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Yamareco

記録ID: 3292800
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

奥大日岳:剱岳と雷鳥と

2021年06月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:46
距離
11.4km
登り
775m
下り
724m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
1:37
合計
8:38
7:11
7
7:18
7:20
3
7:23
7:47
32
8:19
8:24
38
9:02
9:03
56
9:59
10:03
8
10:11
10:12
53
11:05
11:09
17
11:26
11:57
37
12:34
12:34
20
12:54
13:02
4
13:06
13:06
40
13:46
13:46
23
14:09
14:18
19
14:37
14:39
7
14:46
14:48
22
15:10
15:14
20
15:34
15:34
3
15:37
15:37
10
15:47
15:47
2
15:49
ゴール地点
前日(19日)は雷鳥荘入だけなのでGPSログは取ってません。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢無料駐車場:土曜、日曜共にガラガラでした。
立山黒部アルペンルート50周年感謝キャンペーン切符発売中、6月は扇沢↔室堂往復、通常9,470円が6,610円。
コース状況/
危険箇所等
■急速に雪解けが進んでおり、実際に行く場合は最新の情報をご確認下さい。

室堂から雷鳥荘までは雪はありません、石畳の遊歩道です。
雷鳥荘から先は残雪が豊富で場所や時間にも因りますが12本爪アイゼンが必要です。
この日は奥大日岳直下の最後の残雪トラバースの始まりが3m程の壁になっており、ピッケルを持参しなかったため私には登れませんでした。(高巻き可能)
ピッケルの携行もお勧めします。

雷鳥荘〜雷鳥平
夏道は残雪の下です、夏道通りに歩かずにショートカットが可能です。

雷鳥平〜新室堂乗越
称名川を渡る橋はまだ有りませんスノーブリッジで渉ります、この日は夏道の少し上を渉りましたが、スノーブリッジはどんどん薄くなっていますので、確実に渉れる場所を探して下さい。
新室堂乗越までは夏道は出ておりません、どこでも登れますが稜線直下で残雪が途切れるとハイマツの藪漕ぎになりますのでご注意下さい。斜度はさほど有りませんがアイゼンを履いた方が快適です。

