猿投山 1day 単独 - 広沢西尾根ルートからの周回

2021年06月02日(水) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 15.5km
• 登り: 794m
• 下り: 792m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:29
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:49

距離 15.5km 登り 802m 下り 803m

9:05 猿投神社第二駐車場
9:08 9:09 猿投神社バス停
9:22 9:24 猿投里山小屋
9:31 広沢神社
10:00 加納山（猿投西尾根）
10:31 A149
10:59 11:03 大岩展望台（広沢西尾根）
11:57 11:59 陽だまりの休憩所
12:04 12:08 猿投山
12:15 12:16 御嶽山・南ア・恵那山 眺望ポイント
12:19 カエル石
12:27 12:33 猿投山最高点
12:36 12:38 屏風岩
12:40 12:44 東の宮
12:45 12:55 自然観察路分岐
12:58 13:02 東の宮
13:03 13:13 自然観察路分岐
13:14 13:19 東の宮
13:19 13:24 自然観察路分岐
13:46 猿投山公衆トイレ
13:51 13:52 大岩展望台
13:56 東海自然歩道休憩所
14:09 14:15 猿投山登山口
14:30 14:35 猿投山麓駐車場
14:38 14:46 猿投神社
14:53 猿投神社第二駐車場
14:54 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿投神社第二駐車場（無料）を利用しました。

コース状況／危険箇所等

広沢西尾根ルートは、蛇行する尾根芯の各ピークや鞍部から多くの枝道が出ているので、特に下山時は道迷いに注意を要すると思います。目の前の直進路が間違いで、トの字型分岐の枝路が正解というパターンも多いようです。東の広沢川側、西の加納川側のどちら方面へ下る路なのかを、慣れないうちはその都度確認すべきでしょう。

その他周辺情報

下山後、車で移動し「長久手温泉ござらっせ」を利用しました。720円／大人。
炭酸温泉がお気に入りです。公式HPは以下URL（ヤマレコ外サイト）にて。
http://www.nagakuteonsen.jp

