☁ガッスガス☁のイワオヌプリ→ニトヌプリ→チセヌプリ
- GPS
- 08:10
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:08
天候 | 霧雨時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神仙沼駐車場(無料)は50台くらい駐められそうです。今日は空いてましたが、土日は混みますので早めの到着をお勧めします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
イワオヌプリは活火山です。事前に火山情報を確認してください。 それとイワオヌプリ以外、登山道はドロドロ泥濘か岩場です。またチセヌプリの入り口すぐに、地べたに鉄の網がかかっています。スリップ転倒に気を付けてください。 |
その他周辺情報 | 温泉は五色温泉(800円)。とても気持ちの良い硫黄泉です。露天は登山道から丸見え(遠目ですが)なので、気になる方はご注意ください。 共和町の「麵屋じぇんとるめん」はこの界隈ではとても美味しいラーメン店です。なかなか出てこないので、時間に余裕のある方は行ってみてください。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
半袖シャツ
ドライナミックメッシュ
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
指だしグローブ
予備グローブ
帽子orヘルメット(アンダーキャップ)
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
サングラス
ザック
ザックカバー
ストック
カッパ(上下)
昼ご飯(おにぎり
パン)
行動食(チョコ・塩タブレット・月寒あんぱん)
飲料(3.5リットル)
椅子
高度計付腕時計
お守り
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
スマホ(GPS)
熊鈴
熊スプレー
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
JRO登録証
ココヘリ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫除けスプレー
虫刺され薬
マスク
ツェルト
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
日焼け止め
コムレケア
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感想
【お山紹介】
今回はイワオヌプリ(標高1,116m)、ニトヌプリ(標高1,080m)、チセヌプリ(標高1,134.2m)。ニセコ連峰の東側にあるピーク郡で、ぷち縦走を楽しめます。今回のように、大沼経由や神仙沼を経由する周回ルートも可能です。このようにニセコ連峰は登山ルートを組み合わせて楽しむことができます。
天気が悪かったせいか、数名しかすれ違わなかったですが、イワオヌプリは普段から多くの人が登りますね。チセヌプリはバックカントリーで冬に人気です。
【硫黄鉱山跡】
途中通過した硫黄鉱山跡についてちょっと調べてみました。開発自体は江戸時代から、本格的な採鉱は明治からのようです。三井財閥の力で発展したようですね。最盛期には200人近くが住んでいたようで、昭和12年に閉山しています。全く建物等が残っていないので、不思議な感じですね。
↓倶知安町HPより
https://www.town.kutchan.hokkaido.jp/culture-sports/kucchan-history/history-sangyoisan/
【山行】
先週のコラボ登山の後、イワオヌプリも登る計画でしたが、疲労(加齢)で断念。リベンジで行ってきました。ついでにニトヌプリ、チセヌプリも周回です。お腹の調子が悪く、道の駅へ戻るハプニングもありましたが、予定から1時間遅れで山行開始です。
最初は車道歩きで大谷地を目指す。霧雨が降り注ぎ、いきなりカッパを羽織る。
大谷地駐車場で登山届けを提出。投函式はいいですね。行先のチセヌプリは自分で追記しました。
大谷地ではハクサンチドリがお出迎え。ヒオウギアヤメ、アザミなどが次々に登場し、雨粒がまたいい感じ。雨の日はお花撮影会になりますよね〜。
木道が終わるとドロドロの登山道に。昨日から降ってるのか泥濘がひどい。この辺は傾斜が緩いのでまだいいが…
大沼が見える地点に到着すると少し雨脚が弱くなるもガスは抜けず、なんとか湖面をパシャリ。青空が欲しいな。
この辺りの登山道は木枝の張り出しがあり、またぐ、くぐるの繰り返し。ニセコはそんな登山道が多いです。
硫黄鉱山跡に着くと、異世界に来た感じ。掘削ズリの残骸かな。緑の少ない白い世界が広がります。雨水等で削られ、微妙なアップダウンになる。
ここを過ぎると徐々に傾斜が増して、やっと登山道らしくなる。ただ枝の張り出しや岩が出てきて歩きにくい。ここの通過が一番時間がかかったかも。
イワオヌプリの登山道に合流して噴火口に出ると、イワオヌプリど〜ん?は全くなく”真っ白けっけ”。ガスは仕方ないね。
いつものように時計回りで山頂を目指し、20分位かな、祝、イワオヌプリ登頂〜!山頂標識が作られたのですね。でもホントの山頂は東峰では?
東峰へは踏み跡ができてました。以前は大きな岩を伝って行ってましたが、ハイマツが踏み荒らされているのを見てちょっと悲しかったな。
ニトヌプリへは一旦標高を落とし、約200mの登り返しです。泥濘が多く、スリップに苦戦しながらも登り返して、祝、ニトヌプリ登頂〜!相変わらずのガスの中、ここで腹ごしらえ。筋子おにぎり、最近コンビニで扱ってくれるので、地味に嬉しい。
お腹いっぱいで次なるチセヌプリを目指すも、下りの泥濘のひどさに悪戦苦闘。ヘロヘロになって下りてチセヌプリ登山口で座り込む。こんなに泥濘が酷かったっけ?
しばしの休憩で、今回のラスボス、チセヌプリへ。いやぁ、景色がないからキツイキツイ。岩場も多く、足元がおぼつかない。蒸し暑さも増し、更にヘロヘロに。若者2名に追い抜かれ、老いを感じながらもなんとか登り切って、祝、チセヌプリ登頂〜!ここで貴重な補給、凍らせてきた最後のドリンクゼリーを飲み干す。「ふえ〜、生き返る〜!」。
下山は神仙沼を経由。エゾカンゾウ、チングルマ(綿)、ワタスゲ、ヒオウギアヤメ、お初のトキソウ、いやぁ、ここは天国か?もう少し早い時期がいいかもしれませんが、十分に満足。
あとは木道を淡々と進んで無事の下山となりました。お疲れ様でした〜。
先週からの連チャンニセコになりましたが、久しぶりにニセコを満喫。やっぱりニセコはいいよな〜✌。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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火山独特の、ザレた地面と丸っこい姿、
間にはお花畑と高層湿原と
変化あるコースですね。
繰り返されるアップダウンも
苦になりませんね。
かって鉱山があったこと、
そして80年以上経過すると
かなり自然に還っていることにも
驚きです。
komakiさん、こんばんは。コメントありがとうございます!!
ニセコは色々なコース取りができますので、変化を楽しむことができます。また、思った以上大きな山塊なので、歩きごたえはありますね
鉱山について、いつも気になってはいたのですが、調べたのは初めてでした。歴史を感じますよね。今後どのように自然に戻っていくのか気になるところではありますが、完全に戻るまでに自分が生きているとは思えないですね💦。
先日の幌尻岳での笹もそうですが、自然は人間が思っている以上に強いと感じます。人間の力はちっぽけですよね。
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