鳥海山（湯の台駐車場〜雪渓〜外輪山・新山・七高山〜雪渓〜駐車場）百名山東北紀行��
aonuma1000
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,239m
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−6:56 河原宿−大雪渓・7:43雪渓横断・8:15小雪渓横断場所
−9:00伏拝岳 外輪分岐に合流 −9:11行者岳
−9:53鳥海山［新山］10:07−10:21御室小屋10:27
−10:43 七高山（三角点タッチ）10:45下山開始
−11:08 外輪分岐−12:40 河原宿12:45
−13:29 滝の小屋−13:43 湯の台駐車場 ゴール
| 天候 | ガスガス。晴れ間出現。曇り。小雨。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
湯の台第一・第二駐車場有。トイレ・休憩場所あり。 滝の小屋・河原宿にトイレあり。 大雪渓。小雪渓。天気良ければ心配なし。 それぞれの横断箇所にロープの目印あり。 その他道しるべ充実。 山行前後の温泉は、鳥海山荘が丁寧に対応してくださいました。 登山コース表もいただけます。 |
写真
拍手まずは鳥海山へ。残念ながら山頂は見えません、
感想
酒田は高尾山へ上った時にお世話になった、大学時代の友の嫁さんの故郷。
米問屋・おしん・・・。港周辺を歩いた後、鳥海山荘へ向かいます。
のんびりお風呂に入り、明日の準備をしたところ、う〜んガス欠が心配になり、
一度市街地に戻り出直しです。
家電店で大河ドラマを見て、食料とノンアルコールビールを購入して、湯の台駐車場へ向かいます。途中からガスが深く立ち込め、時速20km位でのんびり駐車場へ向かいます。
駐車場には3台ほど車がありますが、どなたも乗っている気配はなく静かなものです。
ちょっぴり寂しいけれど、おっさん一人だと恐いものはありません。？
ワンボックス車の車中泊1晩目。深夜には暴風雨・・・。車は揺れるは雨の音はするは
それでも疲れ切った体は睡魔の方が勝るようでしっかり眠れました。
5:00頃、熊谷ナンバーの車が到着。男性二人が濃い霧の中を登って行かれました。
こちらも、朝一でミニカップヌードルを作りおにぎりやパンを食べて出発です。
今日の天気予報は？？？もう少しいいはずなんだけど、ガスガスです。
滝の小屋までは石畳みたいな登りです。滑らないように注意。
滝の小屋到着。小屋の方が駐車場に泊るくらいならここまで来なよ！！！。
昨晩の雨で沢は危険だから左を迂回して薮こぎみたいなルートを進むよう言われました。
薮こぎに近いくらい枝や葉が当たりびしょびしょです。
すぐにレインウェアを出して着こみます。
しばらくすると右ルートと合流地点。ここからはジグザグに登りです。
視界は今一つですが、大きめの岩などの目標があります。
傾斜がゆるくなり、川のそばを歩くと河原宿が見えてきました。
トイレはここからしばらくありません。チングルマの群落がところ狭しと続いています。
すぐ先に雪渓が見え、ここから雪渓歩きスタートです。
大雪渓は左斜面？小雪渓は右斜面？？といわれたので、そう歩いたつもりですが・・・
5爪の軽アイゼンを装着して左端を歩き始めます。
一向にガスがとれず、アイゼンもおまわしくなく、左側の夏道を登りました。
ある程度行くと雪渓を横断するロープが見えてきます。
目指す方向は右ナナメ向こうで、しっかりアイゼンをつけ直します。
左右の紐の調整をしてバランスを保ち、いい感じに装着できました。
それでも、まだガスガス。
鳥海山は晴れた日に上り、海が見たかったので、躊躇しながら休憩をとっていると
東側がだいぶ明るくなってきて、上部が見え始めました。
