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Yamareco

記録ID: 3389023
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳 上りは猛暑、下りは雷雨の笠新道

2021年07月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:38
距離
14.8km
登り
1,837m
下り
1,850m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:33
休憩
1:05
合計
12:38
距離 14.8km 登り 1,855m 下り 1,850m
4:13
10
4:23
4:25
205
7:50
7:56
79
9:15
32
9:47
29
10:16
10:17
12
10:29
10:48
10
10:58
11:04
24
11:28
11:29
42
12:11
12:13
2
12:15
12:17
45
13:02
13:14
200
16:34
16:48
3
16:51
ゴール地点
わさび平小屋〜杓子平の所要時間は、
•上り 03時間37分
•下り 03時間20分
下りは土砂降りの雨と、ガクガクの膝、沈み切ったテンション、いろんな要因が重なる苦行の時間となった。感覚的には上りよりもはるかに長く感じられた。
天候 朝は快晴、午後は予報よりも2時間早い雷雨
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
200台以上は収容出来そうな大駐車場、4連休初日の午後は8割程度だったが、3日目の朝6時頃に出ようとすると満車で入場待ちの車がいた。
コース状況/
危険箇所等
前泊のわさび平小屋で国内屈指の急登と話題になっていた笠新道。上りは暑さと湿気、下りは立ち尽くしてしまいそうなな豪雨。岩も滑る、泥はもっと滑る。木の根も、鉄の梯子もツルツル滑る。
その他周辺情報 わさび味小屋、名物のきゅうりで缶ビールを飲んでみた。どちらもバラバラなら美味しいが、一緒になるとどうも相性がよくない。
過去に上高地から見上げて登ってみたいと思った焼岳。 体調と天候が許せば、明日登ってみたい。 山頂部は剥き出しの溶岩の固まりのように見えて、登れるルートはどこなのかと考えてしまう。 その後ろには優しい山容の乗鞍岳も泰然と控える。
過去に上高地から見上げて登ってみたいと思った焼岳。 体調と天候が許せば、明日登ってみたい。 山頂部は剥き出しの溶岩の固まりのように見えて、登れるルートはどこなのかと考えてしまう。 その後ろには優しい山容の乗鞍岳も泰然と控える。
槍ヶ岳から穂高連峰、何度も撮ったうちの一枚。 山では絶景に出逢ったら、躊躇なく記憶と記録に残したい。

下山時には同じ場所に立っても、ガスに覆われていたり、足元以外を見れない大雨になっていたりする。
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槍ヶ岳から穂高連峰、何度も撮ったうちの一枚。 山では絶景に出逢ったら、躊躇なく記憶と記録に残したい。

下山時には同じ場所に立っても、ガスに覆われていたり、足元以外を見れない大雨になっていたりする。
急登の笠新道だけど、青空をバックにした槍ヶ岳から穂高までの山々が時折り垣間見えて、険しさを忘れさせてくれる。
急登の笠新道だけど、青空をバックにした槍ヶ岳から穂高までの山々が時折り垣間見えて、険しさを忘れさせてくれる。
朝は天候に恵まれた。昨年の蝶槍からみた槍ヶ岳よりも先端の鋭さが控えめに感じられたが、小槍を従えセージグリーンのカール?を拡げるこの角度にも何度も立ち止まった。
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朝は天候に恵まれた。昨年の蝶槍からみた槍ヶ岳よりも先端の鋭さが控えめに感じられたが、小槍を従えセージグリーンのカール?を拡げるこの角度にも何度も立ち止まった。
杓子平に登り着いた途端に眼前に拡がる笠ヶ岳へと続く稜線。 感動的
杓子平に登り着いた途端に眼前に拡がる笠ヶ岳へと続く稜線。 感動的
彼方の笠ヶ岳ピークま、気持ちよく続く尾根道。 
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彼方の笠ヶ岳ピークま、気持ちよく続く尾根道。 
緩やかなカーブで遠く続く尾根道、その先の整った笠のピーク、更に背景の鮮やかな青のグラデーションが爽快な気持ちにさせてくれる。 これを見るために何時間も高速を走って、高温多湿な急登を超えた。
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緩やかなカーブで遠く続く尾根道、その先の整った笠のピーク、更に背景の鮮やかな青のグラデーションが爽快な気持ちにさせてくれる。 これを見るために何時間も高速を走って、高温多湿な急登を超えた。
雷鳥親子に遭遇。 居合わせたご夫婦の『こんなにいい天気なのに雷鳥に会えるなんて•••』という言葉が妙に印象に残った。 

この数時間後の下山中、予報よりも2時間早く降りだした雨は笠新道の急傾斜に差し掛かったところで土砂降りになった。
雷鳥親子に遭遇。 居合わせたご夫婦の『こんなにいい天気なのに雷鳥に会えるなんて•••』という言葉が妙に印象に残った。 

この数時間後の下山中、予報よりも2時間早く降りだした雨は笠新道の急傾斜に差し掛かったところで土砂降りになった。
朝は槍ヶ岳から大キレット、穂高連峰の山肌までくっきりと見えていた。 登頂する頃〔10時〕には雲が湧き出てきて個山の特定はできなくなっていた。 
朝は槍ヶ岳から大キレット、穂高連峰の山肌までくっきりと見えていた。 登頂する頃〔10時〕には雲が湧き出てきて個山の特定はできなくなっていた。 
前泊したわさび平小屋の名物?の冷水キュウリでビール。 下山後の喉カラカラ状態なら、成立し得るマリアージュかも知れない。 駐車場から1時間歩いただけでこの組み合わせだと、缶1本空けるのにビールの冷たさが失われるくらいの時間を要した。
前泊したわさび平小屋の名物?の冷水キュウリでビール。 下山後の喉カラカラ状態なら、成立し得るマリアージュかも知れない。 駐車場から1時間歩いただけでこの組み合わせだと、缶1本空けるのにビールの冷たさが失われるくらいの時間を要した。
二晩お世話になった『わさび平小屋』。入り口に設置された丸太をくり抜いた水槽に、山の湧き水で冷やされたキュウリやトマトが浮かんでいる。 気持ちも身体も不思議と癒される。
二晩お世話になった『わさび平小屋』。入り口に設置された丸太をくり抜いた水槽に、山の湧き水で冷やされたキュウリやトマトが浮かんでいる。 気持ちも身体も不思議と癒される。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ なし
備考 重くても水3.5リットル担ぎ上げてよかった。山小屋で500ミリ買い足しても、笠新道入り口に帰り着いた時には飲み干していた。 登山口の水場で500ミリガブ飲みしても、収まらないほどの渇き。

感想

大雨に打たれても、転んで擦りむいても、コロナやいろんなモヤモヤをスッキリとリセットしてもらえた山行だった。

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