大猫山〜猫又山周回!猫は居ないが雷鳥親子がお出迎え
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- GPS
- 13:14
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,813m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
1300猫又山出発→1510ブナクラ峠→1805ブナクラ取水堰堤前→1835ゲート前駐車場
天候 | 朝の馬場島は小雨、その後ほぼ一日ガスの中。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※登りの林道、一部GPS電池切れにておかしなことになっています。 堰堤から左回りのルートです。全体的に荒れ気味です。 川の存在と帰りの斜度を考えると左まわりが良いと思います。 ☆駐車スペース〜猫又山☆ 最初からかなりの急登です。フィックスロープがたくさんあります。 ルート上とは言え、藪漕ぎ的な場所もたくさんあります。長袖推奨。 雨の後だった為か、グジュグジュの泥地があり、ずっぽりハマります。 猫又山下、大猫山と赤谷山の分岐部に雪渓。ルートはおそらくその下に眠っています。ルートファインディングが必要。軽アイゼンがあれば安心。 ☆猫又山〜駐車スペース☆ 猫又山下の雪渓は右斜め方向に横切るとルートに復帰します。登りほどではないですが、全体的に結構勾配あります。こちらも藪漕ぎ有。 赤谷山分岐から下はゴーロ帯。左斜め下に降りていけばルートがあります。 その後は何度か川を渡る場面有。雨の後だからか?細い沢の中を進む場所も。 慎重に歩けば靴は濡れないかもしれませんが、どうせ下山だからと途中からはバシャバシャ行きました。石も滑ります。 前日まで晴れていれば濡れることなく通れるのか? !!!最後に!!! この山域は熊の目撃情報が非常に多いです。過去レコにも情報があり、赤谷山で検索すると昨年秋に猫又山直下にて熊に向かってこられた方がいらっしゃいます。 鈴はもちろん、笛を吹く等し、不用意な遭遇は避けたいところです。 私はそれこそピーヒャラ吹きまくりでした。 当日は土曜日にも関わらず、出会った登山者は1名のみ。途中に山小屋もありません。雪解け水・ブナクラの川を覗けばルート上に水場はありません。 誰も来なければ誰も助けてくれません。十分な装備が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
|
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共同装備 |
ツェルト 2
コンロ 1
ガスカートリッジ 1
コッヘル(鍋) 2
ファーストエイドキット 2
医薬品 2
トランシーバ(使用帯) 2
カメラ 2
|
感想
当日2週間前、地元の友人から入電。
「山行かんけ?(金沢弁)」
正直迷いました。どうも前回の越百山から内側側副靭帯の調子が悪く、その後の渓流釣りもあり、痛みを引きずったまま。
2週間様子を見、何とかなりそうと思い、靭帯をテーピングでサポートし、出発しました。
名古屋中心部から馬場島まで約4時間の道のり。1時到着。
途中雨が降ったり止んだりで、少々不安になりました。
仲間は朝到着予定。
とりあえずメールでもと思いましたが、馬場島電波ありませーん!
仕方なく発電所からしばらく下り、電波を掴み、メール。
馬場島へ戻り、買ってきたビールを一本空けるも眠れない。
さらに一本空けるも眠れない。
おそらく30分程度の仮眠で4時となり、準備をし、4時30分の友人到着を待ちました。今までで一番眠れてないです。
キャンプ場の炊事場で水汲んだり、なんだかんだして、駐車スペースへ。
馬場島の車所有者は、ほぼ全員「試練と憧れ」こと剱岳へ向かったようです。
駐車スペースの寂しいこと。
林道を歩き、取水堰堤前へ。
登山道らしき道はちゃんとありますが、最初から急登でなかなか手ごわいです。
山慣れしていないと筋肉プルプルになるでしょう。
北アルプスの大展望を拝みたい。それがこの山域を選んだ理由のひとつでしたが、残念ながら終始ガス、ガス、ガス…
雨が降らないだけましですけどね。
途中で剱岳のお姿を5分程度拝めただけで後はミストサウナの中を歩いているようでした。
藪を抜け急登が途切れると、お花畑あり、雪渓あり、池塘ありと、晴れてたらこりゃずいぶん気持ちが良いだろうなぁなどと思いながら歩きました。
実際ガスってても綺麗なので間違いないでしょう。
是非とも再訪したいです。
大猫山から猫又山のルートは2007年に有志の方々が開かれたようです。
あの某有名地図にもこのルートの記載はなく、ヤマケイ・アルペンガイドの「剱・立山連峰」には右周りの記載があります。
技術度4、体力度5の上級コースとのこと。
登りは今回も問題なく行けましたが、下りで膝がやられるのが怖く、いつもよりかなり慎重に下りました。
おかげで膝痛は翌日には持ち越さず、快調です。
筋力アップして長丁場の日帰りに対応した体にしたいところです。
マイナーなルートで急登、雪渓、川渡りと色んな要素が詰まっています。
人も殆どいない、静かな山です。
秋の紅葉シーズン、まったりとテント泊ってのも「おつ」ですね。
候補に入れておこうっと。
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