田代山〜帝釈山〜台倉高山 やはり傾斜湿原は素晴らしい、そして展望のピークへ

2021年07月17日(土) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,580m
• 下り: 1,583m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 0:23
• 合計: 8:12

4:58 猿倉登山口（南）
5:57 5:57 小田代
6:22 6:24 田代山湿原
6:39 6:45 田代山
7:36 7:40 帝釈山
7:59 7:59 馬坂峠駐車場
9:35 9:40 台倉高山
10:55 10:55 馬坂峠駐車場
11:33 11:35 帝釈山
12:15 12:16 田代山
12:40 12:42 小田代
13:09 13:10 猿倉登山口（南）
13:10 ゴール地点

天候

文句なしの快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉登山口の駐車場を利用しました。トイレは300メートル程手前の駐車場にあります。
猿倉登山口までは11キロ程ダートを走る必要があります。（この部分、登りは50分ほどかかりました）

コース状況／危険箇所等

馬坂峠から台倉高山まで
登山道は明瞭ですが泥濘が多いです。葉が被さりトラップのようになっている場所もあるためご注意を。台倉高山まではアップダウンが多く、結構時間がかかります。

写真

7/17 4:59

猿倉登山口からスタート

7/17 5:26

針葉樹の森の中の道です。

7/17 5:48

雲海に浮かぶように見える高原山。

7/17 5:52

【小田代】ほわほわした毛のワタスゲがありました。

7/17 5:54

【小田代】

7/17 5:56

【小田代】

7/17 5:56

【小田代】田代山へはあと標高差で100メートル程登ります。

7/17 5:58

【小田代】チングルマは果穂になっていました。

7/17 6:01

奥日光の山々が勢揃い。

7/17 6:05

筑波山が雲の上に顔を出しています。

7/17 6:07

こんな道だと登りも楽しい。

7/17 6:14

ゴゼンタチバナは常に咲いていました。

7/17 6:15

【田代山湿原】風に揺れるワタスゲ。

7/17 6:16

【田代山湿原】湿原の散策開始、湿原内のルートは一方通行です。

7/17 6:20

【田代山湿原】トキソウではなくサワランかな。

7/17 6:20

【田代山湿原】正面は会津駒ヶ岳です。

7/17 6:21

【田代山湿原】広々とした湿原の景色は気持ち良い。

7/17 6:23

【田代山湿原】田代山の山頂標識があります。

7/17 6:25

【田代山湿原】タテヤマリンドウが見頃でした。

7/17 6:27

【田代山湿原】

7/17 6:28

【田代山湿原】翼を広げたようなトキソウ。

7/17 6:31

【田代山湿原】コバイケイソウ

7/17 6:36

【田代山湿原】早朝で空気が澄んでいます。

7/17 6:42

【田代山湿原】いい感じに揺れていたワタスゲ。

7/17 6:46

避難小屋の近くで少し休憩。

7/17 7:05

倒木の根がオブジェのようになっていた。

7/17 7:33

田代山とその向こうに那須の山々と高原山です。

7/17 7:37

【帝釈山】好展望のピークです。後ろに見えるのは会津駒ヶ岳です。

7/17 7:38

【帝釈山】奥日光の山々。

7/17 8:00

馬坂峠にはきれいなトイレがあります。（しかし、ここへ来るにも長いダートがある 栃木県側の林道は崩落により通行止め）

7/17 8:02

ギンリョウソウ

7/17 8:27

台倉高山へも針葉樹の森の中の道です。

7/17 8:49

【三段田代】田代山湿原より高い位置にある小さな湿原です。

7/17 8:52

【三段田代】

7/17 8:53

【三段田代】台倉高山への道程は以外と長いので、途中のよいアクセントになります。

7/17 9:24

奥日光の山々（女峰山から大真名子山・小真名子山、太郎山など）が近くなりました。

7/17 9:27

正面のとんがりが台倉高山です。

7/17 9:35

【台倉高山】トンボだらけの山頂でした。（しかし、煩い羽虫などがいなくて助かる）

7/17 9:36

【台倉高山】燧ヶ岳と、その後ろに平ヶ岳。トンボが映り込むなあ。

7/17 9:36

【台倉高山】中岳から越後駒ヶ岳、荒沢岳です。

7/17 9:36

【台倉高山】日光白根山がちょっとだけ顔を出す。

7/17 9:39

【台倉高山】歩いてきた稜線とその後ろに帝釈山です。

7/17 10:20

再び三段田代を通過。いい感じです。

7/17 11:33

【帝釈山】再びの帝釈山です。正面が台倉高山で、その左側に日光白根山。

7/17 11:33

【帝釈山】女峰山など少し雲が出てきました。

7/17 12:18

【田代山湿原】再び楽園の道へ。

7/17 12:18

【田代山湿原】空が広い。

7/17 12:22

【田代山湿原】コバイケイソウが湿原で一番たくさん咲いていた花です。（毒草ですが。。）

7/17 12:25

