ヌカビラ岳 北戸蔦別岳 戸蔦別岳
- GPS
- 11:36
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,807m
- 下り
- 1,794m
コースタイム
下り 12:45戸蔦別岳-13:45北戸蔦別岳-15:00トッタの泉(小休止)-16:45登山口-17:20車止め
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
チロロ林道ゲートに登山ポスト(あまり記載されていない模様。)。 車止めから登山口の北電取水ダムまでは3.1kmの林道歩き。帰りは長く感じる。 登山口から二ノ沢出合までは二岐沢左岸沿いの巻き道を歩く。河原を歩くのはごくわずかで、渡渉もない。ニノ沢出合には2〜3張分のテントスペース。ニノ沢から尾根取り付きまで往復5回の渡渉があるが、この日は水量が少なく、靴を濡らさずに渡渉できるほど。ただし、靴を濡らさないことを意識するとバランスを崩しやすく、転倒にもつながりかねないので、「靴ぐらい水に浸かっても良い。」くらいのほうが無難。ルート上には、所々にピンクテープやケルンがあるので、これらを確認しながら歩けば迷う心配はない。沢が急傾斜になって前方に数段の滝が見える地点が尾根取り付き。ヌカビラ岳までは急登が続き、浮き石が多い個所での落石に要注意。ヌカビラ岳からは気持ちの良い山歩きが続く。北戸蔦別岳と戸蔦別岳の間に一部背の低いハイマツ帯もあるが、歩行にはそれほど影響はない。1881峰前後の稜線や岩場は好天時には全く問題ないが、強風時はかなり注意が必要。 |
写真
感想
一昨年の秋に全く同じコースを一人で日帰りした。その時「日帰りで来る所ではないな。」と感じ、いつかはテントを担いで登りたいと思っていた。が、なかなか日程の都合がつかず、我慢しきれなくなってまた日帰りで登ってしまった。そして「日高の山は、テン泊でのんびりだな。」と改めて思った。
今回はもっと早い時間に出発して幌尻岳ピストンも考えたが、最近連れ合いの足(腿)が攣ることが多いため無理は禁物とあきらめ、その代わり、足が攣らない方策を色々試した。ひとつは数日前からの多めの水分補給、ひとつは漢方薬、ひとつはキネシオテーピング、そして行動中のこまめな水分、栄養補給。結果は、連れ合いにとって累積標高、行動時間とも一番負担がかかったはずなのに足には全く問題なし。曰く「キネシオテープの効果が高い。」ように感じるそうだが、水分と栄養も重要なんだろう。これで連れ合いの足も持ちそうなことが分かったので、できれば再び、今月中にテントを担いで登るつもり。
テン場の状況だが、9月になれば空くと思うが、今は北戸蔦別岳山頂直下はもちろん、山頂手前のコル、ヌカビラ岳山頂付近にもテントがあり混雑(?)している模様。ただし、七つ沼は、前日泊ったという帯広市内の高校山岳部の先生によるとかなりテン場に余裕があり、雪渓も大きいのでまだ10日や半月程は水の心配はなさそうとのこと。
人を拒むかのような急登。恵みの雨で牙をむき出す沢、稜線のアップダウン、行く手を阻むハイマツ。楽な山なんか一つもない。が、日高初心者の自分にも魅力を感じさせる不思議な山域である。
累積標高(+) 2288m
沿面距離 21.240km
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する