新室堂乗越〜奥大日岳
稜線上は残雪が有る所と夏道が出ている所が混じっています。
基本ノーアイゼンで行けますが、残雪のトラバースルートは念のためアイゼンを履いた方が確実です。
奥大日岳に近づくと稜線の右側(北側)には雪庇が張り出しています、雪庇は崩壊が進んでいますので近づかないよう注意が必要です。
奥大日岳最高地点への稜線ルートは残雪が無く通れません(ハイマツの藪)、夏道のトラバースルートを行きます。途中2ヶ所、比較的傾斜の急な残雪のトラバースが有りますのでアイゼンが必要です。2つめのトラバースは入口が3m程の雪壁となっており、通過にはピッケルが必要です。私はピッケルが無く登れなかった為、右の草付きを辿り稜線に上がりました。下りもチャレンジしましたが飛び降りる事も出来ず、結局高巻きしました。
その他周辺情報 定番、薬師の湯に入りました。750円。
前日、雨の扇沢駐車場を出発します。
2021年06月19日 10:59撮影 by  SC-52B, samsung
6/19 10:59
前日、雨の扇沢駐車場を出発します。
黒部ダムを渡ります。相当な吹き降り、土曜日なのに誰も居ません。
2021年06月19日 11:48撮影 by  SC-52B, samsung
6/19 11:48
黒部ダムを渡ります。相当な吹き降り、土曜日なのに誰も居ません。
室堂到着。雷鳥荘まで30分足らずなので傘で行けるかなと思ったのですが、風も強くとても無理。しっかりゴアの雨具上下で出かけました。
2021年06月19日 13:38撮影 by  SC-52B, samsung
6/19 13:38
室堂到着。雷鳥荘まで30分足らずなので傘で行けるかなと思ったのですが、風も強くとても無理。しっかりゴアの雨具上下で出かけました。
ミクリガ池。
一見八幡平のドラゴンアイの様です。
2021年06月19日 13:46撮影 by  SC-52B, samsung
2
6/19 13:46
ミクリガ池。
一見八幡平のドラゴンアイの様です。
風雨が強く、雷鳥荘までの道が遠いです。
2021年06月19日 13:54撮影 by  SC-52B, samsung
6/19 13:54
風雨が強く、雷鳥荘までの道が遠いです。
霧の中やっと雷鳥荘が見えて来ました。
2021年06月19日 13:57撮影 by  SC-52B, samsung
6/19 13:57
霧の中やっと雷鳥荘が見えて来ました。
やっと到着です。
2021年06月19日 14:03撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/19 14:03
やっと到着です。
早速温泉に。
雨で宿泊客が少なく温泉も貸切です。
ちなみに大部屋も私だけでした。
2021年06月19日 15:11撮影 by  SC-52B, samsung
3
6/19 15:11
早速温泉に。
雨で宿泊客が少なく温泉も貸切です。
ちなみに大部屋も私だけでした。
午後はラウンジでのんびりしました。
2021年06月19日 15:51撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/19 15:51
午後はラウンジでのんびりしました。
翌朝、晴れました!
それにしても日の出が早い!まだ4時半です。
2021年06月20日 04:27撮影 by  SC-52B, samsung
4
6/20 4:27
翌朝、晴れました!
それにしても日の出が早い!まだ4時半です。
立山も晴れてます。
2021年06月20日 04:31撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 4:31
立山も晴れてます。
別山方面。剱御前小舎も見えます。
2021年06月20日 04:31撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 4:31
別山方面。剱御前小舎も見えます。
今日の目的地、奥大日岳、意外に遠い?
2021年06月20日 04:31撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 4:31
今日の目的地、奥大日岳、意外に遠い?
雷鳥平にテント一張り。
昨日の雨の中大変だったでしょうねぇ。
2021年06月20日 04:38撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 4:38
雷鳥平にテント一張り。
昨日の雨の中大変だったでしょうねぇ。
奥大日岳の頂上に日が当たりました。
2021年06月20日 04:39撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 4:39
奥大日岳の頂上に日が当たりました。
昨日と打って変わって青空が広がっています。
2021年06月20日 04:42撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 4:42
昨日と打って変わって青空が広がっています。
それでは出発です。
2021年06月20日 07:05撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 7:05
それでは出発です。
雷鳥平目指して雪道を進みます。
夏道は出ていませんので好きなところを歩いて行けます。
2021年06月20日 07:15撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 7:15
雷鳥平目指して雪道を進みます。
夏道は出ていませんので好きなところを歩いて行けます。
称名川を渡る橋はまだ架かっていないので、渡れそうな場所を探すのに手間取りました。
(ゴチャゴチャしたログが迷走を物語っています)
写真はやっと渡って新室堂乗越に向かっているところ。
2021年06月20日 07:54撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 7:54
称名川を渡る橋はまだ架かっていないので、渡れそうな場所を探すのに手間取りました。
(ゴチャゴチャしたログが迷走を物語っています)
写真はやっと渡って新室堂乗越に向かっているところ。
夏道は出ていませんので稜線までどこを登っても良いのですが、最後まで雪がつながっていないと藪漕ぎになるので、結局夏道付近を登りました。
2021年06月20日 08:04撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/20 8:04
夏道は出ていませんので稜線までどこを登っても良いのですが、最後まで雪がつながっていないと藪漕ぎになるので、結局夏道付近を登りました。
稜線に立ちました。振り返って地獄谷と室堂平。
2021年06月20日 08:23撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 8:23
稜線に立ちました。振り返って地獄谷と室堂平。
雷鳥平と立山一ノ越。
2021年06月20日 08:23撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:23
雷鳥平と立山一ノ越。
別山乗越方面。
2021年06月20日 08:24撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 8:24
別山乗越方面。
遠くに剱岳が見えます。
2021年06月20日 08:24撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 8:24
遠くに剱岳が見えます。
アップで。
