天狗岳 稲子岳 ニュウ <朝だけ晴れた8の字周回> 唐沢鉱泉基点


- GPS
- 09:27
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
⇒8:42西天狗8:46⇒9:04東天狗9:17⇒9:26すりばち池分岐9:28⇒10:07中山峠10:10
⇒10:32稲子岳分岐10:35⇒11:05禿地(保護区)11:41⇒12:26ミニ梯子分岐12:28
⇒12:34にゅう12:48⇒13:31分岐13:36⇒中山峠13:49⇒13:54黒百合ヒュッテ13:57
⇒14:40パノラマコース分岐14:43⇒15:36唐沢鉱泉
全山行時間 9:27 全歩行時間 7:45 主休憩撮影時間 1:42
※ルート図は手書き適当入力で正確ではありません。
天候 | 8時頃まで快晴のち山はガスガス 14時頃から大体晴れ 夕方時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<稲子岳のルート> 稲子岳には一般的な登山地図に記載されている一般登山道はありません。(2013 8月現在) それなりの踏み跡が全体的にありますが 両入口付近は不明稜です。 道標はなく クライミング下山ルート?や調査用?ルートまた迷い跡等の枝道もあり 軽度の藪漕ぎも数箇所にあり それなりの装備とルートファインティングは必要です。 <他> 一般登山道 泥濘箇所随所 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
人一倍汗かきの私は真夏の中低山はとっても辛い。
日帰りで行ける近県の高山は今まで結構歩いた。
東北地方はまだ天気が不安定そう。
山中一泊は 我々が行ける日はいつも天気が良くない。
それでは 前から興味があったコマクサ咲く八ヶ岳のマイナールート稲子岳と
展望が期待できる天狗岳をからめて
当初 稲子湯からしゃくなげ新道で計画するが
コースタイムが10Hを越え 厳しそうである。
また 午後になると天狗の展望が?
何か妙案はないか考えると
距離的には同程度だが 唐沢鉱泉から西尾根で廻れば
基点の標高のせいか コースタイムは短くなりそう
後半に歩いた事なく地図にもないマイナールートを
一般的に歩かれているのと逆周りで
持ってくる危惧があるが
入口は前に確認しているし
最悪 中山峠まで登り返す余力と時間を考慮しておけば、、
で トライする事にした。
<天狗岳>
西尾根は乗って展望が開けるまでちょっと暗いシラビソ林を
もくもくと歩かなければならないが
第一展望場の手前にも 展望場は存在し
展望がきき始めれば 実に楽しい道。
最初の展望場につけば 快晴 北アルプスや御岳山は雲が掛かっていましたが
久しぶりの大展望で 思わず笑みがでました。
この展望は 第二展望場を過ぎ直下の大石急登地帯手前まで続いたのでしたが
大石急登を登り終えたあたりから なんだかガスが、、
周りの山は次々ガスを被り
西天狗に着いた時は 東天狗と根石岳がやっと見える状態
それも東天狗についたときはガス一面でなにも見なくなってしまいました。
残念無念 未練がましく 小休止で近くの花を撮り様子をみました。
<稲子岳 にゅう>
今回の大目的は
稲子岳のコマクサと稲子岳から見たにゅうとマイナールート確認
コマクサがガスで見えないこともないだろうと気をとり直して
まずは中山峠に向かう しかしこの辺りから見えるはずの稲子岳が見えない
中山峠からの急坂は ガス深く入って行く感じでちょっと嫌な感じ
分岐からちょっと行ったところで崩落ガレ場を横断するが
ちょっと踏み跡がわかりにくく
正確なルート図もないので 進む方向をちょっと躊躇していると
突然ウサギが一羽 ガレ石の下から顔を出し さかんにこっちを見ながら
ガレ場を横切っていきました。私はその時そうは感じませんでしたが
連れ合いは帰って ウサギの去った方向に道を見つけられ
ウサギが案内してくれたたんだねと言うので
懐中時計は持っているウサギではなかったが
なかなかいいエピソードなので 取り敢えず私もそう思う事にしました。
まあ5年もすれば それが<真実>になるかもしれませんね。
歩き初めて暫くしルートに入った事がはっきりしてくると
適度に踏み固められた道は この手のルートとして非常に歩き易い事を感じました。
この手のルートは レベルにもよりますので本当に人それぞれで
安易な進入は 道迷いの危惧も大きく全く一般に奨めるルートではありませんが
我々の感想を聞かれれば
全体を通すと変化もそれなりにあり ガスの中でさえ
楽しい一級のマイナールートでした。
コマクサは終盤で 正直想像したほどの群生もありませんでした。
残念ですけど
一度荒らされてしまうと保護していても再生の難しさを感じますし
地道な保護に頭がさがります。
にゅうの正面(南側)から風貌が見たかったのですが
結局我々の通過した時間もありガスでそれもだめでしたが
いつかまた 訪ねます。
天候は残念の面が強く
アップダウンの多いちょっと強引な周回でしたが
あれだけ咲き乱れていたイワカガミはもう全くなく 花も随分変り
今回もいろいろ勉強と楽しいルートを見せていただきました。
ありがとうございます!!
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