大峰山/八経ケ岳
- GPS
- 28:30
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,689m
コースタイム
7/21 6:10狼平避難小屋-7:20弥山7:45-8:40八経ケ岳-9:05明星ケ岳-10:00日裏山-10:40高崎横手分岐-11:00狼平避難小屋11:30-12:00高崎横手分岐-12:45カナビキ尾根分岐--林道終点-14:10熊渡
天候 | 7/20 晴れ 7/21 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7/21 15:00熊渡-天の川温泉16:00-18:30JR茨木駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-危険個所なし ・登山ポスト-なし ・下山後の温泉-天の川温泉、入湯料600円 |
写真
感想
昨年の紅葉の季節以来の大峰山山行になります。
大峰は遠く奥深い、そして美しい山脈が重畳と連なっている。
次はオオヤマレンゲの花が咲く季節に来ようと。
そして泊まりがけでゆっくりと来ようと思う。
今回の山行はそんな思いをパッケージにしたものでした。
1日目はカラリとした晴天。
熊渡から林道を歩きカナビキ尾根分岐まで急登が続きます。
ここで川合尾根コースと合流します。
標高1000〜1400mではブナを主体とした温帯のミズナラ、モミ、ツガの広葉樹自然林が繁茂しています。
尾根道を頂仙岳の西側に巻いて、高崎横手を緩やかに下って行けば弥山川源流の狼平に着く。吊り橋を渡ると立派なログハウス風の狼平避難小屋が建っている。
その佇まいは余りにも美しく感動的だ。
今夜はここにテン泊です。既に6-7人がテントを張り、避難小屋に入っていました。
その夜は冷え込みが厳しく、寒く何度も目が覚める。
2日目もカラリとした晴天が続く。最高です。
標高1500mを超えると広葉樹から針葉樹林帯に変化します。
狼平から木道を登ること約1時間超で弥山に到着します。
標高1895mの弥山山頂には天河弁財天社の奥宮があります。
山頂からは針葉樹に覆われた八経ケ岳や風雨に侵された白骨林も多く見られる。
弥山からネットに保護され、わずかに咲いているオオヤマレンゲを見ながら登ってゆくと大峰の最高峰、標高1915mの八経ケ岳に到着します。
山頂は狭いが、360度の大パノラマです。
北に弥山、行者環岳、大普賢岳、山上ケ岳が、南には明星ケ岳、仏生ケ岳そして釈迦ケ岳の奥駈道の峰々が雄大に伸びている。
しばらく休憩後、八経ケ岳から明星ケ岳、日裏山に向かう。
奥駈道を外れ明星ケ岳の西肩からレンゲ道に入る。ここから日裏山、高崎横手までの分岐まではトウヒ、シラビソの美しい針葉樹林帯が広がっている。
トウヒ、シラビソ、コメツガの樹林の林床は苔の緑がみずみずしく気持ちが良い。
テント回収のため狼平を往復し、1日目の逆コースを辿り熊渡に無事下山する。
今回は新しい山友が参加しています。
次回の比良猪谷の沢遡行や南アルプス赤石岳の山行も決定し、大変有意義な山行になりました。新しい伝説の始まりです。
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