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Yamareco

記録ID: 3334830
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

7年越しの御嶽山(剣ヶ峰と摩利支天山)

2021年07月11日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
コロ助 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:14
距離
13.9km
登り
1,486m
下り
1,483m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
1:55
合計
9:13
距離 13.9km 登り 1,486m 下り 1,486m
6:57
7:01
15
9:32
10:01
7
10:08
6
10:18
15
10:49
10:50
12
11:02
15
11:17
7
11:24
11:25
14
11:39
11
11:50
12:15
2
12:24
12:27
0
12:27
5
12:42
12:46
12
12:58
12:59
1
13:00
13:03
3
13:06
13:07
3
13:16
19
13:35
7
13:46
7
13:53
37
14:30
14:43
32
15:34
15:37
14
天候 晴れ〜曇り〜雨
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
黒沢口六合目駐車場を利用。無料。御嶽に何度も登っている同行者曰く、この日はめちゃ空いてて普段はもっと混んでいて、路駐になることもあるそうです。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜女人堂:良く整備されていますが、ひたすら階段です。この日は雨で湿っており特に下りの足が疲れてきている時間帯は要注意でした。

女人堂〜覚明堂:女人堂の先で森林限界です。ガレ場が続きますが、割と歩きやすく感じました。石室山荘から覚明堂の間はルートが細くなるため、混んでいる時は渋滞必至だと思います・・

覚明堂〜剣ヶ峰:遮るものが何もないため、荒天時はウェアのレイヤリング等判断を求められます。寒そうだなと思ったら、覚明堂の岩のある所で着込んだほうが良いです。

二ノ池〜サイノ河原〜摩利支天乗越:天気が良ければ最高の景色だろうな、、、と悔しく思いました。有人小屋二つと、避難小屋が一つあるのでとても安心できます。ルートは明瞭ですが、岩場でも〇や×の白いマーキングがたくさんあり、ガスっててもとても見やすかったです。

