薬師岳
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- GPS
- 14:11
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 4:37
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 9:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されていて危険な箇所はありません。三角点までは樹林帯の登山道ですが樹林帯を抜けると灼熱の太陽。そこからは石道や木道が太郎平小屋まで続きます。小屋から15分程度で薬師沢のテント場に到着します。テント場からは沢沿いにしばらく登り雪渓が残る平場を過ぎるといよいよ稜線に出ます。ここからは黒部源流の山々、雲海と富山湾といった贅沢な眺めを楽しみながら歩いていくと薬師岳山荘に到着します。山荘からはいよいよ斜度もキツクなり息があがりますが、避難小屋を過ぎるとようやく山頂です。 |
その他周辺情報 | 水は太郎平小屋、薬師沢テント場は無料ですが、薬師岳山荘は有料です。 テント場の受付は12:00開始ですが、開始時点で平坦なよい場所はほぼ埋まり、3時ごろには満員御礼状態になりました。夕方来られた方は普段はテントを張らない場所になった方もいたようです。 |
写真
感想
梅雨明けの4連休、天気予報は4日とも晴れマーク。前から行きたかった薬師岳をターゲットにしました。今シーズン初山行で不安もありましたが、昨年はコロナで日帰りしかできなかったため2年ぶりのテント泊にトライすることにしました。それならばいっそのこと車中泊の装備や手順の点検も兼ね、前夜車中泊+テント泊に決定。
有峰林道東谷口から折立に入りそこで前泊し翌日は6時に登山口をスタート。最初から結構な急登でテン泊装備には堪えます。1時間半ほどで三角点に到着しますがここからは真夏の太陽が照り付け汗の吹き出しが止まりません。ここでサングラスを装着しようと思い出そうとしましたが…どこにもありません。ザックには入れたはずなので、朝出発のとき何かの拍子にザックのポケットからぽろっと落ちたのかもと諦め、帽子のツバを深くかぶり再出発しました。ここから太郎平までは整備された登山道ですが暑さとの戦いでした。
ようやく太郎平に着くとたまらず生ビールをゲット!高山植物のお花畑に癒されながらグイっと秒で飲み干し完了。薬師沢テント場は満員御礼で雷雨もあったので、登頂は翌日で正解でした。
翌日は4時過ぎに出発。テント場から1時間半足らずで薬師岳山荘、そこからそこそこの急登を朝日を浴びながら登りようやくの山頂です。
山頂は360度の大展望。剱、立山から後立山連峰、水晶、鷲羽、黒部五郎といった黒部源流の山々、そして槍、穂高連峰に乗鞍、御嶽、雲海に浮かぶ白山、これほどの絶景は久しぶりです。雲の平の台地を実際に見たのも初めてでいつかはという思いがますます強くなりました。山頂で2人組の女性が雲の平山荘に向かうと話しているのを聞き羨ましくなります。
軽く朝食を済ませて名残惜しいですが下山開始です。山頂往復は小型ザックで軽快でしたが、テントを撤収するとそれまで軽かった分、テント装備の重さが増したように感じ、太郎平までのほんのちょっとの道のりがとても堪えます。午前中でしたが早々に雲が沸いてきたので昨日のような雷雨を警戒し、トイレを済ませたら早々に山小屋を後にすることに。
山小屋からはひたすらの下りです。途中のベンチで暑さからか横になっている人を何人か見かけました。行きは標高が上がりだんだん気温は下がっていきますが、帰りは逆。折立の登山口に着くころには暑さと重さによる疲労で脚はガクガクです。ご褒美のコーラはこの世のものとは思えない美味しさでした。
車に着きドアを開けるとサングラスがお迎えしてくれ、ヤッパリでした。
北アルプスは長野側からは何度か登っていますが富山側からは初めてで、黒部源流の山々やいつかは行きたい雲の平を近くで見るのも初めてだったのでその絶景は圧巻でした。シーズン初でテント泊は疲れましたがお天気にも恵まれ最高の山行となりました。
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