記録ID: 3349814
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
奥白根山〜前白根山〜五色山 * 梅雨明けて夏山へ *
2021年07月17日(土) [日帰り]
ピアソラ
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:28
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,139m
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| 天候 | ○ 天気 ： 快晴。 ○ 風速 ： 普通（5m/s程度）。 ○ 気温 ： 普通（15℃くらい）。 ○ 視程 ： 長め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・04:10 {自宅} - 06:50 菅沼登山口駐車場 ※高速利用：桜川筑西IC〜壬生IC、鹿沼IC〜清滝IC ※駐車場：1000円 ○ 復路（約159km） ・15:00 菅沼登山口駐車場 - 15:30 奥日光湯元温泉 ・16:10 奥日光湯元温泉 - 19:35 {自宅} ※高速利用：清滝IC〜鹿沼IC、壬生IC〜桜川筑西IC ※途中、食事・給油の時間を含む（40分） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 菅沼登山口から弥陀ヶ池を起点に、奥白根山、前白根山、五色山を周遊するコースです。 ○ 全体的にトレースは明朗で、道標、ベンチ等とても良く整備されています。 ○ 登山口から弥陀ヶ池までは見通しの効かない樹林帯歩きです。 なだらかな道と急な道が交互に続きます（1時間半ほど）。 ○ 弥陀ヶ池から奥白根山まではガレた急登です（標高差約300m）。 落石（自他ともに）に注意です。 ○ 奥白根山から五色沼避難小屋まではザレた急な下りです（標高差約300m）。 ○ 前白根山の直下は急なザレ場です。 ○ 前白根山から五色山までは登り返しがあります（標高差約70m）。 ○ 五色山から弥陀ヶ池までは細かなアップダウンを伴いながら緩やかに下ります。 ○ その他、特に危険を感じる場所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 菅沼登山口 ※コース中にトイレはありません。 (2) 登山ポスト �� 菅沼登山口駐車場 (3) 温泉施設 帰り道にある奥日光湯元温泉「おおるり山荘」の日帰り温泉を利用しました。 ※営業時間 ： 13:00 〜 17:00 ※料金 ： 500円／人 ※参考HP ： https://www.ohruri.com/yumoto_ohrurisansou |
写真
初めての菅沼登山口は7時の時点で既に車がぎっしりでした。半袖では肌寒いくらいの気温に高所へ来た実感を確かめつつスタートします。ちなみに、金精トンネル登山口のほうは既に満車のようでした。
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7/17 7:03
初めての菅沼登山口は7時の時点で既に車がぎっしりでした。半袖では肌寒いくらいの気温に高所へ来た実感を確かめつつスタートします。ちなみに、金精トンネル登山口のほうは既に満車のようでした。
序盤（初めの1時間半くらい）は見通しの効かない樹林帯を登っていきます。シラビソの馥郁たる香りと小鳥のさえずりに癒されます。そして、、、
8
7/17 8:09
序盤（初めの1時間半くらい）は見通しの効かない樹林帯を登っていきます。シラビソの馥郁たる香りと小鳥のさえずりに癒されます。そして、、、
おおおおっ！いきなり視界が開け、静謐な湖沼（弥陀ヶ池）越しに奥白根山（おくしらねさん：2578m）が物凄い迫力で聳えていました。
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7/17 8:24
おおおおっ！いきなり視界が開け、静謐な湖沼（弥陀ヶ池）越しに奥白根山（おくしらねさん：2578m）が物凄い迫力で聳えていました。
さすが百名山！なこの風格。山へ目を凝らすと、一筋の急な登山道を頂上へと詰めていくハイカーの列が見えます。
なんて贅沢な場所でしょう。岸辺には憩いの空間が広がっていました。しかもここ、花の楽園でもあるのです。
さぁ登るぞー、と意気込んだ矢先、花々に嬉しい足止めを食らってしまいました。
振り返ると絶景が広がってました。真ん中奥の双耳峰は燧ヶ岳（ひうちがたけ：2356m）、その右側の平らなのは会津駒ヶ岳（あいずこまがたけ：2133m）です。さらにその手前に鬼怒沼が見えています。
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7/17 8:51
振り返ると絶景が広がってました。真ん中奥の双耳峰は燧ヶ岳（ひうちがたけ：2356m）、その右側の平らなのは会津駒ヶ岳（あいずこまがたけ：2133m）です。さらにその手前に鬼怒沼が見えています。
急登にバテてきました。石を落とさないように気を付けて登ります。
さっきまで居た弥陀ヶ池がもうあんなに下に見えます。さらにその後方には、登山口のあった菅沼が見えています。
急登を登りきるとさらに展望が広がりました。男体山（なんたいさん：2484m）と中禅寺湖、そしてその向こうには雲海が広がっていました。
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7/17 9:31
急登を登りきるとさらに展望が広がりました。男体山（なんたいさん：2484m）と中禅寺湖、そしてその向こうには雲海が広がっていました。
