分水嶺の山歩き・・・ 冠山とユキミバナ

2014年09月15日(月) [日帰り]

• GPS: 03:24
• 距離: 5.1km
• 登り: 425m
• 下り: 428m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:33
• 休憩: 0:48
• 合計: 3:21

7:26 冠山峠
8:34 8:35 冠山山頂・冠平分岐
8:37 8:43 冠平
8:45 8:46 冠山山頂・冠平分岐
8:59 9:30 冠山
9:37 9:46 冠山山頂・冠平分岐
10:47 冠山峠

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

冠山峠登山口からピストン。

コース状況／危険箇所等

冠山峠への林道：冠山線は9km余り全線舗装だが狭くて対向困難な林道。
登山道は特に問題ありません。

その他周辺情報

道の駅"藤橋"に隣接するいび川温泉"藤橋の湯"

写真

登山口の冠山峠に向けてR417を走り池田町へ。
渓流温泉冠荘を過ぎれば足羽川に沿って南進する。
やがて国道は途切れ林道冠山線入口。

林道：冠山線は全線舗装だが狭くて対向困難な林道。

断崖絶壁脇を畝りながら続く林道にビビリながらの低速運転^^)
やっとの事で冠山峠到着でホッと一息。
峠には既に3-4台の先着車。

生憎の空模様で峠から見えるはずの冠山はガスの中。
切り開かれた笹原を緩やかに辿るとツルリンドウの花が咲く。

この県境尾根が北へ流れると足羽川〜九頭竜川に合流し日本海へ。
南へ流れると揖斐川と成り太平洋に注ぐ分水嶺。
小さなピークを幾度かUp:Down。

前方に特異な山容の冠山。

右手が開けると岐阜県側の徳山ダム周辺に雲海が浮かぶ。

ナナカマドに赤い実が成る。

林床にクルマバハグマ。

前方に冠山が見えて来ました。

ミヤマホツツジも咲き残ってる。

左手が開けると白山・別山等が望める。

やがて登山道は傾斜を緩め山腹をトラバース。
潅木帯を抜ければ前方に笹原が広がる広場が見える。
この広場が冠平だ。

早春にはカタクリ夏はニッコウキスゲが笹原を彩る。
山頂への道は右に転進するが先に冠平で一休み。
冠平の標識の横に建つは遭難碑。
昭和30年(1995年)11月に天候急変で不運にも亡くなられた方を慰霊した石碑。

笹原にカライトソウにエゾリンドウ。

シオガマギクも点在する。

冠平から振り返れば冠山。

一休みしてから山頂へ向かおう。
一旦分岐迄登り返しいよいよ山頂へと続く急な岩場を登ります。

手足を使って這上がるがあちこちにイワショウブ・カライトソウ・オヤマリンドウが岩壁に咲いている。

岩場を登り切れば潅木のトンネル。
トンネルを抜けると行き成り稜線に飛び出した。

冠山山頂へは左へ僅かに辿れば三等三角点建つ冠山山頂。
思いの外狭い山頂。

展望は360度なのだが東に聳える能郷白山は、湧き上がるガスに阻まれ山頂を隠している。

山頂は羽虫が煩わしく早々と風抜ける西側に移動。
此処からは西側に金草山が望め山肌を横切るのは岐阜県側へと続く林道。

後から登って来られた方がもう直ぐ団体が遣って来るよと知らせて頂いたので早々と下山開始。
岩場の下りは登りよりも慎重に足元を確認しながら降りる。
丁度下り終えた時に十数名の団体が遣って来るタイミングの良さ。

その足で往路を辿って下山だ。
未だ時間は10時を少し回ったばかりなので今から登って来る多くの登山者と擦れ違いますね。
登山口迄もう後少しの所で冠山峠が見えると

駐車中の車の列が長〜く伸びてるのにビックリ^^)
11時少し前には登山口に戻りました。

下山後に登山口から振り返ると冠山の特異な山容が見えた。

帰路は岐阜県側に下り道の駅"藤橋"に隣接するいび川温泉"藤橋の湯"で汗を流し、滋賀・福井にしか咲かないユキミバナ散策。
此処は名水百選に選ばれた所。

ユキミバナ(雪見花)
キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草。
滋賀県北部〜福井県若狭地方の山地林縁に自生する野草。

以前はスズムシバナと同種と考えられていましたが、常緑である事。
茎が立ち上がらず地面に匍匐する事、花茎に著しい開出毛がある事から1993年に別種とされました。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ぶらっと

大日ヶ岳下山後、鯖江の道の駅"西山公園"で朝を迎える。
スマホで天気予報を確認すると終日曇り空。
何だかモチベーション下がるが此処迄来たので予定通り向かいました。