2021年06月20日 08:24撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:24
アップで。
更にアップで!
2021年06月20日 08:24撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:24
更にアップで!
奥大日岳に続く稜線を進みます。
2021年06月20日 08:24撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:24
奥大日岳に続く稜線を進みます。
雷鳥発見!
2021年06月20日 08:35撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:35
雷鳥発見!
う〜ん、剱にピントが合ってしまった。
2021年06月20日 08:36撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:36
う〜ん、剱にピントが合ってしまった。
今度はOK。雷鳥と剱岳です。
2021年06月20日 08:36撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:36
今度はOK。雷鳥と剱岳です。
稜線上は夏道が出ている所も有ります。
2021年06月20日 08:39撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 8:39
稜線上は夏道が出ている所も有ります。
剱岳がだんだんよく見えるようになりますが、谷からガスも湧いてきます。
2021年06月20日 09:02撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 9:02
剱岳がだんだんよく見えるようになりますが、谷からガスも湧いてきます。
剱岳と早月尾根。
2021年06月20日 09:02撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 9:02
剱岳と早月尾根。
剱御前と剱岳。
2021年06月20日 09:02撮影 by  SC-52B, samsung
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剱御前と剱岳。
立山。
2021年06月20日 09:03撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 9:03
立山。
何度でも写したくなる剱岳。
2021年06月20日 09:28撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 9:28
何度でも写したくなる剱岳。
奥大日岳に向かう稜線は、夏道が出ている所と残雪の上と半々位です。
2021年06月20日 09:28撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 9:28
奥大日岳に向かう稜線は、夏道が出ている所と残雪の上と半々位です。
付け外しが面倒ですが、ピッケルを持ってこなかったので、もしものスリップに備えて頻繁にアイゼンを履きました。
2021年06月20日 09:44撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/20 9:44
付け外しが面倒ですが、ピッケルを持ってこなかったので、もしものスリップに備えて頻繁にアイゼンを履きました。
残雪の上は歩きやすいのですが、右側は雪庇です。
誤って乗ってしまうと最悪数百メートル滑落します。
2021年06月20日 10:06撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 10:06
残雪の上は歩きやすいのですが、右側は雪庇です。
誤って乗ってしまうと最悪数百メートル滑落します。
そろそろ剱岳がガスに飲み込まれそうです。
2021年06月20日 10:10撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 10:10
そろそろ剱岳がガスに飲み込まれそうです。
剱岳の勇姿を目に焼き付けました。
この後、剱岳が顔を出すことは有りませんでした。
2021年06月20日 10:10撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 10:10
剱岳の勇姿を目に焼き付けました。
この後、剱岳が顔を出すことは有りませんでした。
大日岳(最高点)が目の前に迫ってきました。
稜線ルートは残雪が無く、ハイマツの藪漕ぎとなるため通れません。夏道(巻き道)を進みます。
2021年06月20日 10:10撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 10:10
大日岳(最高点)が目の前に迫ってきました。
稜線ルートは残雪が無く、ハイマツの藪漕ぎとなるため通れません。夏道(巻き道)を進みます。
比較的急な残雪トラバース、短距離ですがアイゼンを履きます。
2021年06月20日 10:33撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 10:33
比較的急な残雪トラバース、短距離ですがアイゼンを履きます。
2回目の残雪トラバースです。写真で見ると大したことは無いのですがこの3m程の雪壁がピッケル無しではどうしても登れませんでした。
あきらめて雪の無い右側の草付きを稜線に向かって登りました。
2021年06月20日 10:44撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 10:44
2回目の残雪トラバースです。写真で見ると大したことは無いのですがこの3m程の雪壁がピッケル無しではどうしても登れませんでした。
あきらめて雪の無い右側の草付きを稜線に向かって登りました。
草付きを登り詰めた稜線上は奥大日岳最高点のすぐ下でした。
帰りに寄るつもりだったので、結果オーライです。
2021年06月20日 11:09撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 11:09
草付きを登り詰めた稜線上は奥大日岳最高点のすぐ下でした。
帰りに寄るつもりだったので、結果オーライです。
奥大日岳最高地点から少し離れた三角点ピークに向かっています。
2021年06月20日 11:13撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 11:13
奥大日岳最高地点から少し離れた三角点ピークに向かっています。
山頂(三角点)が見えてきました。残雪の右側は全て雪庇です。
乗ったら落ちます。
2021年06月20日 11:20撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 11:20
山頂(三角点)が見えてきました。残雪の右側は全て雪庇です。
乗ったら落ちます。
奥大日岳山頂。
間近に剱岳が見えるのですが、無情のガス・・・。
2021年06月20日 11:30撮影 by  SC-52B, samsung
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6/20 11:30
奥大日岳山頂。
間近に剱岳が見えるのですが、無情のガス・・・。
奥大日岳にて。
誰もいないのでセルフタイマーで。
2021年06月20日 11:28撮影 by  SC-52B, samsung
4
6/20 11:28
奥大日岳にて。
誰もいないのでセルフタイマーで。