摩利支天乗越〜摩利支天山:強いて言えば一番の難所でしょうか。難しい岩場などは皆無ですが、道が細く落ちるとまずい箇所がいくつかあるので、足元よく見て慎重に進めば問題無いと思います。
その他周辺情報 登山口脇に綺麗なトイレあり。
なお、登る際に検温と住所氏名の記載を求められます。
黒沢口六合目駐車場に停め登山スタート!
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黒沢口六合目駐車場に停め登山スタート!
しっとりとした雰囲気の森林を進んでいきます。
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しっとりとした雰囲気の森林を進んでいきます。
八海山支店を通過〜
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八海山支店を通過〜
行場山荘。
八ツの行者小屋で食べる餃子の話をしながら進む笑
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行場山荘。
八ツの行者小屋で食べる餃子の話をしながら進む笑
こういう、土壌が弱い所でも元気に生えているコメツガやトウヒを見るのは好きです♪
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こういう、土壌が弱い所でも元気に生えているコメツガやトウヒを見るのは好きです♪
空は曇天・・・
晴れて欲しいね〜
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空は曇天・・・
晴れて欲しいね〜
グリーンシャワーを浴びながら進む。
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グリーンシャワーを浴びながら進む。
イイ感じ!
地形図通り、2350m付近で少しずつハイマツや荒れ地が出てきました。
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地形図通り、2350m付近で少しずつハイマツや荒れ地が出てきました。
2472m地点、8合目の女人堂に到着。
ハム太郎!?
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2472m地点、8合目の女人堂に到着。
ハム太郎!?
剣ヶ峰方面を眺める。
このすぐ先にある三の池方面の登山道は残念ながら通行止め。
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剣ヶ峰方面を眺める。
このすぐ先にある三の池方面の登山道は残念ながら通行止め。
うーん、予報通り西側から雲が・・
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うーん、予報通り西側から雲が・・
コイワカガミ
唯一の雪渓歩き。
滑り止めは使用しませんでした。
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唯一の雪渓歩き。
滑り止めは使用しませんでした。
この辺りで完全に森林限界を迎えます。
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この辺りで完全に森林限界を迎えます。
右手に目をやると、覚明堂から北東に伸びる尾根。
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右手に目をやると、覚明堂から北東に伸びる尾根。
どんどんガスが・・
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どんどんガスが・・
下界は見えたり隠れたり
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下界は見えたり隠れたり
ガスを悔しそうに眺める・・
この付近、イワヒバリがたくさん鳴いてました。
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ガスを悔しそうに眺める・・
この付近、イワヒバリがたくさん鳴いてました。
石室山荘がだいぶ近くに。
地形図ではこの辺から急登。
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石室山荘がだいぶ近くに。
地形図ではこの辺から急登。
中を通らせて頂きますが、山荘内はたくさんのハイカーさんだったので、外で休憩しました。
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中を通らせて頂きますが、山荘内はたくさんのハイカーさんだったので、外で休憩しました。
覚明堂が見えてきた!
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覚明堂が見えてきた!
御嶽2240は滑りに行ったこと無かったんですよねぇ
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御嶽2240は滑りに行ったこと無かったんですよねぇ
鳥居。
覚明行者が祀られているそうです。
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鳥居。
覚明行者が祀られているそうです。
二ノ池分岐
ここを登りきれば剣ヶ峰🚶‍♀
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ここを登りきれば剣ヶ峰🚶‍♀
慰霊碑の隣に設置されたシェルター
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慰霊碑の隣に設置されたシェルター
剣ヶ峰登頂!
何故かカメラを“夜景モード”にしてしまい撮影したので変な画に…😰
ガスが抜けるのを少し待つことにし、寒いのでハードシェル着込みました。
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剣ヶ峰登頂!
何故かカメラを“夜景モード”にしてしまい撮影したので変な画に…😰
ガスが抜けるのを少し待つことにし、寒いのでハードシェル着込みました。
ガスの切れ目から一ノ池方面
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ガスの切れ目から一ノ池方面
剣ヶ峰のガスはなかなか取れそうにないので、摩利支天に向かうことに。
ここはニノ池。
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剣ヶ峰のガスはなかなか取れそうにないので、摩利支天に向かうことに。
ここはニノ池。
朝からヘリの音が響いていました。
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朝からヘリの音が響いていました。
小屋の荷揚げと荷下ろしを行っているようです。
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小屋の荷揚げと荷下ろしを行っているようです。
火山灰流入前の美しい姿を私は見ていないので、以前の姿は写真でしか知りません。
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火山灰流入前の美しい姿を私は見ていないので、以前の姿は写真でしか知りません。
ニノ池山荘(本館)
昨年は休業されてましたが、今年は6/26からOPENとのことです👍
ここでトイレをお借りしました。
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ニノ池山荘(本館)
昨年は休業されてましたが、今年は6/26からOPENとのことです👍
ここでトイレをお借りしました。
サイノ河原が見渡せます。
写真を撮ってらっしゃる方が数名。雷鳥かな?
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サイノ河原が見渡せます。
写真を撮ってらっしゃる方が数名。雷鳥かな?
雷鳥いない…😅
三ノ池がとっても綺麗!
以前歩いた ココの周回路は最高でした。
この近くの白竜避難小屋でランチ休憩しました🍜
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三ノ池がとっても綺麗!
以前歩いた ココの周回路は最高でした。
この近くの白竜避難小屋でランチ休憩しました🍜
摩利支天乗越付近まで来ると、赤茶けた溶岩!って感じの岩肌に。
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摩利支天乗越付近まで来ると、赤茶けた溶岩!って感じの岩肌に。
細い岩場を歩いて摩利支天登頂!
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細い岩場を歩いて摩利支天登頂!
一度 遠雷が聞こえた気がしたので、急ぎ足で避難小屋まで戻ります💨
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一度 遠雷が聞こえた気がしたので、急ぎ足で避難小屋まで戻ります💨
時折、雲がサッと取れて周囲の景色が見えるんですが、撮影しようとすると隠れちゃう。
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時折、雲がサッと取れて周囲の景色が見えるんですが、撮影しようとすると隠れちゃう。
摩利支天乗越は進路がちょっと分かりづらいので注意⚠
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摩利支天乗越は進路がちょっと分かりづらいので注意⚠
サイノ河原
周りが全く見えないこのガスの中、目の前の石積みを見ていると、ホントに名前の通りの雰囲気…
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サイノ河原
周りが全く見えないこのガスの中、目の前の石積みを見ていると、ホントに名前の通りの雰囲気…
二ノ池までは少し登り返し
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二ノ池までは少し登り返し
☔が降り出してきました。
二ノ池山荘の軒下をお借りして再度シェルを着込み、覚明堂へのショートカット路を進みます。
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☔が降り出してきました。
二ノ池山荘の軒下をお借りして再度シェルを着込み、覚明堂へのショートカット路を進みます。
岩の上にちょこんとイワヒバリ。
今回雷鳥だけでなく、大好きなホシガラスも見られなかったので残念😣
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岩の上にちょこんとイワヒバリ。
今回雷鳥だけでなく、大好きなホシガラスも見られなかったので残念😣
遠雷⚡が明確に聞こえ出してきたので、早足で下山します。
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遠雷⚡が明確に聞こえ出してきたので、早足で下山します。
麓は晴れてますね・・
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麓は晴れてますね・・
女人堂が近づいて来ました。
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女人堂が近づいて来ました。
全行程通して雪渓歩きはこれだけ⛄
じきに登山道上は解けるでしょうね。
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全行程通して雪渓歩きはこれだけ⛄
じきに登山道上は解けるでしょうね。
ひたすら階段を下ります。
濡れていてとってもスリッピー😱
1回ズルっといってしまいました。
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ひたすら階段を下ります。
濡れていてとってもスリッピー😱
1回ズルっといってしまいました。
無事下山!
お疲れ様でした👍
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無事下山!
お疲れ様でした👍

