意外にきつい行程だった上高地〜西穂〜焼岳〜上高地/

2013年07月20日(土) 〜 2013年07月21日(日)

• GPS: 12:00
• 距離: 18.7km
• 登り: 2,065m
• 下り: 2,077m

コースタイム

Day1：帝国ホテル前12:38-12:50田代橋-12:52西穂登山口13:00-14:50西穂山荘

Day2 西穂山荘5:50-丸山6:00-6:34西穂独標6:40-ピラミッドピーク6:59ー7:30西穂高岳7:45-
8:24西穂独標8:30-9:00西穂山荘9:10-10:50焼岳小屋11:10-12:10焼岳12:15-
13:10焼岳小屋13:20-14:20焼岳登山口-14:40上高地温泉ホテル（日帰入浴）15:35-上高地河童橋15:55-上高地BT16:00

活動量計
Day1（12,737歩/9.87km/159分/7Ex）行動時間：2時間12分（休憩ほぼなし）
Day2（39,473歩/30km/465分/26Ex）行動時間：10時間10分（休憩・風呂等2時間12分含む）

天候

7/20（土）晴れ
7/21（日）晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
自宅6:40
新宿8:00/スーパーあずさ5号（金券ショップであずさ回数券購入）
10:38松本10:50/松本電鉄-11:20新島々11:35/バス-12:38帝国ホテル前
帰り
上高地BT16:00-17:05新島々17:24-17:53松本18:38（スーパーあずさ）-新宿21:06-自宅22:15

コース状況／危険箇所等

上高地-西穂山荘：オレンジ色の標識があるので迷うことはない。所々に木道階段もあり多少整備されている。登山者は、2人組意外は自分だけ。下山者には7組程度しか合わず、週末の割にはこの登山道は人少ないと感じた。

西穂山荘ー西穂独標：多少のスリルはある岩場はあるが、初心者でない登山者なら問題ないと思う。

西穂独標-西穂高岳：独標から先に行く人が急に減る。それなりに、高度感のある岩場が何度か登場する。浮石が結構あるので緊張かつ慎重な行動が問われる。クサリ場がある所より、山頂直下の下りが、足場の確保に苦労し一番緊張した場所。

西穂山荘-焼岳小屋：西穂山荘からすぐの分岐を右。4kmと表示あったが、登山道は荒れ果てて、標識やマーキングは全くない上、ぬかるみやら、崖際の細い草むらやら、眺望もほぼなく、尚且つUpDownの連続で、体力も気力も奪われる。二度と歩きたくないルート3本に入る道だった。メジャーの登山道かと思い気や、週末の午前中だというのに、全く登山者がいなくて不安になった。唯一1人の方と遭遇し、しばし会話して不安を消せたのが唯一の救い。心身共にノックアウトルート。

焼岳小屋-焼岳：ノックアウトされた、西穂からのルートの後だったので、疲労困憊の中、気力で登ったので思考回路が廻らないが、特に問題のない登山道。活火山の山なので、所々に硫黄の臭いの煙が噴出している。