よし、行こう。大雪渓を右方向に進みました。
続いて小雪渓を登り始めると、ご年配の方、三名がノ―アイゼンで降りてこられます。
小雪渓は右側と言われたのですが、この方々のコース取りを登っていき、
雪渓を横断するロープを見つけて渡ります。
アイゼンがあったほうがはるかに歩きやすいと思います。
雪渓が終わるとあざみ坂。
ここもなかなかの急坂です。コバイケイソウがそれは見事に咲いていました。
一本だけ、ハクサンシャクナゲの花も残り、だんだんと晴れていく青空を見てうれしくなりました。
更に振り返れば、酒田港＆日本海。遠くに明日登る予定の月山も見えました。
外輪コースに合流直前で、小学生の団体さんが下りてきます。
何かホッとする瞬間です。伏拝岳を過ぎ行者岳あたりになると御室小屋が見えてきます。
更にしばらく外輪コースを進むと、七高山・新山の分岐が有りました。
私は鳥海山山頂（新山）を先に登ろうと、分岐から新山方向に向かいました。
ここの下り。ザレ場なので結構崩れやすい感じがします注意して歩きましょう。
鎖とロープがありますがあまり信頼せずに歩いたほうがいい感じです。
一度下ると山頂に向かうと雪渓がありますがちょこっとだけあります。
岩に到達してからは結構な岩場が続きます。右に巻き込んでようやく新山山頂に到着。
山頂には2名の方がいてお互いに写真を撮り合いました。
しばらくすると2名の方が登ってこられます。
山頂は狭く、そうそう長居はできそうもないので、御室小屋へ向かいました。
途中チョウカイフマらしきもの、今までに見たことのない固有種を撮影。
チョウカイアザミもここの固有種らしいが、アザミはすぐに目立ちここへ来るまでに撮影済み。後で図鑑とにらめっこですね。
参拝を済ませ、1本100円の氷アイスと夫婦のお守りを購入して三角点のある方へ進みます。
山頂の広い七高山は結構にぎわっています。お目当ての三角点を見つけ、
三角点タッチを撮影して下山です。この辺りではガスが出たり、晴れたり不安定な感じ。
今日の天気予報は午後は雨ということなので、長居は禁物と思って下山とします。
外輪山を下るときには、のんびり花撮影をと思っているのですが天気が心配です。
下りの雪渓は軽アイゼンもききやすく、斜に坂を下っていきターンするという感じです。
緩斜面はそのまま下方へ直進でした。
視界が良かったので安心して河原宿まで進めました。
小雪渓から大雪渓の間では小学生連れの家族が登って行かれますし、
何やら、樹林地に入って何かを採っている方もおられました。
お花をたくさん撮って、のんびりしていたら河原宿直前で雨が降り始めます。
小屋前には登山道の草刈りをされている方がおられ、雨宿りです。
私は雨をしのぐために御手洗いでレインウェアに着替え再出発です。
草刈りのお礼を言い、川を左に見て斜面を下りはじめしばらく行くと、
湯の台の駐車場が遠くに見えました。更に進むと、滝の小屋も見えてきます。
近いようですが、意外に時間がかかります。
ご夫人の方が沢あたりを歩いていくので、
水も少なくなったのだろうと、沢コースを下ります。
途中、雪渓の上に滝が流れ落ちていました。
これが、滝の小屋の言われ何でしょうね。
小雨の中、駐車場へ到着し簡単に着替えを済ませ、
昨日同様、鳥海山荘へ行って温泉へ浸かってリフレッシュです。
マッサージを施し疲れをためないようにしておくことも必要ですね。
その後、酒田から鶴岡へ向かったらとんでもない豪雨でした。
鳥海山を振り返れれば、麓まで雲の中。急いで下山して正解でした。
明日は月山。出羽三山へ登り方は、羽黒山→月山→湯殿山。
鶴岡の郵便局でお金をおろしてから、羽黒山へ向かいます。
日帰り温泉を見つけておき、羽黒山神社の表参道から石段をひたすら登りました。
