吾妻山(白布峠-西吾妻山ピストン) 〜雪がはぐくむ湿原


- GPS
- 07:56
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,096m
コースタイム
11:02 西大巓山頂
12:05 西吾妻避難小屋(昼食・休憩)
12:34 西吾妻山山頂
13:23 西大巓山頂
16:02 白布峠下山
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
前後泊 裏磐梯ホテル(福島県北塩原村) 白布峠登山口駐車場までレンタカー利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:不明(白布峠登山口) 登山道 全般に危険なコース無し ・白布峠−西大巓山頂 通行量が少ないためルートが夏草で分かりにくくなっている個所があります。 道標等は整備されており稜線伝いの一本道です。 ・西大巓山頂−西吾妻小屋−西吾妻山山頂 グランデコからのルートが合流し登山者が増えます。 展望が開け気持ちよい縦走路となります。 西吾妻山山頂直下に高層湿原が広がり木道を歩きます。 |
写真
感想
毎年夏恒例の家族旅行。
にわか歴女と化した妻の要望で今年は大河ドラマの舞台、福島県会津若松を訪ねます。
会津若松ねぇ〜
フッフッフ・・
これを逃す手はないっしょ。
2泊3日の中日を吾妻連峰西吾妻山。3日目に磐梯山を登ることにします。
8/16、前泊の裏磐梯の宿から車を走らせつづら折りの西吾妻スカイバレーの最高地点白布峠へ。
登山口は道を挟んで駐車場の反対側にあるはずだが明確な道標が無く夏草に覆われていて確信が持てないほど。約300mほど藪をかき分けようやく初めての道標が現れた。
白布峠から最初のピーク、矢筈山までは樹林の中をほとんど水平移動。
矢筈山からわずかに下り馬場谷地の湿地。ルートは幾筋かの小さな沢を渡ります。格好のクーリングポイントです
この先、西大顚に向けて高度を上げます。
樹林の中、日差しは遮られますが展望は望めず途中、累々とした巨岩のルートもありきつい道のりです。
傾斜が緩やかになり樹林帯から突然展望が開けると西大顚の山頂。
ここまで展望がなかった分、絶景に感じます。
盟友磐梯山や安達太良山も望むことが出来ました。
そして目指す山頂、西吾妻山が鞍部を隔ててたおやかに横たわっています。
西大顚から山頂へルートはザレ場に変わり滑りやすくなります。
稜線は風衝地なのか高木が無くササ原の中に高山植物が多く咲いています。
気分爽快な稜線ですが反面、夏場は日差しがじりじりと照りつけ今回のルート中、最もきつく感じました。
急登が終わると西吾妻小屋(無人避難小屋)到着です。周囲には高層湿原が広がっており木道も整備されています。残雪は全て消え失せ若干乾燥気味ですが地塘が点在し清々しい山上の楽園と言ったところ。
小屋で昼食と休憩をとります。
山頂へは湿原の木道を進みます。木道が終わりわずかに上ると西吾妻山山頂到着。
立派な山頂標はあるものの三角点の礎石もなく樹林の中で展望は全く楽しめません。う〜ん、がっかり山頂・・。
山頂で山好きのご夫妻とお会いしました。
2泊3日で安達太良山、今日は西吾妻山、明日磐梯山の予定だそうです。
「私たちも明日磐梯山に登りますのでまた会うかもしれませんね」
と話し別れました。
ピストン山行なので白布峠へ来た道を戻ります。
頭上には容赦なく夏の陽が照りつけグロッキー・・。
下山のペースも余り上がりません。
担いだ水をほぼ飲みきって登山口に無事下山。
東北のにっぽん百名山は3座目。
豊富な雪がはぐくむ緑豊かな稜線歩きをたっぷり1日楽しみました。
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