仙丈ヶ岳 復路藪沢ルート
- GPS
- 05:53
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,294m
コースタイム
天候 | 晴れ 頂上だけガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藪沢通行止めから先(迂回路より)谷側滑落注意! 雪渓不通だった藪沢ルート開通していました。大勢の方が歩かれていました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
南アルプスの女王 優美なカール お手軽3000m峰
次に日帰りで狙える100名山はこれと決めていましたが昨年大病を患い断念。
今年リベンジに行ってきました。
前日車中泊、夜9時の時点で駐車場は7〜8割ぐらい、その後満車になり深夜着の車は河川敷駐車場にまわされたみたいで、我が大駐車場は静かで珍しく少し眠れました。
始発バスに臨時便がでるのは知っていましたが時間はまちまちみたいなので、5時を目安にバス停に、すでに30〜40名の人が並んでいました。車は両駐車場あわせてざっと250〜300台ぐらい停まっていました。さすがはハイシーズン晴天の日曜日。
5:30やっとチケット売り場が開いて、臨時バス発車、自分は2台目の臨時バスに乗車することができました。たぶんあと2〜3台臨時バスが出たんじゃないかな?
北沢峠では山と渓谷社さんがアンケートを実施していてそれに協力させていただいたり(景品ゲット)準備体操したりして6:30スタート。
地形図から想像していた通り急登である。つづら折れもあるが結構直線的に急登を強いられる。また先発の方から道を譲っていただくことが多く、追い抜いたあと見栄張ってあきらかなオーバーペース。出発から55分で大滝の頭(5合目)に到着したときには、完全にホキッていました。
思い直して大滝の頭からは呼吸が乱れない止まらない程度のペースに変更、それでもさらに続く急登と高山の為ストライドは20〜30cmが精一杯しかも遅い。やっと森林限界を越え視界が拓けて気分は最高。甲斐駒に鋸岳、遠目にはぼんやり富士山まで・・・
視界が拓けた小仙丈ヶ岳までの道、最高のロケーションなんだけど今日はしんどさの方が勝る。
小仙丈ヶ岳で初めてザックをおろして休憩、素晴らしい展望、写真でよくみた仙丈ヶ岳カールが目の前に、けど一旦下ってあれ登るのけっこう堪えるな(^_^;)
仙丈ヶ岳へ最後の登りをこなしているとそれまであれほど天気良かったのに、ガスが一気に頂上付近にかかってしまった。
あと30分遅くかかってくれたらいいのに・・・(ガスからすると30分早く登ったらいいのに・・・と言われそうですが)まあ、それまでに充分展望楽しめたのでよしとしよう。
出発から2時間50分で頂上到達、これなら帰り13:00のバスに余裕で間に合いそう。
頂上から仙丈小屋まであの急坂を下ったのか?ガスのおかげでよくわからなかった。
馬の背から馬の背ヒュッテを越えて藪沢分岐。前後歩いていた方は雪渓を横断して大滝頭の方へ行ってしまう。藪沢方面2〜3日前に開通(それまでは雪の為通行止め)したのは知っていたけど現況がわからないのでしばらく待って登ってきた人に尋ねたところ、全く問題なさそう(軽アイゼンとか不要)だったので藪沢を下ることにする。
藪沢ルートは、沢に詰まった雪渓がところどころ口を開けていておもしろい。
2〜3日前まで通行止めだったのが信じられないぐらい普通に歩けました。
崩落地点迂回路から先、山腹道は谷側が急で深いので、疲れた脚でのスリップ、つんのめりは要注意でした。
大平小屋から北沢峠へは最後の登り返し、距離は短いけど精神的にきついです。
北沢峠帰着12:15。何とか定刻 13:00のバスに間に合ったけど帰りも満席になったら臨時バス出すみたいで定刻 30分前に出発してくれました。
前日も仕事、翌日も仕事、当日6時間かけて家に帰らなければならない中年の身にとって少しでも早く帰って身体休められるのは助かります。
昨年の大病から1年、一時は超悲観的だったけど、こうして元気に戻ってこれたことに感謝したいと思います。
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