記録ID: 3260375
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
雨飾山 残雪を踏んで仰ぐ岩壁
2021年06月09日(水) [日帰り]


- GPS
- 06:56
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 971m
- 下り
- 988m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
山頂が見えてきました。遠くでヤブを漕ぐ女性に呼びかけられ、こちらの登山道に誘導。二人の女性は道を間違えて雪渓を登ってきたと言います。「あら、すげぇ沢」と思ったでしょう、ご無事で何より
装備
個人装備 |
冷茶500ml水筒2本
おにぎり3個
ゼリー飲料
行動食
ノンアルビール
ごみ袋
スキーポール
アイゼン
ゲーター
雨合羽
ソフトシェル
ライト
ライター
紙地図
コンパス
メモノート・ペン
リップクリーム
日焼け止め
キズテープ
テーピングテープ
ウェットティッシュ
GoPro
一眼カメラ
三脚
バッテリー・給電ケーブル
スマートフォン
登山靴
帽子
サングラス
手袋
着替え
石鹸・シャンプー
登山ズボン
長袖シャツ
長袖アンダーシャツ
厚手靴下
マスク
時計
財布・免許証・保険証
ザック30L
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感想
件の女性たちから「雨飾山に登ったのは日本百名山を目指しているからですか」と聞かれました。特にそのような目標はないと答えたら、彼女らはキョトンとした表情をされました。雨飾山は信越国境にある知る人ぞ知る山ではあったようですが、百名山の冠が付かなければ、ほとんどの人は聞いたこともないマイナーな山のままだったでしょう。
そもそも、百名山は人気投票によるものでも、客観的な数値基準に基づくものでも、どこか公的機関が認定したものでもありません。山登りが好きな小説家深田久弥が、自分が登った山の中から選んだ百座です。雨飾山をその一つに選んだのは、この山が個人的に大好きだったからです。なぜ大好きだったのか。理由は美しい山容と魅力的な山名に加えて、後に再婚相手となる恋人と人目を忍んで出かけた思い出の山だったからです。
図らずも著書のプロモーションがきっかけで有名になった雨飾山ですが、人気や評判に違わず、名山の称号に相応しい表情豊かな山だと感じました。季節やルートを変え、一人で、あるいは、誰かを誘って何度も訪れる人も多いのではないでしょうか。私は紅葉時期の布団菱を見に再訪したいです。
百名山の完登を目指している彼女らにとっても、思い出深い百分の一となったでしょう。手のひらの新しい擦り傷を拝見してそう思いました。
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