白神岳〜十二湖縦走

2021年06月07日(月) 〜 2021年06月08日(火)

• GPS: 10:58
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,639m
• 下り: 1,455m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:07

8:52 スタート地点
9:35 9:42 白神岳登山口駐車場
9:52 9:52 旧登山口
10:24 10:26 二股分岐
11:22 11:33 蟶山コース最後の水場
12:02 12:02 マテ山分岐
13:40 13:41 大峰岳分岐
13:59 白神岳避難小屋

2日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:08
• 合計: 5:48

3:59 白神岳避難小屋
4:09 4:09 大峰岳分岐
6:39 6:40 大峰岳
8:04 8:05 崩山
8:26 8:27 大崩展望所
9:21 9:22 青池
9:25 9:26 鶏頭場の池
9:31 9:33 森の物産館キョロロ
9:36 9:36 がま池
9:39 9:40 落口の池
9:43 9:43 中の池
9:47 ゴール地点

天候

6/7 晴天　日没前から雲が出るがぎりぎり日の入りが見られる
6/8 曇天　未明からガスが出る。日中晴れることもあったが、小雨や本降り、雷鳴も

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：五能線白神岳登山口駅から徒歩で
復路：十二湖ビジターセンターから、十二湖駅行の弘南バス

コース状況／危険箇所等

白神岳登山口駅〜登山口〜旧登山口までは舗装路
旧登山口〜1100mくらいまではブナの森林内
1100mくらい以降〜縦走路は、展望が開ける

白神岳に登る途中の水場は、山と高原地図で示されているところから3つめが本当の最後の水場。標識あり。

大峰分岐〜大峰岳〜崩山〜大崩までは、草刈りはされているものの、脇の灌木や笹などの生育が進み、藪ルートとまではいかないがやや歩きにくい。ただしルートは明瞭。特別な藪用の装備も要らない。

大崩からは普通の下山路、九十九折りで一気に標高を下げる。ルートは易。迂回路表示が終わると初めての水場あり。ただしそこから1kmほどで登山口に降りる。

その他周辺情報

白神岳避難小屋は３階建て。上に行く程狭くなる。３階は北側と南側に窓あり。小屋の前にベンチが６つ。小屋から３分ほどで白神岳山頂。サンダル履きで行ける。その途中にある東側に下る踏み跡を降りると水場があるらしいが気付かなかった。
小屋近くのWCはハエが凄く、床にたくさん死骸もあった。

