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Yamareco

記録ID: 335858
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

花と雷鳥の仙丈ヶ岳・岩の甲斐駒ヶ岳(北沢峠基点)

2013年08月16日(金) 〜 2013年08月18日(日)
 - 拍手
GPS
12:38
距離
17.9km
登り
2,379m
下り
2,385m

コースタイム

1日目
10:00 仙流荘バス停発
10:50 北沢峠バス停着
11:00 長衛小屋(テント幕営)
その後まったり
2日目
5:45 長衛小屋出発
5:50 北沢峠
5:55 登山口
〜藪沢新道
6:00 大平山荘
8:05 馬ノ背ヒュッテ(小休止)
8:45 仙丈小屋
9:15 仙丈ヶ岳山頂(休憩)
〜小仙丈尾根
10:15 仙丈小屋分岐
10:40 小仙丈ヶ岳
11:15 五合目(大滝頭)
11:30 三合目
11:45 二合目
12:00 北沢峠
12:10 長衛小屋到着
その後まったり
3日目
4:40 長衛小屋出発
5:00 仙水小屋
5:20 仙水池
5:30 仙水峠
6:30 駒津峰(小休止)
7:00 六方石
〜直登コース
7:30 甲斐駒ヶ岳山頂(休憩)
〜巻き道
8:30 六方石
9:00 駒津峰(小休止)
9:30 双児山
10:40 北沢峠
10:50 長衛小屋到着(テント撤収及び昼食)
12:45 北沢峠バス停発
13:35 仙流荘バス停着
天候 1日目 晴れのち夕方雷雨のち晴れ
2日目 晴れ
3日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
仙流荘に車を駐車し、北沢峠へ
(無料駐車場350台)
バスは1日4便の定期運行
片道1,100円+手荷物200円で往復2,600円です
コース状況/
危険箇所等
仙流荘バス停に登山ポストがあります。
(2枚綴りで、登山時に1枚目を提出、下山時に2枚目を提出)
【長衛小屋】
8月中旬に登山道や長衛小屋周辺で熊の目撃情報が多々あり。
小屋から注意してねと言われた。(夜間、食料品をテントの外に置かないようにと)
【仙丈ヶ岳】
藪沢新道の一部で崩壊箇所がありましたが、迂回路が整備されており、特に危険なところはありません。
【甲斐駒ヶ岳】
基本的に岩登りの感覚です。
所々、高低差のある岩場もあり、身長の低い方は大変かもしれません。
また、六方石からの直登ルートは殆ど岩登りの状況です。
初心者は巻き道をピストンした方が安心です。
駒津峰から山頂にかけては刃渡り的なところもあるので、十分注意してください。
それ以外は、特に危険な箇所はありません。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
いきなり鋸岳の登場
いきなり鋸岳の登場
鹿窓はよく分かりません
鹿窓はよく分かりません
北沢峠到着
テント場に向かいます
テント場に向かいます
甲斐駒ヶ岳の頂上が覗いていました
甲斐駒ヶ岳の頂上が覗いていました
竹沢長衛翁レリーフ
竹沢長衛翁レリーフ
長衛小屋(すごく綺麗)
長衛小屋(すごく綺麗)
テント場(広い)
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テント場(広い)
2日目、仙丈ヶ岳へ出発
2日目、仙丈ヶ岳へ出発
藪沢新道登山口
初めはこんな林を進みます
初めはこんな林を進みます
大きな岩が落ちそうでしたので、とりあえず1本の杖を入れておきました
大きな岩が落ちそうでしたので、とりあえず1本の杖を入れておきました
甲斐駒と摩利支天
甲斐駒と摩利支天
沢にはまだ雪渓
カラマツソウ
途中丸太橋も渡ります
途中丸太橋も渡ります
タカネグンナイフウロ
タカネグンナイフウロ
シナノオトギリ
マルバダケブキ
ヤマハハコ
センジュガンピ
タカネナデシコ
小さな滝
甲斐駒と摩利支天も大きくなってきた
甲斐駒と摩利支天も大きくなってきた
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
ハクサンフウロ
ハクサンイチゲも終わりに近い
ハクサンイチゲも終わりに近い
馬ノ背ヒュッテ
摩利支天の向こうに奥秩父
摩利支天の向こうに奥秩父
仙丈が見えてきた
仙丈が見えてきた
藪沢カールも見えてきた
藪沢カールも見えてきた
八ヶ岳も見えてきた
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八ヶ岳も見えてきた
北アルプス
藪沢カールの下に仙丈小屋も見えてきた
藪沢カールの下に仙丈小屋も見えてきた
もうちょっとで仙丈小屋
もうちょっとで仙丈小屋
こんなハイマツの間をぬっていく
こんなハイマツの間をぬっていく
奥に御嶽さん
中央アルプス木曽駒
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中央アルプス木曽駒
こっちは空木かな
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こっちは空木かな
奥に八ヶ岳連峰
北の蓼科山から主峰赤岳まで綺麗な稜線
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奥に八ヶ岳連峰
北の蓼科山から主峰赤岳まで綺麗な稜線
雷鳥の鳴き声が聞こえたと思ったら目の前に現れた
雷鳥の鳴き声が聞こえたと思ったら目の前に現れた
見難いですけどヒナもいました
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見難いですけどヒナもいました
親鳥がヒナを呼ぶ声がしきりに聞こえる
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親鳥がヒナを呼ぶ声がしきりに聞こえる