写真

6/2 6:55

今回の装備。カメラのレンズを12-100mmズーム1本に絞り、軽量化をはかりました。

6/2 8:53

平日の午前9時、第二駐車場はこんなにゆとりがありました。ただし第一駐車場は、下山時の様子から判断し満車だったと思います。

6/2 9:08

猿投神社は下山時に余裕があれば参拝予定。

6/2 9:12

広沢神社へ向け、高低差の少ない経路を利用しました。途中、東海環状自動車道の下を通ります。

6/2 9:13

池の底砂が白く水が澄んでいるので、泳ぐ鯉が宙に浮かんでいるようでした。

6/2 9:15

ニワゼキショウ（庭石菖 Sisyrinchium rosulatum）

6/2 9:18

広沢神社の登山口へ向けた緑のトンネル

6/2 9:19

クワ（桑 Morus australis）の実が熟し始めていました。

6/2 9:22

猿投里山小屋の前を通過

6/2 9:22

猿投里山小屋のエリアに散策コースが設えられています。

6/2 9:23

ヒメウツギ（姫卯木 Deutzia gracilis）かな？

6/2 9:30

ここまでは、さなげウォーキングコースと同じ経路

6/2 9:31

広沢神社の鳥居から入山

6/2 9:31

コミスジ（小三條 Neptis sappho）が撮影に応じてくれました。

6/2 9:33

一礼して入山しますが、広沢西尾根ルートはいきなりの急登。踏み跡も薄そうで、先行きが不安になりました。

6/2 9:57

加納山の三角点手前に山神様が祀られていました。

6/2 10:00

加納山（標高309m）の山頂に到達。

6/2 10:19

ときおり猿投山方面の眺望を得られる地点がありました。

6/2 10:39

踏み跡の薄い枝道は、だいたいこんな感じで封じられいますが油断は禁物。

6/2 10:46

広沢西尾根のメインルートは基本歩きやすいですが、地形図通り、細かなアップダウンが続きます。

6/2 10:50

標識のない分岐点が多いので、こまめにルートチェック。

6/2 11:02

大岩展望台にて、南方の豊田市から西方の名古屋市方面にかけ、広範囲を見渡せました。

6/2 11:15

広沢林道（廃道？）に到達し、後方の広沢西尾根ルートを振り返りました。

6/2 11:23

猿投山の山頂へ向かう前、沢にて頭からリフレッシュ。久々の自撮り、12秒セルフタイマー2テイクにて妥協しておきます。

6/2 11:28

コアジサイ（小紫陽花 Hydrangea hirta）

6/2 11:36

これまでの尾根道と比べ、谷道は冷んやり空気と沢音により清涼感たっぷりで癒されます。

6/2 11:39

きっとオオルリ（大瑠璃 Cyanoptila cyanomelana）のメスだと思います。猿投山の北西エリアのいたるところで同種の囀りが聞こえます。人間が見ているので、咥えた虫を巣で待つ雛に運べずにいるのだと思います。レンズが遠く、画像を思い切りトリミングしています。