焼岳小屋-上高地：約2時間の行程なのだが、やたら長く感じた。途中高度感のある梯子が連続する場面もある。

写真

7/20 10:50

新宿-松本　あずさ回数券。
金券屋だと4,400円と超お得！
8:00新宿発スーパーあずさで松本へ

7/20 10:44

10:38　松本駅着
6,7番線が上高地へ行く松本電鉄

7/20 10:51

駅構内で発売してました。
往復購入で400円お得の4,400円。
6日間有効。

7/20 10:48

こんな可愛らしい電車で新島々へ。
そこからバスで上高地。

7/20 12:37

今回は西穂なので、上高地BSの手前の
帝国ホテル前で下車。

7/20 12:37

こんな道を歩きます。

7/20 12:44

7/20 12:45

10分程で田代橋到着。

7/20 12:45

空には虹が！！
幸先のいいStartです。

7/20 12:46

去年以来の穂高連峰。
ここから見るのは初めて。

7/20 12:47

田代橋から5分とかからず西穂登山口
登山ポストあります。田代橋には多くの観光客がいましたが、西穂に向け登山する人は誰もない。

7/20 13:13

こんな感じに、オレンジ色の標識が所々にあるので迷いません。

7/20 13:49

視界が開けて山がお出迎え。
どこの山やろ？？

7/20 13:50

ちょうど標高2,000m過ぎ。
先日購入した高度計初体験！
多少のずれありますが、常に高度がわかると
目安になるので頑張れます。

7/20 13:58

宝水。水はちょろちょろ出てました。

7/20 14:18

大分登ってきました。

7/20 14:18

標高は2,200m超え。

7/20 14:34

視界が開け青空が綺麗！！
今日は天気がいいので暑い！

7/20 14:36

初めて、小さな黄色い花に遭遇。

7/20 14:40

分岐。西穂高岳3.0kmなので、
西穂山荘は、もうすぐそこです。

7/20 14:40

西穂山荘の標識。

7/20 14:48

小屋が見えた。14:50約2時間弱と、思ったより早く到着。

7/20 14:49

こんな感じの西穂山荘。
この後、続々と人が増えました。
殆どの方がロープウエィー方面からです。

7/20 14:50

7/20 14:49

西穂山荘の正面がこんな感じで綺麗。

7/20 15:01

宿泊手続きをして焼岳のお部屋に案内されました。スタッフの方はとても親切でした。

7/20 14:57

時間が早いせいか、この部屋では一番乗り。
その後、部屋は登山客で一杯になりました。

7/20 14:58

はじっこ1番がマイポジション。
先日購入したアコンカグア35Lのザックと共に。

7/20 15:17

映画『岳』の撮影風景が展示されていた。
このへんで撮影していたのね〜。

7/20 15:18

山荘前のテン場。天気が良くカラフルなテントが映えますね。

7/20 16:37

逆の方の風景はこんな感じ。

7/20 17:20

今日の夕食メニューです。
何だかお洒落なレストランのボードみたい。

7/20 17:34

17:30待ちにまった夕食。ごはん、けんちん汁おかわり自由。
けんちん汁が最高に美味い！！

7/20 17:59

夕食後外は、薄く暗くなりつつ月が見えます。

7/20 18:06

西穂山荘看板。

7/20 18:50

7/20 18:51

そろそろ夕陽が沈むかな。
もう結構、寒いよ。
体感気温10度くらいかなー。

7/20 18:52

山荘裏手に陽が沈みます。

7/20 18:57

いよいよショーの始まり。
多くの登山客が集結。

7/20 19:05

まんまるの真赤な太陽が綺麗！！

7/20 19:06

うわー沈む！！
沈んだ瞬間、みな拍手喝采。

7/20 19:12

この空の色と月と山が綺麗！！

7/20 19:14

寒いので、しばし小屋の中へ。
西穂山荘フロントです。

7/20 19:18

暫くして、また外へ。
いい感じの色になってます。

7/20 19:20

写真より実際はもっとオレンジって感じで綺麗。

7/20 20:38

夜に星を見ようと外に出たけど、星ない。
満月のみです。ちょっと残念。
さー早目に寝るか。20時頃。

7/21 4:52

夜明けを迎えました。朝4時半頃の外。
昨夜は、いつものように、部屋のイビキの合唱で、殆ど眠れなかった。2時間足らずの登山だと疲労がないので、尚更眠れない。

7/21 5:48

残念ながら日の出は山に隠れて見えなかった。
5:15の朝食後、5:50登山開始。長い1日が始まります。

7/21 5:51

暫く登り後ろを振り返ると小屋の屋根が見えます。

7/21 5:55

左手に笠ケ岳の勇姿がかっこいい。
今度登ってみたい。

7/21 5:55

7/21 5:59

10分程で西穂　丸山着。

7/21 6:03

いやー綺麗な登山道にうっとり。

7/21 6:26

こんな感じに、少し高度感のある岩場を歩きます。

7/21 6:30

登って来て振り返り。

7/21 6:30

天気も良く気持ちいい！！

7/21 6:32

6:34　西穂独標着（11峰）
この峰が先に行くほど減っていき最後が西穂山頂。良い目安になります。

7/21 6:35

誰もいなかったら後から登って来た、親切なお兄さんに撮って頂きました。

7/21 6:32

西穂目指して先を進みます。
この先も結構な斜面だなー。

7/21 6:40

振り返り先程いた独標。
多数登山客いるが、こっちに来る気配ない。

7/21 6:41

更に進み、振り返り独標。

7/21 6:41

進む先はこんな感じ。高度感満載の険しい感じだけど、アドレナリンも出て、楽しくなってきた。

7/21 6:50

大分登って来た。
さっきいた独標が小さくなってきた。

7/21 6:55

更に登る。もう独標はあんな下。

7/21 6:56

8峰、ピラミッドピーク。まだあるな。
あのとんがりが山頂か・・・。

7/21 6:57

ピラミッドピークからの西穂が綺麗！

7/21 7:01

