【涼稜作戦】会津朝日岳【丙31.2】

2021年07月25日(日) [日帰り]

• GPS: 04:35
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,374m
• 下り: 1,401m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:32
• 合計: 4:32

6:19 赤倉沢登山口
7:10 7:11 三吉ミチギの水場
7:48 7:49 人見ノ松
8:04 8:05 叶の高手
8:27 8:27 熊ノ平
8:29 8:29 会津朝日岳避難小屋
8:40 8:40 バイウチの高手
9:00 9:24 会津朝日岳
9:38 9:38 小幽沢ノカッチ
9:39 9:39 バイウチの高手
9:48 9:48 会津朝日岳避難小屋
9:50 9:50 熊ノ平
10:13 10:18 叶の高手
10:29 10:29 人見ノ松
10:51 10:51 三吉ミチギの水場
10:51 会津朝日岳登山口

天候

当初は霧に覆われていたが、沢を越えた辺りから晴れ始め、以降、最後まで晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤倉沢登山口

コース状況／危険箇所等

赤倉沢の渡渉は難しくないが、その間の藪が濃い。特に下り時は注意。
沢を過ぎてからは何か所かロープの垂れている急登箇所あり。
また、山頂直下はロープや鎖の無い岩登り。滑ったりしないように。

写真

7/25 4:52

浅草岳六十里登山口の明け方の空。何十分も思い悩む。

7/25 5:36

より晴れ間を期待して会津に転進する。

7/25 6:18

向かった先は会津朝日岳。

7/25 6:19

7/25 6:19

簡易な橋を渡って入山する。

7/25 6:20

この形はトラノオ系だと最近覚えた。

7/25 6:23

7/25 6:23

結構雨が長引いたのか、葉っぱがとても濡れている。

7/25 6:28

道も濡れてグッチョグチョ。

7/25 6:30

7/25 6:32

沢沿いの道はとても藪が濃い。

7/25 6:34

せっかく転進したのに空は白い雲に覆われ、山の選定に失敗したかなと思いながら歩く。

7/25 6:38

ヤマアジサイ

7/25 6:40

残雪が土に覆われている。雪を食べると土の味がするのも納得。

7/25 6:42

微かな希望の間隙。

7/25 6:42

曇り空でこの藪は耐えられないからな。

7/25 6:51

沢が終わりに近づく。

7/25 6:56

7/25 6:59

曇天下ではとにかく花を楽しむ。

7/25 7:01

7/25 7:04

お、これはこの後期待できそう。

7/25 7:09

三吉ミチギの水場

7/25 7:18

水場を過ぎて傾斜が急になってくる。

7/25 7:22

無残やな、立派なキノコの傘に木の枝が心なくもぶっ刺してある。

7/25 7:31

ついに晴れた。完全に晴れた。

7/25 7:47

人見の松に到達する。

7/25 7:48

青空の下の雲海が凄い。

7/25 7:48

あんまり松という感じがしないな。

7/25 7:48

福島県側

7/25 7:49

岩登りが始まった。

7/25 7:51

青空は山のどの色にも合う。

7/25 7:56

花々の色も映えるようになった。

7/25 7:57

7/25 8:04

叶の高手

7/25 8:04

ピーク部のすぐ近くに尋常ならざる大木が鎮座ましましている。

7/25 8:07

別の大クロベの木。幹がとても太い。

7/25 8:08

山頂部が見えてきた。

7/25 8:16

それにしても不思議だ。稜線上は冷気に包まれていて、まったく暑くない。

7/25 8:24

泥濘箇所は慎重に通過する。

7/25 8:28

熊の平の上手にある避難小屋

7/25 8:39

バイウチの高手

7/25 8:41

7/25 8:44

会津朝日岳の稜線に上がる手前に最終先行者に追いつく。

7/25 8:48

雲海の雲が徐々に千切れてきている。

7/25 8:48

稜線手前は岩場の連続。

7/25 8:49

ニッコウキスゲ

7/25 8:51

バイケイソウの群生

7/25 8:53

稜線に乗って山頂の反対側は立入禁止。

7/25 8:53

上越県境は早くも雲が立ち上がっているようだが、晴れは晴れた。