【田代山湿原】トキソウは写真に撮るのが難しい。

7/17 12:31

【田代山湿原】シロバナのハナニガナ

7/17 12:41

【小田代】これにて湿原とはさようなら。

7/17 12:42

【小田代】キンコウカが咲き始めていました。

7/17 13:10

猿倉登山口近くの沢で涼みました。

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-PL8 ボディ オリンパス

装備

備考

・飲み物は2.5リットル持ち1.5リットル消費
・田代山避難小屋近くで菓子パンを1つ、台倉高山で調理パンを1つ。

感想

youtaro

田代山と帝釈山はアプローチの悪さと（ダートもあるし）、どうしてもピストンの計画になることから長年置いたままでした。一気に梅雨明けとなり、快晴が約束された予報の中、比較的標高が高いことから暑さがおさえられるかな？ということもあり、踏ん切りつけて猿倉登山口へ向かいました。予想通り、ダート走行は大変でしたが、2時過ぎに駐車場に到着し、外へ出ると久しぶりの満天の星空ににんまりです。

結論が先になりますが、とっても楽しかった！
尾瀬で一番好きな場所は？と考えると、いずれも傾斜湿原になる横田代からアヤメ平、もしくは熊沢田代と頭に浮かぶ私ですから、田代山湿原の散策は、広々とした爽やかな景色にテンションは上がるけど、癒やしの効果からか気持ちは落ち着いているような、とてもここち良い感覚になります。特に早朝は湿原に誰もおらず、独り占めの状態はなんとも贅沢な時間でした。そして、帝釈山が好展望なことは認識していましたが、台倉高山も負けていませんでした。その山の位置から日光や尾瀬はすぐそばで、奥日光の山々から燧ヶ岳、会津駒ヶ岳までかなり近い位置感覚で眺めることが出来ます。たくさんのトンボ（ほんとに沢山で、写真には必ずトンボが写り込んでしまう。。）に囲まれて小さな虫に悩まされることなく休憩出来ることもポイント高いです。

ダートさえなければ季節を変えて出かけたいお山ですが、数年して運転の記憶が薄れてきた頃にまた。

コメント

風太郎

youtaroさん、おはようございます。

じつは栂海新道を歩く前にこのレコを読んでいまして、栂海新道の上部がここと少し似ているな〜と思いながら歩いていました。ここは僕好みなので是非歩いてみたいのですが、長いピストンが嫌なのでその回避方法が見つかるか次第ですね〜。
林道と多少の沢登りをミックスすると回避できそうな気がするのですが、なんにしても良い題材をいただきました。いつもいつもありがとうございます。

youtaro

Futaroさん、こんにちは。

ここの景色が個人的に一番近いと感じるのは尾瀬の横田代です（尾瀬で一番好きな場所の一つ）。
このような景色が好みであれば、7/22に歩いた谷地平湿原↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3370185.html
と2年前に吾妻連峰を縦走した時のコース↓をミックスする歩き方はおすすめです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1964410.html

2年前は火山活動の影響で浄土平から一切経山へ登ることが出来ず、変則的な
コースにしましたが、本来は浄土平から谷地平→東大巓→西吾妻山→家形山→一切経山→浄土平
と周回することを考えていたのです。この歩き方、体力が戻ってきたらまた
計画したいなあと思っています
東大巓から西吾妻山の間がピストンになることがFutaroさんとしてはNGかも
しれませんが、湿原が続き、好展望地も点在するいいコースだと思います。

田代山・帝釈山に話を戻すと、私も長いピストンになることを嫌って
長い間置いたままの山でした。馬坂峠からの林道を絡めての周回は
ほんの少し考えましたが、すぐに無理と諦めました。Futaroさんだと
違った結論が出るかもしれませんね

風太郎

これは中々面白いルートですね。二つとも見た覚えが有るのですが、拍手をし忘れていた様です。
横浜からだとさらに遠いのでその点が問題ですが、いつか是非行ってみたいと思います。
ところで東北のこの辺りは標高はそんなに高くありませんが暑くは無いのですか？ほぼ同じ時期に戸隠山に登った際、とにかく無風で蒸し暑くて水が足らなかったのですが、youtaroさんは持って行った水を余してますよね。

馬坂峠からの林道を絡めての周回は、僕も林道が有るな〜という程度しかチェックしていないのですが、かなり長そうなのでちゃんと距離を見積もらないと分かりません。もしやるなら林道部分を夜の内に歩く事になるのでしょうが。。。

youtaro

Futaroさん

暑さの件、先日の奥日光も同じですが、なるべく標高1500メートル以上で行動する
ようにするとだいぶ違うように感じています。戸隠山とはスタート地点で300メートル程
の違いですから計算上は2度も違わないですが。。蒸すという部分、東北は多少違うの
かもしれませんね。今の所、北アの炎天下の歩きより東北方面の2000メートル前後の
稜線の方が涼しい印象です。ここのところ午前中勝負の日が多く、暑くなる時間には曇り
がちになることも影響しているかもしれません。
後は計画する距離が違います 最近少し抑えめです（昔の体力がない。。 ）。