7峰。クサリ場ですが、さほど高度感なし。

7/21 7:03

6峰。

7/21 7:11

チャンピオンピーク

7/21 7:11

4峰。多少高度感あり

7/21 7:13

3峰。多少高度感あり。

7/21 7:19

2峰。あと少しだ。

7/21 7:24

この上が山頂かな・・・。

7/21 7:29

見えた！！　主峰！！
なるほど2峰の次が主峰なのね。

7/21 7:33

西穂高岳2,909m

7/21 7:31

山頂にいた女性に撮ってもらいました。
これで、去年登った北穂、奥穂、前穂に次いで西穂制覇！！　感無量！！

7/21 7:31

槍ヶ岳と一緒に横向きで！！

7/21 7:33

登って来た登山道を振り返る。
奥に焼岳が見える！！　後で行くよ！！

7/21 7:33

下に見えるのは上高地の梓川。

7/21 7:33

去年登った奥穂、吊尾根、前穂。

7/21 7:33

槍、奥穂、前穂かな。

7/21 7:34

西穂から奥穂方面。日本最難関といわれるコースですね。いつか挑戦してみたい。

7/21 7:38

そうそう高度計みたけど、やっぱずれてる。

7/21 7:42

奥に見えるのはなんだ・・・八ヶ岳か？？

7/21 7:45

7/21 7:45

7:45　山頂で、しばし景色に癒されました。下山します。

7/21 8:36

下山は早い。

7/21 8:49

大分降りてきました。登山道が綺麗。
もうすぐ西穂山荘です。

7/21 8:56

9:10西穂山荘出発
予定より時間早いので焼岳行きを決行！！
上高地方面分岐目指す。

7/21 9:19

分岐。焼岳に向かいます。
4kmとありますが、倍以上に感じられた。

7/21 10:24

途中、視界が開けた所で。焼岳遠い！！
見えないし、Up Down多いし、登山道荒れてるし、
今更引き返せないしと、心折れそうな時間。

7/21 10:55

えらーく長かった。10:50焼岳小屋着。
行けども行けども小屋が見えずどうなるかと思った。最悪な登山道を早く抜けたいために急ぎ足で、汗だく、足ガクガクで、保持してた水分もあと少しになり、死にかけで小屋に、へ垂れ込む。この1時間40分は地獄だった。

7/21 11:09

小屋で麦茶購入し、20分も動けなかった。
もうこのまま上高地に下山するか迷ったが、
ここまで来た苦労を考えると、気力で焼岳登ったる精神で11:10焼岳に向けGo！

7/21 11:17

焼岳山頂見えたが、今の自分には遠いなー。

7/21 11:54

何とか山頂間際まできたのに、天気が怪しくなってきた。

7/21 11:55

登って来たとこを振り返る。

7/21 12:11

12:10焼岳山頂着。
1時間も、かかってしもた。
もういつものコースタイム7割歩行は無理な体力気力。

7/21 12:13

山頂にいたおばさんに撮っていただく。
少しガスってきた。ノルマ達成。早く帰りたいのですぐ下山。

7/21 12:12

焼岳は活火山なので噴煙が凄い！！
硫黄の臭いぷんぷん。あー温泉入りたい。

7/21 12:12

池？も見えます。

7/21 12:12

あっちこっち噴煙。

7/21 13:33

焼岳小屋で再度10分休憩し上高地に下山します。
途中で、このような高度感ある梯子が多数出てきます。

7/21 14:22

14:20焼岳登山口。
早く温泉入りたくて、ほぼダッシュぎみで約1時間で下山できた。もう体力気力も限界。

7/21 14:35

平坦な道歩くのも辛いので、ここまでの道も長かった。

7/21 14:36

ようやく昨日の位置に。

7/21 15:37

上高地で日帰り温泉できる上高地温泉ホテルが、受付終了20分前14:40にぎりぎりセーフ。

7/21 15:37

温泉入り多少の疲れは取れたがバス停はまだ先。
ビールを我慢してコーヒー牛乳を飲みバス停へ

7/21 15:54

うわー遠回りになってもうた。
15:50河童橋着
観光客で賑わってます。

7/21 15:55

穂高方面はガスってます。

7/21 15:55

うわー焼岳綺麗！！
あんなてっぺんから、よくここまで歩いたもんだ。

7/21 17:09

16時上高地発のバスにどんぴしゃで乗れ、17:05新島々着。

7/21 18:29

松本18:38スーパーあずさ53号
やっとありつけた、飯とビール。
ビール2本に鶏釜飯。最高！！疲労にしみる。
大変お疲れな登山になったが、苦しみも終わってしまえば良い思いで、良いトレーニング。次の山に繋がる。

撮影機器：

FinePix XP150 富士フイルム

感想

takewoody

夏山到来！！梅雨明けしてからずっと山に行きたかったのですが、
なかなか天気が安定せず、躊躇する日が続いていました。

先週末、天気が良さそうなので、以前から計画を立てていた山選び。
迷った挙句、7/20から青春18切符が使用できるので購入し、
ムーンライト信州号の夜行で松本経由で上高地、西穂日帰りに
行こうとしたら座席指定が8/4まで空きなしとのこと。これが7/19（金）の夕方。

落胆し、そのまま寝るも、山が気になり、何故か翌朝5時に目が覚め、
これはどこか山に行かなくてはという予兆か。

考えた末、松本までの回数券を金券屋で購入していたので、
朝発で昼に上高地に着けば、山小屋泊まりになるが西穂行けると思い、急遽決行！！

せっかく1泊して、お金もかかるので、焼岳も行ってしまおうと
上高地入り。天気が良く最高の登山日和。

西穂はやはり予想通り、険しく、高度感もある山でしたが、
それ故に、達成感も大きく、また景色も最高でした。
これで昨年登った、北穂、奥穂、前穂、に次いで西穂と制覇でき感無量！！

時間もあったので、焼岳も目指したが、大変な登山となった。
あのルートは行くもんじゃない。焼岳は上高地からピストンがBetter。

まーいずれししろ、1泊2日で、2つのピークに立てたのは良かった。

穂高の夫々のピークを踏んだので、次は大キレット挑戦できるかな。
その前に、白峰三山か、まだ達成してない剣岳に行くか、
いろいろ迷うとこだが、今年の夏はたくさん経験を積みたい。