北海道遠征(1) 幌尻岳 戸蔦別岳


- GPS
- 51:04
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 4,215m
- 下り
- 4,214m
コースタイム
第2日 幌尻山荘4:50→8:40幌尻岳9:10→11:25戸蔦別岳11:45→14:45幌尻山 荘
第3日 幌尻山荘5:30→10:05第1ゲート
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢の水は少なく深い所で膝程度、危険は感じなかった |
写真
感想
夫婦で山好きー
http://fufudeyamasuki.fan-site.net/
登山前日
幌尻岳は遥かに遠く山は深く100名山の中では難関の山の一つだ。新千歳空港に着くとフェリーで先着していた友人夫妻が車で迎えに来てくれていた。
友人夫妻の車に同乗して登山口近くの豊糠山荘に向かう。今夜の宿は廃校を改築したものだ。二段ベッドで食事は質素だが幌尻岳登山者の多くが利用するありがたい宿だ。
第1日
豊糠山荘前から朝7時発のシャトルバスに乗り幌尻岳に向かう。50分ほどで林道のゲートに着く。ここから林道を歩いて登山口に向かう。2時間ほど歩くと取水施設に着く。取水施設から登山道は始まる。登山口にある慰霊碑に手を合わせる。
登山道を暫く歩くと第一渡渉点に着く。渡渉用の靴に履き替えて水に入る。雪解けの水はとても冷たいが長い歩きで熱くなった体には気持ち良い。十数回の渡渉の繰り返しは緊張はするが楽しく時間がたつのが早い。
最後の渡渉をすると目の前に幌尻山荘が現れる。今夜の宿だ。小屋前の広場に敷かれたブルーシートの上で夕食の支度を始める。今夜のメニューはスパゲッティとワインだ。食後小屋に戻りシュラフに潜り込んで早々と眠る。
第2日
早朝暗いうちに起き朝食の支度をする。湯を沸かしてインスタントラーメンを作る。5時前に歩き始めるが50人近くいる登山者の中で一番遅い出発だ。樹林帯の急登が続き苦しい。登山道を少し外れたところにある湧き水「命の水」を飲む。冷たくてとても美味い。
出発してから2時間ほどで尾根に出る。傾斜は緩み楽になる。幌尻岳やトッタベツ岳の山頂が見える。登山道の周りには見事な花畑が広がっている。
幌尻岳山頂で小休止後にトッタベツ岳に向かう。肩まで行ってから急降下する。眼下には七ツ沼カールが広がっている。カールの雪渓上に黒い点が2つ動いている。ヒグマの親子のようだ。トッタベツ岳までの尾根はアップダウンが続き体力を消耗する。トッタベツ岳の頂上で行動食を食べて休憩する。
トッタベツ岳から約1000mを3時間で下る。急な下りが続き脚の負担が大きい。足の親指に豆ができて痛い。小屋近くで渡渉し小屋に着く。今夜も自炊で小屋泊だ。
第3日
今日は下山する日だ。シャトルバスの出発時刻は11時半なので今朝は遅めの出発だ。朝食は今日もインスタントラーメンだ。
渡渉用の靴を履いて歩き始める。渡渉に慣れたためか帰りは緊張もなく楽しい。取水施設からは長い林道歩きが始まる。シャトルバスの出発まで1時間以上の余裕でゲートに到着する。
3日間の食料、自炊道具、衣類、シュラフ等の荷物は重い。歩行距離が長く標高差もあり我々には実力以上の山だったかもしれないが天気と友人に恵まれ登ることが出来た。
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