御嶽山(黒沢口-剣ヶ峰-五の池小屋泊-継子岳周遊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,145m
コースタイム
8:50飯森高原駅→(1:20)→10:20八合目女人堂→(1:25)→12:15九合目覚明堂12:45→(0:10)→黒沢十字路→(0:25)→13:45剣ヶ峰14:00→(0:50)→14:35ニノ池本館→(0:30)→15:15賽の河原避難所→→16:00五の池小屋
18:15夕食 18:38日の入り 19:00寝る
2日目
05:08 日の出 6:00 朝食
7:20五ノ池小屋→(0:35)→8:20継子岳8:30→(0:35)→9:35四の池→(0:40)→9:55三ノ池避難小屋・開田頂上→(1:20)→11:40八合目女人堂でお昼ごはんタイム12:30→(0:45)→13:20七合目覚明堂→(0:10)→13:40飯森高原駅
( )内はコースタイム
天候 | 16日:晴れのちくもり ロープウェイ25度 17日朝:晴れのち曇り 五ノ池小屋7時 13度 日差しが強く、遮るものがないので、暑かったです。 特に7〜8,9合目までは暑かった。日焼け止めは必須です。手袋してなかったら、手の甲が日焼けで真っ赤になりました。 朝夜は、風があり、ダウンを着ても寒かったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:14:05ロープウェイ口出発→14:20木曽温泉ホテル15:20→16:55中津川IC→(恵那SAで休憩)→20:00浜松西IC out(渋滞あり) ロープウェイ往復:2400円×0.9=2160円(モンベル割引) ロープウェイおよびロープウェイ口駐車場は、混雑特になし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
木曽温泉ホテル日帰り入浴:600円 宿泊:五ノ池小屋 1泊2食付き9,000円 五ノ池小屋は新しくて快適な山小屋でした。受入人数も予約制で決まっているようで、詰め込まれることもなく一人1つ布団がありました。(この日はまだ空きがありそうでした。) |
写真
感想
1日目
お盆休みまっただ中ということもあり、渋滞を心配していたが、スムーズにロープウェイ口まで到着。
8:50の段階で、駐車場にはたくさん空きあり。ロープウエイは9時からの営業でした。
一気に2100mの飯森駅まで行き、7合目から歩き始めるも、8合目手前で一人高山病に・・。とりあえずペースを落として進みます。
7〜8合目は、樹林内の木の階段道の登り道が果てしなく続き、視界がひらけ前方に剣ヶ峰の頂きが見えるころ8合目女人堂小屋のソバやラーメンののぼり旗が登場。。
8合目〜9合目は、矮小化したハイマツ林になり、足場も火山らしいスコリアのがれ場にかわります。前方にずっと9合目覚明小屋が見えるものの、山小屋手前で傾斜がきつくなり、なかなか近づけません。9合目小屋付近の岩場は、オンタデのお花畑が一面に広がっていて、ちょうど満開でした。
9合目小屋で味噌汁一杯400円を飲み休憩。
9合目から先は、完全に森林限界を超え、足場の悪い(ずるずると滑る)火山由来の軽石地帯が広がり、若干硫黄臭い匂いもします。右手にニノ池を見下ろしながら進み、山頂山荘を通り抜け、最後の階段が辛い・・。
山頂には御嶽神社があり御朱印をいただけます。(お守りなどもある)
山頂からお鉢巡りをしながらニノ池本館に下るルートの予定でしたが、時間が押しているため、登ってきた道を引き返し、ニノ池本館へ。本館裏から三ノ池方面は一面賽の河原が広がっていました。
ここを通過し、三ノ池乗越から摩利支天乗越側ルートの予定でしたが、三ノ池側を通るトラバースルートを選択。三ノ池乗越からしばらくは急な下りで足場も悪く、若干危険でしたが、無事通過し、五ノ池小屋到着。結果として、もう体力的にヘロヘロだったので摩利支天の登りルートを選択しなくて正解だったかなと五の池小屋から摩利支天を見上げて思いました。
五の池小屋は、黒沢口から剣ヶ峰のルート上にある小屋とは雰囲気が明らかに違い、モダンでシンプルかつ快適な山小屋でした。他の小屋は行者さんに昔から利用されてきた歴史と重厚感がある小屋でした。
布団も一人一つちゃんとあり、なんと枕元に充電コンセント口まであります。ご飯もとてもおいしかったです。ただしお布団はジメッとしているので、インナーを持ってくればよかったなぁと思いました。
夕飯後は併設のぱんだカフェの薪ストーブで手作りピザメニューが登場するらしいのですが、寝てしまったので見られず・・。その他、手作りスモークチーズもありました。
お土産グッツ的なものは、ピンバッチのみで手ぬぐいなどはありません。(ピンバッチは、剣ヶ峰のものと違い3067mと表記されていません。)
夕飯後、自分も遅ればせながら高山病な気がして気分が悪くなり、ロキソニンを服用して早々に就寝。
二日目
5:08日の出。雲ではっきりとは見えませんでしたが、雲海と、遠くに富士山や南アルプスらしきの山々が見えました。朝の気温は13度で、ソフトシェルにダウンを着ても風があって寒かったです。
朝ごはんは5:30〜と6:00〜の2交替制。7時にはほとんどの宿泊者が出発していきました。
2日目は継子岳・四の池を周遊し、下山。
朝の継子岳コースは人も少なく、見晴らしも最高でかなりおすすめコースです。
コマクサなどのお花は、もうほぼ終わりかけな状態でした。
継子岳からは、乗鞍や北アルプス・槍ヶ岳も一望できます。たぶん他の山も見えてたんですが、山の名前がわからず・・(^_^;)
継子岳2峰から四の池への下りは、ひざが悪い人にはちょっと辛そうな急斜面でした。
四の池からまた登り・・三ノ池の外輪の尾根に出て、三ノ池や摩利支天・剣ヶ峰を眺めながら尾根歩き。三ノ池避難小屋〜八合目までのトラバースコースは、数カ所崩落地を横切るポイントがあるのと、雪渓が2箇所あります。雪渓は1箇所は溶けていますが、もう1箇所は雪渓を横切る必要があります。ガスっていたため下を見えずに尻込みしましたが、足跡があり、さくさくとした雪で滑らないので、アイゼンがなくても渡れました。
このコースは危険との告知がありましたが、三ノ池から二の池本館経由で下山するルートに比べたら、遥かに楽だったと思います。ただし、崩落してきたら・・。とは思いますが、大丈夫でした。
今回は高山病に悩まされました。駐車場に前日到着して、前泊して朝から歩き出すのがよかったのかもしれません。
なんにしろ2000mまでアクセスできるようなロープウェイがある山は注意しようと思いました。
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