に通過してほしいと思います。
振り返って。危険地帯を進んでいく先ほどの登山者グループが見えます。
文三郎尾根からのルートと合流します。こちらは登山者がたくさん。
赤岳頂上に到着。右の祠が由緒正しき赤嶽神社。後ろ側からの写真しか撮っておらず残念。次回には正面から。
横岳から蓼科山まで続く、赤岳から北の八ヶ岳全景。よく見えます。1日で全部歩く人がいるからすごいですね。
権現岳方向。その後ろには仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳、北岳などが見えます。いい眺め。
南牧村、野辺山方面。白く見えるのは高原野菜(レタス)の植え付けのマルチシート(※)とのことです。(※畑でよく見かける雑草や乾燥を防ぎ、肥料の流出を防止し病気の予防にもなるシート)
1
5/30 10:42
南牧村、野辺山方面。白く見えるのは高原野菜(レタス)の植え付けのマルチシート(※)とのことです。(※畑でよく見かける雑草や乾燥を防ぎ、肥料の流出を防止し病気の予防にもなるシート)
権現岳方向に戻ります。赤岳岩場の下りを慎重に通過し、権現岳を上がりきれば、あとは三ツ頭を経由して下るだけと心を落ち着かせます。
5/30 10:49
権現岳方向に戻ります。赤岳岩場の下りを慎重に通過し、権現岳を上がりきれば、あとは三ツ頭を経由して下るだけと心を落ち着かせます。
一番緊張した箇所に来ました。先のほうに梯子が小さく見えます。
どちらから下るか、梯子の位置は見るからにヤバそう。真ん中の岩場を降りました。
ガレ場地帯。他の登山者はいませんが、石を落とさないように慎重に(大胆に)降ります。
キレット小屋通過後の雪渓で雪だるまを作りました。余裕が出てきた。
赤岳が真正面に見えるので、休憩してゆっくりと眺めました。一度登るとルートが見えてきます。
青ナギと呼ばれる、山が崩壊して草木が生えていない場所が見えます。上を通過する記録はあるので一度行ってみたい場所です。
手前が旭岳、奥が権現岳。キレット側からの旭岳の登りは厳しく、山頂付近の10�団�度だけ巻くが、ほぼ上まで登ると考えて良いです。
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5/30 12:09
手前が旭岳、奥が権現岳。キレット側からの旭岳の登りは厳しく、山頂付近の10�団�度だけ巻くが、ほぼ上まで登ると考えて良いです。
先ほどの青ナギ。その下にも崖が見えます。下から行ってみたいですが、おそらく道はなく無謀な試みと言われそう。
三山が並んで見えます。ちょうど100�辰困追弦盧垢�あります。
三山の後ろに、蓼科山、硫黄岳、横岳が見えます。それぞれの特徴が出ています。
登ります。何も考えずに同じ動作を61回繰り返す。長い。支柱が頼りなく、錆びているような色をしているし、少し揺れるし。
梯子を登りきって。この角度からの赤岳は見納めなので、もう一度眺めて。
権現岳東ギボシ(標高2707��)。今回は余裕なく行けず。擬宝珠。神社、寺院の階段、廻縁の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾りとのこと。
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5/30 13:00
権現岳東ギボシ(標高2707��)。今回は余裕なく行けず。擬宝珠。神社、寺院の階段、廻縁の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾りとのこと。
編笠山。八ヶ岳連峰の最南端に位置する標高2524�辰了海箸△辰拭�
南牧村、野辺山方面。高原野菜(レタス)の植え付けのマルチシートで真っ白に見えています。
鳥がいました。山以外の写真も撮ろうとしたがシャッター音で飛んで行った。2枚目は撮れず。
延々と笹原の中を下ります。前三ツ頭から急ぎ足で1時間かかりました。
感想
352自宅発、550天女山上駐車場着、610発、800三ツ頭(3分休憩)、836権現岳、907ツルネ、920キレット小屋(6分休憩)、1038赤岳(10分休憩)、1136キレット小屋、1155ツルネ手前尾根上(7分休憩)、1208ツルネ、1302権現岳、1328三ツ頭、1443天女山上駐車場着、温泉、青梅街道経由、2000自宅着。天気は晴れ。風がとても強かった。それほど暑くならず良かった。往路で前三ツ頭や三ツ頭までがとても遠く感じた。なかなかピークにたどり着けなかった。権現岳頂上直下の61段のはしご、赤岳の岩稜の通過の際にとても緊張した。権現岳側からの赤岳は迫力がある。往路では登れるかとても不安だった。復路では安心感。何度も振り返り、ツルネ近くの尾根上で休憩をとってゆっくりと眺めた。とても満足。権現岳の登りはゆっくりと。前三ツ頭までは景色よく楽しめた。良いコース。前三ツ頭から駐車場までの笹原の道がとても長かった。八ヶ岳のなだらかな山容を思い出した。駐車場到着後に天女山にちょっとだけ寄り道。行程8時間33分。16.2�繊�
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