登ってきた稜線。雪庇が続いているのがよくわかります。
2021年06月20日 11:35撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 11:35
登ってきた稜線。雪庇が続いているのがよくわかります。
奥大日岳から見る大日岳。
2021年06月20日 11:35撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 11:35
奥大日岳から見る大日岳。
剱が見えそうで見えません。
2021年06月20日 11:35撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 11:35
剱が見えそうで見えません。
下山します。
山頂直下に大日岳方面の分岐が有ります。
2021年06月20日 11:56撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 11:56
下山します。
山頂直下に大日岳方面の分岐が有ります。
奥大日岳最高点。
2021年06月20日 11:57撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 11:57
奥大日岳最高点。
稜線を離れ夏道を下山します。
2021年06月20日 12:07撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 12:07
稜線を離れ夏道を下山します。
行きに登れなかった残雪トラバース、下りにチャレンジ。
トラバース自体はなんと言うことも無いのですが。やはり最後の3mの壁が降りられません。アイゼン脱いで飛び降りようかな?と思ったのですが、ぐっと我慢して稜線へ登り直して草付きから下山しました。(ピッケルを持っていれば・・・。)
2021年06月20日 12:11撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/20 12:11
行きに登れなかった残雪トラバース、下りにチャレンジ。
トラバース自体はなんと言うことも無いのですが。やはり最後の3mの壁が降りられません。アイゼン脱いで飛び降りようかな?と思ったのですが、ぐっと我慢して稜線へ登り直して草付きから下山しました。(ピッケルを持っていれば・・・。)
花はこれから。
2021年06月20日 13:29撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 13:29
花はこれから。
下山も慎重にアイゼンを付けたり外したりしながら降りました。
2021年06月20日 13:40撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 13:40
下山も慎重にアイゼンを付けたり外したりしながら降りました。
午後になって雲は増えて来ましたが立山はずっと見えていました。
2021年06月20日 13:46撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 13:46
午後になって雲は増えて来ましたが立山はずっと見えていました。
新室堂乗越より残雪の斜面を快適に下っていきます。
ただし、称名川を渡れるのは相当上流なので降りすぎないよう注意が必要です。
2021年06月20日 14:23撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 14:23
新室堂乗越より残雪の斜面を快適に下っていきます。
ただし、称名川を渡れるのは相当上流なので降りすぎないよう注意が必要です。
朝と違って雪は相当緩くなっていますので、半分滑る様に降りました。
2021年06月20日 14:23撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 14:23
朝と違って雪は相当緩くなっていますので、半分滑る様に降りました。
ここが称名川の渡渉ポイントです。
雪が割れて川が見えていますので、この上流のスノーブリッジを渡ります。
2021年06月20日 14:43撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 14:43
ここが称名川の渡渉ポイントです。
雪が割れて川が見えていますので、この上流のスノーブリッジを渡ります。
実際に渡ったのはこの辺り、まだ相当な厚さが有るとは思いますが気持ちの良いものでは有りません。急いで渡りました。
2021年06月20日 14:43撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 14:43
実際に渡ったのはこの辺り、まだ相当な厚さが有るとは思いますが気持ちの良いものでは有りません。急いで渡りました。
雷鳥平のキャンプ地に着いてほっと一息。
でも、ここから室堂の登り返しがキツいんですよね。
2021年06月20日 14:47撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/20 14:47
雷鳥平のキャンプ地に着いてほっと一息。
でも、ここから室堂の登り返しがキツいんですよね。
雷鳥荘に戻って来ました。
昼過ぎに戻る積りでしたが、予想外の苦戦で大幅に時間超過してしまいました。
2021年06月20日 15:13撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 15:13
雷鳥荘に戻って来ました。
昼過ぎに戻る積りでしたが、予想外の苦戦で大幅に時間超過してしまいました。
快適だった雷鳥荘を振り返りながら室堂に向かっています。
2021年06月20日 15:24撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 15:24
快適だった雷鳥荘を振り返りながら室堂に向かっています。
こっちに奥大日岳が見えるのですがガスの中でした。
2021年06月20日 15:31撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 15:31
こっちに奥大日岳が見えるのですがガスの中でした。
雄山は隠れてしまいましたが、一ノ越は見えています。
2021年06月20日 15:31撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 15:31
雄山は隠れてしまいましたが、一ノ越は見えています。
ミクリガ池は昨日より雪解けが進んだ様です。
2021年06月20日 15:36撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/20 15:36
ミクリガ池は昨日より雪解けが進んだ様です。
神秘的なブルーが広がっています。
2021年06月20日 15:36撮影 by  SC-52B, samsung
3
6/20 15:36
神秘的なブルーが広がっています。
やっと室堂に戻って来ました。
予想外に苦戦しましたが、充実感の有る楽しい1日になりました。
2021年06月20日 15:45撮影 by  SC-52B, samsung
1
6/20 15:45
やっと室堂に戻って来ました。
予想外に苦戦しましたが、充実感の有る楽しい1日になりました。
アルペンルートを乗り継いで下山しました。
2021年06月20日 16:15撮影 by  SC-52B, samsung
6/20 16:15
アルペンルートを乗り継いで下山しました。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ ストック