国宝の五重塔を見て一の坂・二の坂・三の坂・・・・なんだこの坂の連続は・・・。
どうにか山頂神社へ行くことができましたが、お札をもらえる雰囲気でもなく、
来た道を帰ります。
途中、学生さんの団体修験者とすれ違います。
異国の方が多く、最後尾の方はクタクタでなかなか進みません。
階段脇で待ちながら佇んでいたのですが、何か不思議な世界でした。
表参道に到着する時分んにはライトアップの催しが始まり、記念の絵葉書をいただきました。
お水をいただき、いろいろお話をさせていただき、
本日の〆である「やまぶし温泉」へ向かいます。
なんと400円と安いです。
のんびり浸かり、とんかつ定食をいただき、畳の休憩場所で9：20頃迄仮眠をとります。
その後、月山8合目駐車場まで上り、車中泊2日目。
続きは、月山のページへ。
＊今回のみちのく一人旅。百名山歩きの基になった話を追記しておきます。
大学を卒業して31年目。8月3日に仙台で同窓会が開かれ、そこへ参加することになりました。懐かしい仲間に逢えるかと思って勇んでいったのですが、同じ科の友人は一人もおらず、ちょっぴり残念でした。しかし、案内を送ってくれ迎えてくれた友と、何人かの面影ある仲間と会えた時間はとても貴重なものでした。
当日は早く到着したので仙台空港周辺、翌日は石巻を中心に被災地を訪ね、線香を手向けながら以前から暗唱していた般若心経を唱えてきました。
石巻は友の家があり、シャコエビや毛ガニ・親父さんの釣ってきたウナギをごちそうになった思い出があります。変わり果てた場所にたたずみながら、復興を掲げている売店で特産物を購入し、いろいろな話を聞かせていただきました。帰り際、信号待ちをしていたら今年5月以来の震度5強の地震に合いました。前日お世話になった先輩から電話がありすぐに内陸へ入るよう言われました。このような余震を何度となく経験しながら、過ごしていた方々の心労を感ずるばかりです。
ところで、大学を卒業し今の仕事について勤続30年が過ぎ、その節目に5日間のリフレッシュ休暇（年休扱い）をとるよう文書で指示が出ました。
それならば、これを機会に南東北の百名山のいくつかを登っておこうかと今回の山行となりました。
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tarancho さん
復興地ご訪問お疲れ様ですギャーテイギャーテイハラギャテイボジソワカ
4年も大学にいたのに勉強だけしていたようで、名山を登って無かったのですね。
第１登目の鳥海山は
次の山も楽しみにしてます。それにしても歩く時間が
ご無沙汰しております。
yumesouf様
昨日から久しぶりにパソコンに向かっています。
東北紀行中、モニターに向かうこともなく
ラジオで情報を入手する程度の生活でした。
タブレット、スマホ…端末、マンガ喫茶＆ネットカフェ
どれも縁の遠い存在です。
鳥海山とてもよかったです。
花は満開だし、雪渓はどこを通っても怒られないし。
人はまばらだし、天気にも恵まれ
そうですか、東北めぐりのきっかけね。
鳥海山はいい山ですよね。雪渓もあり、山頂の岩場は面白いし、花は豊かだし、
ちょっと小雨にあわれて残念でしたね。
小学生の団体登山ですか。ふるさとのやまですからね〜
ユメさんも岩木山登ったし、私ももう一度いかなくちゃ〜だな
月山よさそう、どれレコみよっと
hagure様。こちらにもコメいただいていたのですね。恐縮です。
アップした頃は、東北紀行を綴っていた見逃してしまいました。
白馬や、八ヶ岳の花で満足していましたが、
鳥海山の花は別各でした。
これほどまでに心打たれた山行はありません。
やはり、雪渓があり、豊富な水があると違いますね。
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