感想

7年前の噴火のあった日、私はこの山に登る予定だったのですが、前夜に会社関係の懇親が入ってしまい翌朝起きれずに断念…
結果あのような事が起こり、その後 継子岳や五ノ池周辺の北御嶽は登ったものの、剣ヶ峰やニノ池周辺は気分的に落ち込むこともあり避けてきました。
この日は当初、爺ヶ岳か白山別山を登る予定でしたが、どちらも天候イマイチ…😰
長野県中部は割と天候が安定していたので、八ツと御嶽で迷い、7年の月日を経て剣ヶ峰に行ってみよう!という気持ちになり登ってきました。
新緑の時期は自宅近隣の低山が多かったので、久々の3,000m峰にペースや呼吸を意識しつつ登りました。

自分の中で御嶽🏔の魅力と言えば、遠くから見てもすぐに分かる巨大な独立峰であることと、同じ山頂部でもかなり表情が違っている(荒々しい雰囲気の南側と、穏やかな雰囲気の北側)こと、あとは山岳信仰に根付いた道中の光景かな、と思ってるんですが、今日はその全てを見ることができ(三ノ池はホントに一瞬でしたが・・)満足でした。
天候や時間の関係もあって、摩利支天はピークハントのみで、ゆっくり見られなかったのですが、砂礫地にもたくさんの花々が咲いていてとても綺麗でした(例のごとく花の名前は全く分かりませんが・・)。
サイノ河原では周囲が完全に見えなくなるほどのガスになり、三途の川の手前ってこんな感じなのかな、とか考えながら歩きました。

まだまだ登っていないルートがたくさんあるので、今後も行ってみたいなと思いました。ここ数年で1番感慨に耽った山行でした。

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技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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