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Yamareco

記録ID: 3410046
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【後立山】猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜栂池テン泊ヘロヘロ縦走

2021年08月01日(日) 〜 2021年08月02日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:39
距離
17.9km
登り
2,028m
下り
1,418m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:09
休憩
2:08
合計
7:17
6:39
53
7:32
7:32
3
7:35
7:38
138
9:56
10:12
18
10:30
10:39
58
11:37
13:03
9
13:12
13:26
30
2日目
山行
5:05
休憩
0:43
合計
5:48
5:47
5:57
13
6:10
6:23
25
6:48
6:48
40
7:28
7:28
38
8:06
8:06
35
8:41
8:59
28
9:27
9:28
44
10:12
10:12
12
10:24
10:25
50
11:15
天候 1日 曇り〜雷雨
2日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
危険箇所ナシ
新宿からアルピコ交通のさわやか信州号の深夜便。予約したのとは違う隣に人が来ない席を案内されました
2021年07月31日 22:56撮影 by  iPhone XR, Apple
7/31 22:56
新宿からアルピコ交通のさわやか信州号の深夜便。予約したのとは違う隣に人が来ない席を案内されました
白馬八方バスターミナルで猿倉行きのバスに乗り換え
2021年08月01日 05:43撮影 by  iPhone XR, Apple
8/1 5:43
白馬八方バスターミナルで猿倉行きのバスに乗り換え
猿倉荘に到着。こちらでモソモソと用意して
2021年08月01日 06:36撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 6:36
猿倉荘に到着。こちらでモソモソと用意して
いよいよスタートです
2021年08月01日 06:30撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 6:30
いよいよスタートです
しばし林道歩き
2021年08月01日 06:44撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 6:44
しばし林道歩き
鑓温泉方面の道は通行止め
2021年08月01日 06:52撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 6:52
鑓温泉方面の道は通行止め
しばらく林道を進みます
2021年08月01日 06:58撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 6:58
しばらく林道を進みます
やがてトレイルになると、前方に大雪渓が見えてきた?
2021年08月01日 07:27撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 7:27
やがてトレイルになると、前方に大雪渓が見えてきた?
スタートから1時間ほどで白馬尻に到着。小屋は休業中とのこと
2021年08月01日 07:37撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 7:37
スタートから1時間ほどで白馬尻に到着。小屋は休業中とのこと
休憩しつつ行く手を見ますと、大雪渓が待ち受けているもがわかります
2021年08月01日 07:55撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 7:55
休憩しつつ行く手を見ますと、大雪渓が待ち受けているもがわかります
いよいよ大雪渓に挑みます。装備は迷いましたが、チェーンスパイクにしました
2021年08月01日 08:06撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 8:06
いよいよ大雪渓に挑みます。装備は迷いましたが、チェーンスパイクにしました
急傾斜の雪の上を延々と歩きます。この写真は大雪渓に入って40分ほどのところ。中間くらいか?
2021年08月01日 08:46撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 8:46
急傾斜の雪の上を延々と歩きます。この写真は大雪渓に入って40分ほどのところ。中間くらいか?
青空が見えると、へたれハイカーの気分も上がります!
2021年08月01日 08:53撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
2
8/1 8:53
青空が見えると、へたれハイカーの気分も上がります!
前方に見えるのは、杓子岳でしょうか?
2021年08月01日 08:53撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 8:53
前方に見えるのは、杓子岳でしょうか?