電車アクセスの場合、白神岳登山口駅には何もない。途中に自動販売機があるくらい。

十二湖駅は駅構内に直売所があり、300円のチキンライス弁当が買えた。ほかに、あんこ入りおやきやお握りなどもあり。ビールは350ml缶で300円。

駅に切符販売機はなく、リゾートしらかみに乗車して車掌から乗車券＋指定席券330円を直接購入。

写真

6/7 8:33

五能線白神岳登山口駅。当然無人駅。屋根と扉のある待合室あり。

6/7 8:59

白神岳登山口。徒歩の場合、ここから登り始める。

6/7 9:05

林道歩き。地元の散歩中の方とすれ違う

6/7 9:09

分岐

6/7 9:22

ひたすら杉の植林林を歩く

6/7 9:35

登山口駐車場

6/7 9:37

登山口トイレ、標高193m

6/7 9:43

広い休憩所。反対側は土間とベンチ。飲料は不可だが流し場もある。

6/7 9:47

登山口を越えても林道が続く

6/7 9:51

旧登山口。標高248m、舗装路が終わり、白神山地自然観察歩道が始まる。二股分岐まで1.4km、白神岳山頂まで6.5km

6/7 9:54

自然歩道に入り直ぐに巨樹

6/7 10:14

登山口から1kmの標識

6/7 10:24

標高403m、二股分岐

6/7 10:24

二股コースの案内

6/7 10:34

立派な杉の木

6/7 10:38

水場とシダ

6/7 10:54

登山口から2km

6/7 11:23

最後の水場

6/7 11:50

標高741m

6/7 12:19

標高863m、登山口から4km

6/7 12:30

大ぶりなブナの木立

6/7 12:50

標高994m、登山口から5km

6/7 12:53

初めて眺望を得られそうになるがブナの木に邪魔される

6/7 13:13

1119m地点の眺望

6/7 13:19

避難小屋と縦走路が見える

6/7 13:27

6/7 13:28

6/7 13:36

オオバキスミレ

6/7 13:40

縦走路合流点

6/7 13:51

縦走路

6/7 13:54

ツバメオモト

6/7 13:57

リュウキンカとハクサンイチゲ

6/7 14:07

シラネアオイ

6/7 14:13

ミツバオウレン

6/7 13:59

白神岳避難小屋

6/7 14:22

避難小屋の階段

6/7 18:12

日の入りを待つ

6/7 19:13

19:09の日の入り。雲が三層くらいになっていたが、なんとか日本海に沈むところが見える

6/8 4:01

4:07の日の出。太陽自体は見えず

6/8 4:15

縦走路の展望

6/8 4:15

シラネアオイの群生

6/8 4:17

トレイルの状況

6/8 4:20

ツバメオモト

6/8 4:24

今日の最高地点か

6/8 4:24

下る。ブッシュが多くなりそう

6/8 4:27

灌木帯

6/8 4:29

灌木帯を抜けこの尾根に乗る

6/8 4:30

尾根に乗ると思ったが、脇の灌木の中を進む

6/8 4:32

残雪あり。靴のまま進める。今回見た唯一の雪。

6/8 4:35

藪というほどでは無いが、枝が顔の高さで邪魔

6/8 4:36

今日のこれからのルートが見える

6/8 4:44

降りてきた尾根を振り返る

6/8 4:45

やや開けてる

6/8 4:55

滑る下りが鬱陶しくてストック投入

6/8 4:58

笹が左右からせり出す

6/8 5:02

歩きやすい小径が続く

6/8 5:06

巣穴、この辺りで大型の何がが横切る。おそらく地面を歩くオスのヤマドリ

6/8 5:14

古樹エリア

6/8 5:17

動物の寝跡

6/8 5:21

標識あり。大峰分岐まで2km

6/8 5:28

嫌な感じの下り

6/8 5:30

下りは直ぐに終わりブナの巨木

6/8 6:00

コースタイム過ぎて2時間掛かってここ

6/8 6:04

歩きやすくなる、『ボボっ』という大きな鳥の鳴き声

6/8 6:11

鞍部、ここから90m程登ってピーク

6/8 6:22

6/8 6:26

大峰岳到着

6/8 6:38

大峰岳で10分休んで出発、下り

6/8 6:43

フン

6/8 6:46

ギンリョウソウ？

6/8 6:55

歩きやすいブナの道

6/8 7:08

ヌタ場のような広場

6/8 7:22

シダの道

6/8 7:34

大峰岳から最初の小ピーク、標識などなくすぐに下る

6/8 7:41

次のピークとの鞍部

6/8 7:47

2つ目の小ピークは巻き気味に通過。ブナの木が育ってるので下から見るほど高くない

6/8 7:59

崩山山頂手前のベンチ

6/8 8:04

崩山山頂

6/8 8:10

下りルート、やや土が緩い

6/8 8:19

九十九折で高度を下げる

6/8 8:23

大崩

6/8 8:24

痩せててロープあり

6/8 8:34

二股を右に下る

6/8 8:39

勾配が落ち着いた辺り。この辺りからクマゲラのドラミングのような音が聞こえる。行程全般に非常に鳥の鳴き声は多い

6/8 9:03

ここから迂回路ありとのこと

6/8 9:09

迂回路よく分からず。水場あり

6/8 9:13

水場過ぎると平坦に

6/8 9:20

登山口。正面に青池。上から眺望出来るよう階段が作られている

6/8 9:46

ビジターセンター。WCを利用。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

roadman71

1日目の登山口から白神岳までは難しいところが何もなく、時間が余っても仕方ないので、ゆっくりゆっくり、花探しをしながら登る。
・シラネアオイ
・リュウキンカ
・ツバメオモト
・ゲンノショウコ
・オオバキスミレ
・ハクサンイチゲ
が目立った花。

登山中、ソロ2名、10名を超えるツアー団体とすれ違う。0m→1253mということで、丁度良い登り具合。日帰りピストンで十分な山だが、山頂からは日本海も白神山地核心部も見え、とおく北海道まで見え、泊まってゆっくり過ごしたのは正解。翌日のために縦走路を進み適当なところでビバークも考えていたが、結果的に幕営適地はほとんどなく、最初の区間を除けば眺望を得られるところはなかったので、日の入りも日の出も楽しめなかった。

白神岳→大峰岳→崩山→大崩→十二湖は、地図によっては破線となる区間だけど、ルートは鮮明で、歩行困難で身の危険を感じるような箇所、ヘルメットが必要な個所などもなく、破線初心者にもお勧め。ただし歩いて面白いかというと、そこまででもないような。