7/25 8:56

山頂まであと僅か。

7/25 8:59

会津朝日岳到着。

7/25 9:00

会津朝日岳から尾瀬の至仏山

7/25 9:00

平ヶ岳と越後三山

7/25 9:01

浅草岳

7/25 9:01

守門岳上に止まる蜻蛉

7/25 9:01

平石山、矢筈岳

7/25 9:01

飯豊山

7/25 9:01

磐梯山は雲の向こう。

7/25 9:24

虫の羽音ってドローンの飛行音に似ているなあと思っていたら、本当にドローンを飛ばしていた。

7/25 9:28

7/25 9:30

下山開始。

7/25 9:49

熊の平

7/25 10:11

いつの間にか、浅草岳方面に大きな雲の塊ができていた。

7/25 10:20

会津朝日岳の稜線はまだ真っ青。山の選定に成功したことに安堵する。

7/25 10:21

こうして周囲を見渡してみると、会津朝日岳の上だけが晴れているように思える。

7/25 10:28

7/25 10:28

帰路の人見の松

7/25 10:31

また森の中に入っていく。

7/25 10:42

ほぅ、往路キノコにぶっ刺されていた木の枝が抜かれていた。心ある人がいたものだと思いつつ、自分が抜けば良かったと反省する。

7/25 10:56

三吉ミチギの水場で水分を補給して展望を見納める。

7/25 11:00

往路真っ白だった稜線は復路には真っ青になった。

7/25 11:01

沢に出る手前から藪に突入する。

7/25 11:07

帰路すれ違った男性から沢沿いでボトルを落としたと聞いたので、歩みを緩め、目を皿のようにして水辺を見渡す。

7/25 11:09

しかし、こんなに藪が茂っていると、沢や窪みに落ち込んだものを見つけるのは困難だ。

7/25 11:10

落とし物のボトルがなかなか見つからないので、かなり初期に落とした説、実は車の中に忘れている説が浮上してくる。

7/25 11:27

あ、あった！入山して2番目の橋の所に落ちていた。そんなに暑くなかったとは言え、落とした人は水分足りただろうか。

7/25 11:34

務めを果たして揚々登山口に帰還。落とし物のボトルは約束通り、登山ポスト前に安置した。

7/25 11:50

最後まで晴れて真にありがたし。

7/25 12:21

他の三名山もいずれ巡ってみることとしたい。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

narodniki

梅雨明け直後の晴天続きも、また、週末には雨曇りがちになってきてしまった。
この週末も天気が微妙で最後の最後まで山行地域を悩みに悩んだが、これで山行を放棄してしまったら、また天候面で長期ブランクができてしまうだろうと、新潟に晴れ間を期待して向かう。

前日の午後8時頃まで天気予報にかじりついた結果、当初の第一候補、平ヶ岳から浅草岳に目標を変更。次いで翌朝深い霧に包まれた登山口の状況に、元から最も晴れが期待されていた福島の会津朝日岳に転進する。
会津朝日岳は藪がすごくて朝露で濡れるという情報があったため、順位が低かったのだが、若干遅めに入山したこともあり、ずぶ濡れになるということも無く、また、登山開始時には浅草岳同様真っ白白すけの状態だったが、今回の候補だった三山の中では最もよく晴れるという最高の結果となった。
1500〜1600mの稜線では暑過ぎるのではないかという心配も、実際に歩いてみると風が無くても冷涼な空気に包まれ、真夏でも意外な快適さを得る。
私を迎え入れ、歓待してくれた会津朝日岳と会津の空に深く感謝である。
まことにありがたし。

【エピソード】
早朝、浅草岳の登山口にて先に泊まっていた車の男性が天気を尋ねに来た。
登山口ではインターネットが繋がらないので、早く着きすぎると天気予報を把握できなくなるのだ。（ラジオは聞けるが。）
いまだ霧の晴れやらぬ払暁、お互いに天気に不安な気持ちはあって、これからどうなりますかね〜といった話をする。
分厚い雲の向こうにチラチラと朱に染まる空が垣間見えることから、まあ9時から12時頃までは大丈夫でしょうと適当な結論に達し、男性は浅草岳登山へ向かった。
私は、というと、会津の方がより好天を見込めることを重視して浅草岳を辞去した。
山行中は浅草岳の方も概ね晴れで、浅草岳でも良かったかな？と思いはしたが、帰りに車で通過した時には本降りの雨となっていたので、所要時間によっては明暗が分かれたことになる。なお、件の男性の車はまだ駐車場に残っていた。