ヒナは全部で4羽いました
ヒナは全部で4羽いました
仙丈小屋の少し下の河原です
仙丈小屋の少し下の河原です
仙丈小屋の方に聞いたところ、この辺りによくいるそうです
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仙丈小屋の方に聞いたところ、この辺りによくいるそうです
仙丈小屋
八ヶ岳の稜線が綺麗です
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八ヶ岳の稜線が綺麗です
雄大な藪沢カール
雄大な藪沢カール
気持ちのいい道
尾根道を進んでいく
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尾根道を進んでいく
もう少しで山頂
着きました
北岳の向こうに富士山も登場
北岳の向こうに富士山も登場
北岳、間ノ岳と富士山のコラボ
北岳、間ノ岳と富士山のコラボ
鳳凰三山もすぐそこ
鳳凰三山もすぐそこ
仙塩尾根
古い標柱
とりあえず記念に
おっと、麦わら帽は外そう
とりあえず記念に
おっと、麦わら帽は外そう
オベリスクもよく分かる
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オベリスクもよく分かる
頂上から見た藪沢カール
頂上から見た藪沢カール
北岳と間ノ岳を結ぶ3,000m超の稜線
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北岳と間ノ岳を結ぶ3,000m超の稜線
大仙丈ヶ岳
小仙丈尾根
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
眺望を満喫し、下山に取り掛かります
眺望を満喫し、下山に取り掛かります
イワベンケイ
大仙丈沢カール
ミネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
オンダテ
甲斐駒が近い
小仙丈尾根を下ります
小仙丈尾根を下ります
小仙丈尾根からの仙丈ヶ岳
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小仙丈尾根からの仙丈ヶ岳
雪が積もったらよだれの出そうな斜面
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雪が積もったらよだれの出そうな斜面
小仙丈沢カール
仙丈小屋分岐
一部岩場もありましたが、危険ではありません
一部岩場もありましたが、危険ではありません
小仙丈ヶ岳到着
五合目(大滝頭)
五合目(大滝頭)
この木は鹿の顔に見えません?
この木は鹿の顔に見えません?
二合目からテント場への近道分岐
二合目からテント場への近道分岐
ショートカット道
ショートカット道
もう少し
この入口に水場もあります
この入口に水場もあります
北沢峠のちょっと下に到着
北沢峠のちょっと下に到着
帰ってきました
3日目は、甲斐駒へ出発
3日目は、甲斐駒へ出発
丸太橋を渡ります
丸太橋を渡ります
ここはロープもありました
ここはロープもありました
仙水小屋のテント場
仙水小屋のテント場
岩だらけの斜面
摩利さん
昨日登った仙丈
鳳凰三山
富士山は今日もご機嫌
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富士山は今日もご機嫌
影甲斐駒
駒津峰到着
手前からアサヨ峰、鳳凰三山、富士山
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手前からアサヨ峰、鳳凰三山、富士山
白峰三山
雲海も見事
駒津峰からの稜線
駒津峰からの稜線
山頂までの岩登り
山頂までの岩登り
でかいね
アオノツガザクラ
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アオノツガザクラ
何か名前のありそうな岩
何か名前のありそうな岩
鳳凰三山と富士山合体
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鳳凰三山と富士山合体
直登はきつかった尾根
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直登はきつかった尾根
昨日の仙丈をバックに
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昨日の仙丈をバックに
山頂の祠
これは八合目御来迎場かな
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これは八合目御来迎場かな
今日の富士山登っている人は多いんだろうな
今日の富士山登っている人は多いんだろうな
鋸岳への稜線(危険がいっぱい)
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鋸岳への稜線(危険がいっぱい)
古い標柱かな
さて下山といきますか
さて下山といきますか
摩利さん
人がいるね
摩利さん
人がいるね
駒津峰から双児山へ
2013年08月18日 09:08撮影 by  P706imyu, DoCoMo
8/18 9:08
駒津峰から双児山へ
双児山到着
2013年08月18日 09:35撮影 by  P706imyu, DoCoMo
8/18 9:35
双児山到着
ようやく北沢峠です
2013年08月18日 10:41撮影 by  P706imyu, DoCoMo
8/18 10:41
ようやく北沢峠です
帰ってきました
さて撤収しますか
2013年08月18日 10:51撮影 by  P706imyu, DoCoMo
8/18 10:51
帰ってきました
さて撤収しますか
峠にある長衛荘です
2013年08月18日 12:41撮影 by  P706imyu, DoCoMo
8/18 12:41
峠にある長衛荘です

