三峰山〜上ホロカメットク山
- GPS
- 08:01
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 993m
- 下り
- 988m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 8:01
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓あるけど、もう流石に凍らないっしょ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
曇り予報。
三峰山でゆっくりナキウサギを見ようと計画を立てた。
前日、望岳台に着くと、SCW予報通り雲が多い。夕日を見送って、再び夜行性のヨタカを探す。前回は樽前山でグダグダだったので、今回は対策を練ってきました。カメラとライトが一体化した、夜行性動物迷惑セット。これで探しながら撮れる、予定。
・・・重いわ。
イマイチ信用できない接続だからストラップで吊るすわけにもいかないし、安定感がなくて下にも置きにくい。常に手持ちの必要あり。これは改善の余地ありだな。
望岳台のヨタカはちょっと遠い。2羽で追いかけっこみたいに飛んでいるところが見られたけど、それだけだった。難しい。
空模様は改善傾向で、星が見えてきた。でも薄暮が終わるのが21時32分、月が出るのが21時42分。月齢的に暗いのは10分だけ。さらに曇り予報。この条件で誰が星撮るセットを持ってくるのよ。
ところが実際は「機材たくさん持ってくればよかった!」と後悔するほど月光で浮かび上がる稜線が美しく、空の色の変化が劇的で素晴らしい(タイムラプス動画でどうぞ)。空が月明かりで染まるタイミングを合わせるように風が弱くなり、それまで横に靡いていた噴煙が真っ直ぐ高く立ち上り、空を覆い尽くさんばかり。美しいが畏怖を感じる光景だった。
予定ではちょっとヨタカ探したら寝ようと思っていたが、思わず夜更かしをしてしまった。ちょっと遅めのスタートになってしまったが、夜明け前に凌雲閣に移動して、3時半に出発。天気が良い。SCW先生もあてにならんな。
登山道はほぼ夏道。まだ薄暗い安政火口から稜線を見上げる。上富良野岳分岐のあたりは一面雪渓で夏道よりも登りやすい。少しピンクのベールがかかった上富良野方面が美しい。右に富良野岳が望まれるが薄い雲がかかっているようだ。
長い階段を登りきると安政火口を見下ろす稜線。朝陽が当たり始めて風景の彩りが鮮やかに。エゾノツガザクラ、コメバツガザクラ、キバナシャクナゲなど高山植物が至る所で花を開き、ルリビタキやカヤクグリの囀りが心地よい。ここからもう一度雪渓を登り、山頂直下の荒々しい山肌を超えると上富良野岳。
先程仰ぎ見た稜線が眼下に広がる。快晴で澄んだ空気の向こうに富良野岳に続く登山道。同じ方向に夜中から登ったというトレイルランナー4名、超高速で視界から消えていった。鉄人か。鳥か。もう表現が思いつかない。
三峰山までは絶景の中の楽しいお散歩。花が多い。チングルマやイワヒゲジムカデイワウメ何でもアルヨー。三峰山本峰を過ぎればナキウサギ出没注意地帯。
しばらくはナキウサギ出ず。全くいない。まあでも、さわやかで心地良い気温、誰もいない山の中で朝ごはん食べてればそれだけでも良いか、と思う。ダラダラして1時間くらい、もう帰ろうかなと思った時にやっとナキウサギ出現。
このナキウサギくんはまだ若いようで、換毛中の成ナキと違って毛艶がいい。表情もあどけない感じ。今年生まれの子ナキだ。巣穴から出たり入ったり、遠くでなく他の個体の声に応えるようにピッと鳴いたり。たくさんの仕草を見せてくれた。
いつの間にか雲が多くなっていて、SCW先生のお告げによると昼前後はマズイはず。そろそろ引き返すことにする。戻る途中、目の前にカッコウがいた。至近距離でお尻を振っているカッコウ、地面のアリを採っているようで何度も降りては食べ、降りては食べを繰り返していた。
上富良野岳からすぐ下山しようと思っていた。のだけど、目の前にカミホロが出現。なんとなく足はカミホロへ。もうガスガスで、十勝岳方面は完全に見えなくなっていた。
時間も天気もマズイ感じになってきたので急ぎめで下山する。雪渓にハギマシコ。カヤクグリが近くに。ステキ。雲が厚くなってきた。ちょっと雷鳴ってる。ニゲロ
文章が長くなってしまったのでここまで読む方はあまりいないと思いますが、全部読んでくれた方には幸せが訪れることでありましょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する