千畳敷駅〜木曽駒ヶ岳ピストン


- GPS
- 02:28
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 443m
- 下り
- 449m
コースタイム
13:07 乗越浄土
13:22 中岳
13:41 木曽駒ヶ岳(〜13:56)
14:17 中岳
14:27 乗越浄土
14:52 剣ヶ池
15:01 千畳敷駅着《終了》
歩行時間2時間13分
天候 | 晴れのち曇り 12時時点で駒ヶ根市は25.2℃、最高気温は15時の27.6℃ ただしかなり標高が高いところにいたので、10度台でしょう。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆千畳敷駅〜中岳 スタートは「遊歩道」扱いなのですが、そう歩きやすい道でもありません。 最初から石がゴロゴロしています。 途中から登山道に入ります。岩だらけの階段状の道です。 段差を消しながら歩かないと疲れます。 ◆中岳〜木曽駒ヶ岳 中岳からは一旦下り、木曽駒ヶ岳に登り返します。 相変わらず岩だらけの道ですが、傾斜はそうきつくありません。 山頂は結構広いです。 ◆下り 当初は完全にピストンのつもりでしたが、 うっかり遊歩道の分岐を突き抜けてしまい、剣ヶ池に行ってしまいました。 結果的にはいい景色を見ることができました。 池からは僅かに登り返すと駅に着きます。 【登山ポスト】 駅にあります。 【トイレ】 駅にあります。 【その他周辺情報】 売店、食堂が駅にあります。 |
写真
感想
とにかく素晴らしい景色でした。
自称「奥多摩フリーク」の私が突如木曽駒ヶ岳に行ったのは訳がありまして、
元々は「暑いなあ。どこか涼しいところはないのかね」
という要求に応えていろいろ探したのがきっかけでした。
そしたらロープウェイで2600mまで行けるところがあることが分かりました。
それが千畳敷カールだったわけです。
「これなら涼しいだろう。いいね」と思ったのもつかの間、
関連のホームページに登山マップがついているのを見つけました。
そもそもここが木曽駒ヶ岳であることは知らなかったのです。
そしてジッと見ていると、「どうも行けそうだ」と思い始めました。
何せ高低差が300mしかない。高山病にさえならなければ行けるだろうと。
これを決断したのが前日の昼間。その前の日には久々に奥多摩に行っていました。
足はまだ筋肉痛のピーク。どうなんだろうな?という気持ちもありましたが、
「300mなんだから行けるだろう」
という、非常にいいかげんな判断の下、準備を始めました。
あずさ号の指定席が取れたので、あとは登る準備をして行くだけです。
国分寺から立川へ、そこからあずさ号に乗り一路岡谷へ。
そこから1時間に1本しかない飯田線に乗って1時間ほどで駒ヶ根駅に到着。
さらにバスに乗って一気に急坂を上がり、ロープウェイ駅に行きます。
ここが1600m台でしたか。そこから1000m近くをロープウェイで上がるのです。
21日に箱根でロープウェイに乗りました。1週間で2回乗る人っているんですかね?
千畳敷駅を出てみると、一気に素晴らしい景色が目に飛び込んできました。
「うわあ…」
としか言いようがありません。こんなところがあるんですねぇ、日本に。
写真を撮っていたら登山のことを忘れるところでした(笑)
準備体操をしていると、やはりまだ足は痛くて重い。
遠くから道を見ると、かなり段差がありそうなのも分かりました。
そこで最初からストックを使うことにしました。
段差があるところはバランスを崩しやすいので、ストックが有効になります。
平日なので人は少なめのようなのですが、それでも私から言わせれば「多すぎる」。
すれ違いで待つのが面倒なのです。自分のペースで歩けませんし。
だいたい昼過ぎに来て木曽駒ヶ岳を目指すのがいけないのですが…
日帰りですから、まぁそれは仕方がありません。
遊歩道を過ぎると「八丁坂」があり、これはなかなか急登です。
ただ奥多摩で鍛えられていますから、何とかなります。
あとは標高が高いためか、息が上がるのが早い気がしました。
適当に“待ち時間”がありますので、息を入れることはできました。
乗越浄土から上はガスが出ており、景色がほとんど見えなかったのは残念です。
これはいつか空気が澄んでいる時に来て、と思いました。
道はずっと岩だらけの道で、歩きにくいのは確かです。
300mですから、あっさり山頂に着いてしまいました。
ガスで何も見えなかったのと、気温が低かったので15分程度で下山しました。
思ったより早く着いたので、もう少しゆっくりしたかった。
階段状の道というのは、うまく道を探せると下りは楽です。
特に靴がいいとですね、少々岩のとがったところに立っても大丈夫ですから。
やはり靴は大事ですね。私の靴は縦走用なので底は硬く、岩の上でも足が痛くなりません。
ですから「宝剣岳、行っちゃおうかなあ」と思ったのですが、やめました。
クサリ場などが好きではないのと、ちょっと時間が足りない可能性があったからです。
リスクを取れるだけの体力はないだろうと判断しました。
帰りはそのまま駅に戻るつもりでしたが、分岐を曲がり損ねて池に行きました。
ここからの眺めも良かったですよ。道を間違えて正解でした。
3時間のために10時間近く移動したのですが、いい経験になりました。
来年はアルプスをいろいろ歩いてみたいと思いました。
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