この時季にしては珍しく富士山がくっきり見えています。手前には皇海山（すかいさん：2144m）や中倉山（なかくらやま：1530m）などの山並みが。
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7/17 9:39
この時季にしては珍しく富士山がくっきり見えています。手前には皇海山（すかいさん：2144m）や中倉山（なかくらやま：1530m）などの山並みが。
眼下に見えるコバルトブルーは五色沼です。前回登ったのは冬（雪山）だったので、このたびやっとこの綺麗な青が見られました。
山頂部はちょっと混雑。石を転がしながら登るような初心者も多くちょっと怖かったです。下山中にドクターヘリを見かけましたが、誰か怪我されたのかな・・・。
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7/17 10:07
山頂部はちょっと混雑。石を転がしながら登るような初心者も多くちょっと怖かったです。下山中にドクターヘリを見かけましたが、誰か怪我されたのかな・・・。
五色沼避難小屋へ下ります。草が生えていないところが火口跡かな。
冬道（直登ルート）と違って九十九折なので意外と傾斜はなだらかに感じました。ただ、何人か砂煙を挙げながら駆け下る方がいて恐怖でした。
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7/17 10:19
冬道（直登ルート）と違って九十九折なので意外と傾斜はなだらかに感じました。ただ、何人か砂煙を挙げながら駆け下る方がいて恐怖でした。
五色沼避難小屋に着きました。連日の激務の疲れのせいか、はたまた実質1ヶ月のブランクのせいか、この時点でかなりバテていました（僕が）。ちなみに、嫁はハツラツとしてます（笑）。
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7/17 10:43
五色沼避難小屋に着きました。連日の激務の疲れのせいか、はたまた実質1ヶ月のブランクのせいか、この時点でかなりバテていました（僕が）。ちなみに、嫁はハツラツとしてます（笑）。
外輪稜線への登り返し。途中鹿二頭に遭遇しましたが、写真を撮る余裕はありませんでした。
稜線に出ると再び絶景が広がりました。土が剥き出しのピークは次にめざす前白根山（まえしらねさん：2373m）です。
いましたっ！コマクサ（駒草）。ザレた斜面に健気に咲く高山植物の女王。
たわわです。例年7月上旬が見頃なので全体的に終盤でしたが、見られて良かったです。
元気を貰いました。ここのは、苺ミルクとも呼ばれる一般的なコマクサよりも色が濃く、ショッキングピンクでした。
反対側には、湯元の温泉街を取り囲むように日光連山が聳えています。なんという贅沢なひととき。
ここから望む奥白根と五色沼もまた格別。奥白根と外輪稜線の鞍部に赤い屋根（五色沼避難小屋）が見えています。
本当は金精山（こんせいさん：2244m）へ縦走して下山する予定でしたが、体力の消耗が著しいため弥陀ヶ池から下山することにしました。
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7/17 12:39
本当は金精山（こんせいさん：2244m）へ縦走して下山する予定でしたが、体力の消耗が著しいため弥陀ヶ池から下山することにしました。
ヤマオダマキ（山苧環）。疲労に加え、腰が悲鳴をあげており（←昨日ぎっくり腰をやってしまいました）、なんとも愛情のこもっていない写真になってしまいました。
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7/17 12:51
ヤマオダマキ（山苧環）。疲労に加え、腰が悲鳴をあげており（←昨日ぎっくり腰をやってしまいました）、なんとも愛情のこもっていない写真になってしまいました。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
|
|---|
感想
祝！梅雨明け！
今年の梅雨は土日に晴れ間が重ならなかったこともあり、気付けば、紫陽花を
愛でた二度のお散歩ハイクを除いて、実質的に約1ヶ月ぶりの山歩きでした。
そのブランクのせいか、激務による疲労のせいか、はたまた前日にやってし
まったぎっくり腰のせいか、久しぶりにかなりバテました（ちなみに、ほぼ
毎日走り込みを欠かさない嫁は終始ぴんぴんしてました、笑）。
とはいえ、雨を振り払った夏山はポジティブな光の粒子で満ち溢れていました。
見通しの効かない長い樹林帯歩き（勿論これはこれで魅力的ですが）の末、
突如として視界が開け、鏡の弥陀ヶ池に逆さの姿を映し圧倒的な存在感を放つ
奥白根山（おくしらねさん：2578m）を目にしたときは、心を打たれました。
その弥陀ヶ池を皮切りに、あとは眩い色彩のオンパレードでした。
夏の青空と草木の緑。
遠く浮かぶ雲海の白。
五色沼のコバルトブルー。
駒草のピンク。
眩しい！これは眩しすぎるっ！梅雨の鬱屈した気分が一気に解き放たれました。
オリンピック開幕を来週に控える中、僕らの夏本番もまた始まりました。
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車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
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車・バイク
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