感想

棒ノ嶺、御座山と、リハビリハイキングが順調だったので、念願のアルプス復帰となりました。
病み上がりなので、軽いところの積もりで選んだのですが、残雪と夏道の混在するルートに苦戦、体力温存策でペースを落として登ったことも有り予想外の時間が掛かってしまいました。
ただ、この時期ならではの残雪の剱・立山の勇姿や雷鳥との出会い等、充実感たっぷりの楽しい山旅となりました。
体力的にはまだまだ本調子では無いことを痛感しましたが、予想より早くアルプスに復帰出来たことを素直に喜んでいます。

当初の予定では徳沢から蝶が岳に登るつもりでした、しかし日曜日は良いものの、土曜日の天気予報が最悪、雨の中を登るのはまだ避けたいのでプランBとして計画していた雷鳥荘泊まりの奥大日岳に急遽変更しました。
初日の雷鳥荘は室堂から30分足らず、風雨は強かったですが石畳の遊歩道ですので楽々、午後は温泉に入ってのんびり翌日の英気を養いました。雨のためか、この時期は空いているのか雷鳥荘はガラガラ、大部屋に一人きりで広々でした。

翌朝、4時過ぎに明るくて目を覚ますと外は晴れてます、天気予報大正解でした。それにしてもこの時期の日の出は4時半、さすがに夏至直前ですね。
朝食を食べ7時過ぎに出発、雷鳥荘を出るとすぐに雪道、朝で雪が締まっている為早速アイゼンを履きました。
まずは雷鳥平まで下って称名川を渡ります、雪道なのでどこでも歩けるのでショートカットして進みました。
橋が架かっているのを期待していた称名川ですが残念ながらまだ橋は無く、渡れそうなスノーブリッジを探して右往左往、ここで30分近くタイムロスしてしまいました。
何とか夏道の上流で渡れそうな所を探して足早にスノーブリッジを渡りました。
対岸から稜線までも残雪がしっかり残っているためどこでも登れるのですが、雷鳥荘から観察した限り稜線直下で残雪が途切れている所が多かったので、安全策で夏道とほぼ同じ所を登りました。
この策が当たり藪漕ぎせずに稜線に立つことが出来ました。
稜線はしっかり残雪が残っているところと夏道が出ている所が半々くらい、ここでも安全策を取って、その都度アイゼンを付けたり外したりしながら進みました。
稜線を進んですぐに剱岳がよく見える地点で雷鳥と遭遇、「剱をバックに雷鳥の写真を撮る」との、今回の最大のミッション(?)を早々に達成しました。
その後、雷鳥に会うことも無く、昼前には剱も霧に隠れてしまったため、本当にラッキーでした。
頻繁なアイゼンの付け外しで予想以上に時間を取られてしまいましたが、途中特に難所も無く進みました。
ところが最後の最後で3m程の雪壁を登る所が有り、ピッケルを持って来なかった為、何度かチャレンジしたものの登ることが出来ず、「撤退」の文字も頭をよぎりました。
それでも右手の草付きを稜線まで強引に登って残雪を迂回、何とか山頂に立つことが出来ました。
十数年振りに訪れた奥大日岳、生憎ガスが上がってきてしまい剱岳の姿は見えませんでしたが、病を乗り越えここまで戻って来られたことを、心の底から喜びました。

