奥穂日帰り
- GPS
- 11:53
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,909m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
天候 | 薄曇り‐雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
重太郎新道の下山時に事故多発との標識を見かけた。十分に注意して下れば特に困難ではなかったが、用心に越したことはない。 |
写真
感想
前日の深夜、仕事がボチボチあったのと、どこに行くのか迷っていたため、12時少し前に就寝。奥穂を日帰りするためには、バスの始発が早く、気候も良い今しかないということに気が付き、一時間で起床して上高地を目指した。しかし、寝不足がたたったのか、岳沢小屋への登りで全くペースが上がらない。いつもの山行では感じることのない、軽い頭痛と息切れを感じる。しかも、これから行く先を望めば、ガスで釣り尾根も穂高の主稜線も全く見えない。山の空気を楽しみに来た、いつ引き返してもいいや、という気持ちで前へ進む。
岳沢小屋から先も相変わらずペースは上がらないが、重太郎新道の様子を見ようかと歩を進める。急な登りが連続して、鎖場も存在するが、地図上では実線で描かれる一般ルートなので、とりたてて困難さは感じない。紀美子平に到着した時に、前穂に登って下山するか、吊尾根の散歩気分のだめもとで奥穂に向かうか迷うが、登っているうちに調子の悪さをほとんど感じなくなってきたので、奥穂へと進む。上高地からの帰りのバスの関係上、どんなに遅くとも12時には折り返すこととする。吊尾根に入ってからは、ガスが出ていて景色は全く楽しめないが、適度な間隔で岩にペンキの白丸でルートが示されているので、道を見失うことはなかった。吊尾根も後半は比較的急で、いつになったら頂上に着くのか…と思いながら登るが、頂上近辺になると傾斜が緩やかになり、最後の最後は少し楽をさせてくれる。
ガスが出ていて山頂は展望ゼロなので、そそくさと下山を開始する。直後に二羽の雷鳥が姿を現す。天候不良時によく見かけるとはこの通り。景色は見えなかったが、雷鳥に会えて満足した。重太郎新道の下りで事故多発、との看板を上高地で見ているので、慎重に下る。雨で岩が濡れているので、なおさらである。実際にはそれほど危険や困難さは感じないが、用心に越したことはない。ただし、標高差1700mの登りのせいで足は疲れているので、下りのペースは今一つ上がらなかった。
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