天狗岳〜森、池、展望、花を愛でる周遊


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,323m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温15℃前後、風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆みどり池入口〜しらびそ小屋は途中で迂回路を辿る(道標、張り綱あり)。 ◆しらびそ小屋〜中山峠は落石注意の標示あり。急登。 ◆下山後入浴=稲子湯(600円) |
写真
感想
以前から一度は泊まってみたいと思っていたしらびそ小屋。思いはじめて20年くらいが経ってしまいました。今回は池の畔でノンビリし、小屋に泊まって天狗岳を周遊することに。
みどり池入口から深い森の中をゆらゆら登っていきます。いろいろな苔もあって興味は尽きない。登り詰めると小沢がでてきました。沢に降りて冷たい水で小汗をぬぐいます。目の前に木橋があったので、橋を渡って山道を進むとトロッコの廃線道になりました。昔の記憶に廃線があったので、懐かしく辿っているうちに、草が生えて最近人の立ち入った様子がない。そういえば迂回路がどうの、という断片的な情報が浮かんで、木橋まで戻ると、順路を誤ったようです。道標や張り綱もキッチリあったのですが、沢に入っていて、つい見落としたようです。
しらびそ小屋は平日ということもあって静かなものでした。少し散策したり、池の畔で文庫本を読んだりと、ゆったりした時間が流れていきます。夕方には寒いくらいの気温になり、小屋の中で薪ストーブに火が入りました。屋根の上にでた煙突から紫煙があがり、山小屋風情満点です。今日は宿泊者も少なく、夕食後、小屋の若旦那も交えて談笑します。深夜、外にでると満天の星。久しぶりに見る美しい天の川でした。
早朝、中山峠に向けて登り始めます。鳥のさえずりと自分の足音しか聞こえない静けさ。しかし、寝起きのカラダに中山峠への急登は堪えました。峠から望む奥秩父の山並みはことのほか美しい。それから登路に沿って天狗岳へ。
山頂からの見事な展望に満足です。富士が見えれば満点ですが、これは硫黄、赤岳に移動してもらわないと姿が見えない。東西天狗の鞍部や根石山荘付近にはコマクサも群生していました。
夏沢峠から本沢温泉に下り、みどり池へ戻りますが、本沢の先は前半登り、後半下りで結構疲れました。途上のクリンソウが紅一点で爽やかな感動でした。小屋で休憩しお昼を食べながら、おかみさんとも談話して下山しました。
この2日間はお天気に恵まれ、久しぶりに静かな北八ツを満喫できました。次回は雪の頃に来てみることにしましょう・・・。
時間的に見て、中山峠でお会いした方ではありませんか…? 「同じcanonのカメラ使ってますよ」とか会話した者です。当日は晴れて山頂からの景色が最高でしたね。私たちはその後唐沢温泉に下山しました。
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