時間が大幅に遅れているため頂上は早々に辞して下山、行きに登れなかった雪壁が気になったので下りは稜線を行かず残雪をトラバースして問題の地点まで行ってみましたが、登れなかった壁が下りられる訳も無く、飛び降りようかとも思ったのですが馬鹿なことは思いとどまり、おとなしくまた稜線まで登り直して、迂回して草付きから下りました。
その後は順調に下山、朝よりも更に薄くなった(気分的にですが)スノーブリッジを渡り、雷鳥平から室堂の登り返しにヒーヒー言いながらも無事に室堂まで戻って来られました。
予定では14時頃に戻る予定が16時近くになってしまいましたが、頻繁なアイゼンの付け外しや、安全策を取ったルート選び等、リスクを最大限に回避した登り方に徹した結果は自分的には十分満足の行くものでした。

まだまだ体力回復には課題は有りますが、この夏も現状で出来る最大限のチャレンジをして、思う存分夏山を楽しんで行きたいと思っています。

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コメント

奥大日岳、おつかれさまでした!
yamayaさん、こんにちは。
先週末は雨との予報だったので今回はキャンセルかな〜と思いつつ、日曜日に マークが出ていたので多分山に向かっているんだろうなと

まさか立山とは思いもしませんでした 、でも1日目は雷鳥荘までなら贅沢な日帰り山行ですよね。
雷鳥荘は良いですよね〜、私も立山に行ったときはほぼ雷鳥荘泊です!お風呂は改装して綺麗になって露天風呂からは夕景の奥大日岳も望めるし、ご飯も美味いし、山小屋と聞いていますがほぼ旅館ですよね

そして翌日の天気も青空も覗き、今回のミッションである「剱をバックに雷鳥の写真を撮る」も早々に達成し言うこと無しですね。
まだまだ身体の方も本調子ではないとは書かれていますが、慎重なyamayaさんですから安全のためアイゼン取付・外し等々頻繁に行えば時間も掛かります。やっぱり単独行なら安全第一、それに尽きると思います。

さて、次はどこの山に向かうのでしょうか?
2021/6/22 16:58
Re: 奥大日岳、おつかれさまでした!
opiroさん、こんにちは。
驚く程素早いコメント有り難うございます。

雷鳥荘良いですよね 本当に一度泊まってしまうと、もう立山に行ったら泊まらないと損な気がしてしまいます。
今回のように天気が悪くても楽々行けるのも助かりますね。

奥大日岳、もっと楽勝で行けると思ったのですが、確かにアイゼン付け外しで時間は掛かりましたが、歩くスピードが本当に遅くて・・・
幸いにも(?)誰にも会わずにマイペースで歩けましたが、混んでいたら迷惑レベルの遅さだったと思います。
体力的にはそれ程キツくなかったのですが、やはりまだ体力に不安があるのでいつものスピードで登ってバテてしまったら、との不安があり遅くなってしまいました。
でも、今回でまた少し自信が戻って来ましたので次回はもう少し早く歩けるかな?と思います。

梅雨の晴れ間を上手く使えて楽しい山旅でした
次は何処に行こうか、また体力や天候と相談しながら安全で楽しく登れるところを探します。
opiroさんの次のレコも楽しみに待ってます。
2021/6/22 18:02
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