感想

3連休がキープできたので、北沢峠を基点として仙丈、甲斐駒を計画しました。
【1日目】
初日は、バスで北沢峠まで行き、テント場でまったりする。
時間の流れがゆったりでいいね〜。
4時ごろになって夕立が1時間ほどあったが、その後今回の山行で雨が降ることはなかった。
【2日目】
朝の寒さは都会の灼熱とは無縁の寒さだ。
といったところで、まずは仙丈に出発。
早朝から登れるのはテント泊のおかげだね。
気持ちいいひんやりとした空気がうまい。
夏山も終盤ですが、色とりどりの花と、景色を眺めながら登る。
仙丈小屋手前の河原で聞き覚えのある「くぅ〜、くぅ〜」の鳴き声が聞こえたので、辺りを探すと目の前に雷鳥さんのお出迎えでした。
親が鳴いてるということは、どこかにヒナがいるはずなので、じっくり観察。
すると全部で4羽のヒナがおりました。
久し振りに見た雷鳥さんに和みました。
山頂からの眺めはすばらしい。
北アルプス、中央アルプス、北岳を主峰とした南アルプスの面々、富士山、鳳凰三山、奥秩父、八ヶ岳と数え切れないほどの山々が最高でした。
仙丈周辺のカールは本当に綺麗なボウル状ですね。
滑れるものなら一度滑ってみたい。
その後、小仙丈尾根から下山。
テント場に着いてまたもやまったりタイム。
【3日目】
本日は、甲斐駒さんへ出発。
今日は、帰路に着く日なので、テントの撤収を考え、昨日より1時間早く出発。
初めに仙水小屋を通過するが、ここのテント場も森の中に点々とこじんまりとしていいね。
静かに時を過ごすにはよさそうだ。
仙水池を通過して、仙水峠から駒津峰までの急な登りが続く。
駒津峰で小休止するが、本日も天気が良く、眺めは最高だ。
甲斐駒がそそり立ち岩場の稜線が圧倒する。
昨日に続いて富士山もご機嫌な姿を見せてくれる。
六方石からの直登は、ほとんど岩登りだ。
初級者は巻き道が安心です。
あっという間に山頂到着。
昨日の仙丈もたおやかな姿を見せてくれる。
360度の展望を満喫し、下山にとりかかる。
下りは、双児山から尾根に沿って下りて行く。
北沢峠まで下り、テント場に到着。
昼食を取り、テントを撤収して今回の山行も終わりだ。
13時に乗るつもりだったバスは、バス待ちの人が多く、通常より早い12時45分に臨時便で出て行った。
おかげでそのすぐ後の団体さんと同じバスに乗ることができ、12時50分に出発し、若干早く仙流荘まで戻ることができた。
途中車道ではたくさんのアサギマダラを見ることができました。
下山後は仙流荘の日帰り入浴で3日分の汗を流す。
天気にも恵まれ、満足のいく山行でした。

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