雲海に浮かぶ北ア・・・ 西穂ピラミッドピーク

2014年10月04日(土) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 7.2km
• 登り: 777m
• 下り: 780m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:14
• 休憩: 2:07
• 合計: 6:21

9:08 西穂高口
9:25 9:25 旧ボッカ道分岐
10:05 10:23 西穂山荘
10:37 10:38 西穂丸山
11:31 11:38 西穂独標
12:11 12:50 ピラミッドピーク
12:57 13:14 西穂独標
13:37 13:37 西穂丸山
13:48 14:33 西穂山荘
15:02 15:02 旧ボッカ道分岐
15:29 西穂高口

天候

麓はガス山上は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高ロープウェイ登山者用Pから

写真

前夜同行のメンバーをピックアップして中国道・名神道・東海北陸道と乗り継ぎ新穂高ロープウェイ鍋平駐車場着。

新穂高ロープウェイ鍋平駅。

始発は8：15だが既に登山者・観光客の長蛇の列。
こりゃ登山道の渋滞が心配だね。
次発の8:30に乗り込み7分後には標高2156mの西穂高口駅へ。

山麓は霧に包まれ視界ゼロだったが山頂駅が近付くと雲海の上に笠ヶ岳がドッカーン^^)

見事な眺望に急いで屋上の展望台へ。
目の前に広がるのは笠ヶ岳から弓折岳への稜線。

目線を右に振れば槍ヶ岳から西穂高岳へと折り重なる岩峰群。

千石園地から湿地帯の木道を下ると

西穂高口登山届所。
登山届に記入して直ぐ横のゲートから登山道へ分け入る。
暫くは小さくUp:Downしながら鞍部へ降る。

ブナやミズナラ・コメツガ・シラビソ・オオシラビソの原生林を彩るのはカエデ類の赤・ムシカリの紅・ダケカンバの黄。

登山道は一転しゴロタ石の急坂が始まる。
徐々に多くの登山者で登山道は渋滞気味。

ゆっくりと登ればやがては斜度が緩み右へとトラバース気味に進むと赤屋根の西穂山荘が見えて来る。

やはり渋滞気味だったので通常なら50分も有れば到着するが1時間掛かった。
少しの休憩で丸山へと向かいましょう。

大きなゴロタ石の急坂を登れば傾斜が緩みケルンが建っている。
山頂へと続く緩やかな登山道を辿れば丸山。
展望は360度で此れから向かう正面には独標・西穂高岳。
振り返れば焼岳・乗鞍岳。西に笠ヶ岳から抜戸岳への稜線が雲海に浮かぶ。

丸山を通過し次に目指す独標への登山道に多くの登山者達の姿が見える。

やがて眼前に独標が見えると、何と登山者が数珠繋ぎ^^)こりゃ辿り着くのに時間が掛かりそうだ。

待機時振り返って見れば・・・

甲斐駒ヶ岳の左に富士山が覗いている。

僅か10m程の距離に20分以上掛かって独標到着。
狭いピークにはこぼれ落ちそうな程の登山者数^^)

順番を待っての写真撮影。
この時点で西穂高岳山頂へは断念だ。

独標(11峰)から西穂高岳(本峰)迄は11ものピークが連なっています。
独標からの下り左右は両側に鋭く切れ落ちたナイフリッジ。
慎重にマーキングを拾って鞍部へ。

次の10峰へと登り返し此処で漸く一休み。
9峰へは今回ルート最大の難所が直ぐ先の一枚岩の下りですね。
上から見れば足を置くステップが良く見えない。
丁度下から登って来る登山者の足運びを参考に下ります。

9峰を越えるとピラミッドピークへは比較的易しい岩稜帯の登りで無事到着。
目の前に聳える西穂高岳へは往復約1時間少々ですが時間切れ。

正面の西穂高岳の右に天狗ノ頭・ジャンダルム・奥穂高岳・前穂高岳へ繋がる吊尾根・前穂高岳・明神岳等の岩峰群が屏風の様に広がる。

更に右手には蓼科山から八ッ岳連峰。
更に富士山・甲斐駒ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳・塩見岳等の南アルプス。

振り返れば焼岳から乗鞍岳にかけて滝雲が流れる。

下山には往路を戻ります。
9峰直下の一枚岩の登りも下りと違って容易く乗り越え、未だに賑わう独標に再び立つ。

最終一本前の16:15発のロープウェイに乗る予定なので
西穂山荘前で乾杯^^)

戻って来た新穂高ロープウェイ山頂駅展望台は
登山者に代わり観光客で賑わってます。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ぶらっと

強力な雨男"K氏"との山行予定は二度もの雨天中止。
今回三度目の正直と成るのか楽しみ^^)
計画では西穂高岳登頂後西穂山荘に宿泊し翌日は焼岳への縦走だが
早くも出発前から超大型台風18号が接近中と暗雲が漂う。
流石、凄腕雨男の本領発揮^^)仕方なく日帰りピストンに変更。

帰路には近くの新穂高温泉"ひがくの湯"でまったり^^)高山市内で夕食後帰神しました。