大雪渓から白馬に,白馬大池から栂池へ。山小屋2泊で子連れ登山。


- GPS
- 14:24
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,862m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
2日目:白馬尻6:15 - 10:55白馬岳頂上宿舎12:15 - 12:45白馬山荘
3日目:白馬山荘7:45 - 11:35白馬大池12:45 - 15:25栂池自然公園
天候 | 8日 晴れ,9日 晴れ,10日 霧のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:栂池高原からアルピコ交通バスで長野駅,新幹線で東京へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓は例年に比べだいぶ小さくなっていたようです。大雪渓はアイゼンを使いましたが,小雪渓はなく,白馬乗鞍からのくだりの雪渓もアイゼンなしでいけました。大雪渓はクレパスが多数できていて,数回の迂回が必要でした。 |
写真
感想
昨年の北岳登山に続くharuhiの夏山登山は白馬岳に。takakiyo父ちゃんにとって学生時代からの念願だった山です。今年はnahoko母ちゃんも一緒に来ます。小学生や初心者にむちゃはさせられないので,山小屋二泊ののんびりコースで登ります。
白馬は先週まで悪天候が続いていたようですが,前日から天候が回復したようで,初日・二日目ともに天気に恵まれました。三日目は朝方ガスが出たのですが,昼前には晴天に。全体的に本当に天気はあたりの登山でした。
登山口までは,新宿からの高速バスで白馬八方へ。中央高速の渋滞で30分ほど遅延し,乗り継ぎ予定だったバスにはのれませんでした。仕方がないのでタクシーで猿倉へ。1時間強ほど登っただけで白馬尻小屋へ到着。初日は足慣らしといったかんじでした。
二日目から,大雪渓をはじめに本格登山の開始。雪渓は雨が続いてクレパスだらけになっていて,迂回ばかりが続きました。それでも涼しい風が吹き降ろす中,快適に登ることができました。昨日までいた東京の暑さにくらべると天国ようです。
雪上の数時間が終わると普通の登山。いちばんいいシーズンは過ぎているものの,それでも多くの花の中を登っていきます。相変わらずトボトボとしつついい感じのペースで登っていくharuhi。ほぼコースタイム通りに頂上宿舎につきました。
この山小屋もスタンプがたくさんあり,スタンプ集めが趣味のharuhiは大喜び。臨時郵便局の係の人を呼んでもらって,風景印まで押してもらえました。ばあちゃんや留守番のkoharuにも手紙を出します。
昼食を食べ終えたら白馬山荘へ。稜線にでると360度のすばらしい視界が広がります。山荘へは30分ほど。13時前にチェックインすることができました。時間も早く天気がいいので,部屋に荷物を置いて山頂へ往復します。
山頂からは南北にのびる稜線の全景や白馬村の市街地,日本海とすばらしい眺望。山頂の東側は鋭く切り立っていて,高所恐怖症気味のnahokoはびくびくしながら眺めてました。午後は白馬山荘にもどって休憩。親たちはビール。haruhiは談話室のマンガにかじりつくなどのんびりしました。
夕方から雲が出だして,夜中には本格的な雨になったようです。翌朝,takakiyoは日の出前に起きだして外に出てみたものの,霧が濃くてヘッドライトで照らしても視界が5mないような状態。日の出を見に行くのはあきらめ,再び布団に戻ってゆっくりとしました。朝食も遅めの6時頃にたべ,7時すぎまでスカイプラザで珈琲を飲みながらのんびりと晴れ待ちをしていたのですが,いっこうに天気が回復しません。
あきらめて7:45頃に出発することに。霧はいいのですが横風がとにかく強くて,haruhiは体温が奪われるのが心配です。気圧の関係かよく寝られなかったようで,若干元気もありません。そこで貼るカイロ+防寒具+レインウェアのフル装備に。
二回目の白馬岳山頂は一面の霧で何も見えず。昨日のうちに来ておいてよかった。
ところで,山頂で記念撮影をしている中学高校生の集団と引率の先生の声に聞き覚えが。声をかけてみると,去年の北岳でいっしょになった大阪の学校のワンダーフォーゲル部のひとたちでした。なんという偶然。来年もどこかで会ったりして。
強風と霧の中を三国境,小蓮華山と下っていきます。船越ノ頭が近づいてきた頃にようやく晴れてきました。気圧が上がってharuhiも急に元気に。足取りも軽く白馬大池に降りていきます。
白馬大池で昼ご飯を食べましたが,こんどは日差しが強すぎて,逆にすごい暑さでした。昨日の雪渓の涼しさが懐かしい。
大池を出発してから白馬乗鞍を超えて天狗原,栂池自然公園へ。岩場の多い道でしたが,下りなのでそれほど苦しまずにおりていきます。それより土曜とあって本当にたくさんの登ってくる人とすれ違いました。15時前に天狗原をくだったところですれ違ったカップルとかは,テントを持ってたんですが,日があるうちに大池のテン場にたどりつけるのか心配になりました。
栂池自然公園到着は予定より2時間くらいおそい15時半まえになりました。このまま東京に帰れないこともないんですが,下山後の楽しみ・お風呂の時間がとれません。ダメ元で栂池ヒュッテに聞いてみたところ空きがあると言うことで,そのまま泊まっていくことにしてしまいました。
風呂にも入り,おいしいご飯も食べ,夜は星見,朝は自然園を散策と,最高に気持ちよく締めくくることができました。
こんにちは
同じ日程ですが
私たちは栂池から入って猿倉に抜けました。
天気はちょっと荒れたりもしましたが
9日の日中はバッチリだったのでヨシですね。
お子さんにはいい体験でしたね。
お疲れです。
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