6/2 11:45

クリンソウ（九輪草 Primula japonica）が植栽管理されています。そろそろ花の時期は終わりかけのようです。

6/2 11:47

スズカカンアオイ（鈴鹿寒葵 Asarum rigescens var. brachypodion）の花だと思いますが、全く自信ありません。

6/2 11:50

クリンソウ群落にて情景撮影。

6/2 12:01

ギンリョウソウ（銀竜草 Monotropastrum humile）

6/2 12:06

だいたい想定通りの時刻に、猿投山の山頂（標高629m）へ到達しました。平日ですが割と多くの人で賑わっていました。

6/2 12:08

オオセンチコガネ（大雪隠黄金虫 Phelotrupes auratus）

6/2 12:18

帰る意思

6/2 12:18

密集のアマビエ様

6/2 12:27

オトシブミ（落とし文）科の昆虫が作ったと思われる揺籠（ようらん）

6/2 12:29

猿投山最高点（標高632m）にも立ち寄りました。ロックバランスが組んでありました。猿のぬいぐるみは留守でした。

6/2 12:37

最高点から尾根道を下り、屏風岩（元祖）に立ち寄りました。

6/2 12:37

別方向から見た屏風岩（元祖）

6/2 12:41

東の宮に到達

6/2 12:59

東の宮にてコーヒータイム。我が家の食卓に置いてあったポケモンをゲットして来ました。

6/2 13:10

チョコ菓子も追加

6/2 13:27

下山時、時間に余裕があったので、ここから別の屏風岩（本家）へ向かうことにしました。

6/2 13:33

本家屏風岩とのことです。

6/2 13:33

別方向から見た本家屏風岩。確かにこれも屏風の様です。

6/2 13:46

メジャールートへ復帰し、猿投神社への最短ルートで下山しました。

6/2 13:49

大岩展望台にて豊田市方面の眺望

6/2 14:09

御門杉まで降りて来ました。ここまで来れば、あとは林道舗装路をのんびり散策するのみ。

6/2 14:10

ぬかるみもなく、それほど汚れませんでしたが、靴裏の汚れをここで落としました。

6/2 14:13

林道脇にふと目を向けると、そこに水場がありました。一口飲んでみて即決、プラティパスに汲み取り、お茶用に持ち帰ることにしました。

6/2 14:16

お倉岩。御鞍岩との表記を見かけることもあります。

6/2 14:21

水車を利用した、トロミル式の陶石粉砕機

6/2 14:35

第一駐車場に併設の猿投山公衆トイレ

6/2 14:40

猿投神社へ参拝

6/2 14:43

御手洗乃瀧にて水の流れを撮影しました（ライブND、1秒間、手持ち）。カメラの手ぶれ補正機能が秀逸です。

6/2 14:44

御神体が猿投山だけあって、親子ざるの彫刻

6/2 14:45

親子ざるの彫刻は江戸時代の作だそうです。

6/2 15:13

下山後、南に少し離れた場所から、今回の山行エリア全域を広角レンズにて撮影しました。雲が張り出して来ましたが、日中は良い天気でした。

6/2 15:46

下山後、久しぶりのボッチ反省会を「長久手温泉ござらっせ」にて開催。約1時間の逗留。

6/2 17:27

反省会の後、これまた久しぶりのざる蕎麦です。
勝手に命名「猿そば、猿投山盛り、西尾根コース」

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 8 Apple

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

iPad Air (4th generation) Apple

装備

個人装備

ザック22L ミッドカットブーツ トレッキングポール コンプレッション系タイツ ショートパンツ 靴下 日除け帽子 保護手袋 レインウェア上 ツェルト一式 ウエストポーチ 計画書 携帯電話 デジカメ2 ハンディGPS 紙地図 コンパス 筆記具 ヘッドライト 予備電池(単三2) タオル アルコールストーブ・コッヘル チタンDWマグ おにぎり3 行動食 アルファ化米1 水0.5L ペットボトル飲料500mL ハイドレーション1L スポーツドリンク粉末 ビクトリノックスナイフ 保険証 ファーストエイドキット 土落としブラシ

備考

装備総重量：7.86kg（水含む、ブーツ・トレッキングポール含まず）
不使用装備：日除け帽子, 保護手袋, レインウェア上, ツェルト一式, 紙地図, コンパス, 筆記具, ヘッドライト, 予備電池(単三2), アルファ化米1, スポーツドリンク粉末, ビクトリノックスナイフ, 保険証, ファーストエイドキット

感想

aramasa

先週から今週にかけ、これが3回目の猿投山となります。加納山のある広沢西尾根が、私にとって未経験ルートだったため、今回はここをメインに広沢神社から猿投山への上りで設定しました。生活圏・通勤路からいつも見ている西尾根の稜線をいつか歩いてみたい、との願いがようやく叶いました。

地形図からの起伏状況の読み取りや皆さんのレコだけでは難易度を明確にイメージできなかったため、念のため時間的な余裕を持ち、比較的軽量なモードで山行しました。カメラの交換用レンズを持たないことも、テンポ良く進むためのポイントになりました。各ピークとコルにほぼ間違いなく存在する分岐点に差し掛かる度、常に方位と地形を意識しながらの山行を心がけました。登りでの利用だったこともあり、道迷いなどのトラブルも無く、結果的に想定通りの時間で猿投山の山頂へ到達し無事下山することができました。ただしこの西尾根コースを下山時に利用する際は、相当気を配らないと思いもよらない方向へと引き込まれてしまいそうです。

コメント

ゲスト

aramasaさん、こんにちは！
久しぶりに猿投山のレコを拝見して、行きたくなりました。広沢西尾根ルートいいですね！

鯉が泳いでいる池が凄く澄んでいて、まるでモネの池のようですね。
コアジサイも綺麗に咲き始めましたね。
オオルリも可愛く撮れてますね。

この時期はギンリュウソウを良くレコで見かけますが、猿投山にも生えているとは知らなかったです♪

また暑くなる前に行ってみたいと思います♪

aramasa

Re:
maron47さん、こんにちは！
コメントありがとうございます。
猿投山、いつ行っても何度行っても魅力倍増でまったく飽きそうにないです。また十人十色の発見があるようなので、近日？の「まろんワールド物語」の公開を楽しみにしていますね。
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道中にあった池、確かに岐阜県にある通称「モネの池」を連想させるほどの透明感でした。風のない時に行くと、きっとかなり良い鑑賞・撮影ができると思います。おそらく商業用の養鯉場だと思います。
夏に向け、猿投山の花々や動物たちは元気モリモリの気配です。マロンさんも日記に書かれている通り、多くの鳥たちはいま子育て真っ盛りの様子ですね。静かに見守る観察を心がけたいと思います。

さて昨日から今日にかけ、名古屋地域でもまとまった雨が降りましたね。きっと朝早くのご出勤に影響したのではないでしょうか。一転明日は天気が良くなりそうなので撮影トレーニングでしょうか？楽しんでくださいませ。一方、私は仕事が入っています、、、。
ではまた、いずれどこかで。