70分ほどでなんとか大雪渓をクリア。ホッとしたと思いきや…
2021年08月01日 09:17撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 9:17
70分ほどでなんとか大雪渓をクリア。ホッとしたと思いきや…
ここからの方がもっとツラカッタ。この辺りは葱平というらしいですが、ガレの急傾斜で…シンドイ(T_T)
2021年08月01日 09:30撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 9:30
ここからの方がもっとツラカッタ。この辺りは葱平というらしいですが、ガレの急傾斜で…シンドイ(T_T)
この木橋の上の方に見えていたのが岩室跡だったもよう…急登に打ちのめされていたので、気が付かずスルーしてましたorz
2021年08月01日 09:45撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 9:45
この木橋の上の方に見えていたのが岩室跡だったもよう…急登に打ちのめされていたので、気が付かずスルーしてましたorz
急斜面がひたすら続きますので、すっかり息も絶え絶えです
2021年08月01日 09:57撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 9:57
急斜面がひたすら続きますので、すっかり息も絶え絶えです
崩壊防止なのかな? 工事箇所を通過
2021年08月01日 10:01撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 10:01
崩壊防止なのかな? 工事箇所を通過
このガレの急登がいつまで続くのか…へたれハイカーのアタイはすっかりションボリ(T_T)
2021年08月01日 10:17撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 10:17
このガレの急登がいつまで続くのか…へたれハイカーのアタイはすっかりションボリ(T_T)
しかもルート上を水がガンガン流れている( ゜д゜)
2021年08月01日 10:22撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 10:22
しかもルート上を水がガンガン流れている( ゜д゜)
今回は秋道ができていたんで、小雪渓のトラバースはなし…とかいって、後でわかったことですが(^^;)
2021年08月01日 10:25撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 10:25
今回は秋道ができていたんで、小雪渓のトラバースはなし…とかいって、後でわかったことですが(^^;)
どうにかこうにか避難小屋を通過。ここまでスタートから約4時間
2021年08月01日 10:35撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 10:35
どうにかこうにか避難小屋を通過。ここまでスタートから約4時間
杓子岳とその手前のとんがっているのは天狗菱ですかね?
2021年08月01日 10:47撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 10:47
杓子岳とその手前のとんがっているのは天狗菱ですかね?
さらに続く急登にますますションボリとなったころに…オロ? もしかしてあの建物は頂上宿舎?
2021年08月01日 10:48撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 10:48
さらに続く急登にますますションボリとなったころに…オロ? もしかしてあの建物は頂上宿舎?
しかし頂上宿舎が見えてからがまたツラカッタ(T_T) 
周囲はお花畑というのどかな名前ですが、さらなる急傾斜に脚がなかなか進まない
2021年08月01日 11:01撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/1 11:01
しかし頂上宿舎が見えてからがまたツラカッタ(T_T) 
周囲はお花畑というのどかな名前ですが、さらなる急傾斜に脚がなかなか進まない
そんなこんなで、なんとか本日の宿泊先である頂上宿舎に到着
2021年08月01日 11:38撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 11:38
そんなこんなで、なんとか本日の宿泊先である頂上宿舎に到着
テン場は予約制。まったく混んでいませんでした
2021年08月01日 13:07撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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8/1 13:07
テン場は予約制。まったく混んでいませんでした
テントを設営し、食事をしたのち、アタックザックを背負って杓子岳方面に向かいますが…
2021年08月01日 13:09撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 13:09
テントを設営し、食事をしたのち、アタックザックを背負って杓子岳方面に向かいますが…
雷雨に見舞われて、慌ててテン場に引き返します。引き返す途中で見た雷鳥。画面中央あたりのシルエットがわかりますかね?
2021年08月01日 13:20撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/1 13:20
雷雨に見舞われて、慌ててテン場に引き返します。引き返す途中で見た雷鳥。画面中央あたりのシルエットがわかりますかね?
雷雨が通り過ぎてから丸山まで行ってみますと、行けなかった杓子岳と白馬鑓が見えてました。いずれ行きたいですね
2021年08月01日 17:46撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/1 17:46
雷雨が通り過ぎてから丸山まで行ってみますと、行けなかった杓子岳と白馬鑓が見えてました。いずれ行きたいですね
そして…おぉ、これはラスボスの剱岳さんではありませんか(゜Д゜)
2021年08月01日 17:46撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/1 17:46
そして…おぉ、これはラスボスの剱岳さんではありませんか(゜Д゜)
旭岳もかなりの存在感があります
2021年08月01日 17:47撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/1 17:47
旭岳もかなりの存在感があります
白馬岳も見えていました。明日の朝に登頂予定
2021年08月01日 17:47撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/1 17:47
白馬岳も見えていました。明日の朝に登頂予定
そして翌朝。白馬岳に向かいます
2021年08月02日 05:38撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 5:38
そして翌朝。白馬岳に向かいます
白馬山荘までの道はかなりの急勾配でした。のっけからシンドイのぉ(〃ω〃)
2021年08月02日 05:46撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 5:46
白馬山荘までの道はかなりの急勾配でした。のっけからシンドイのぉ(〃ω〃)
白馬山荘到着
2021年08月02日 06:00撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 6:00
白馬山荘到着
山頂までは急勾配が続きます
2021年08月02日 06:02撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 6:02
山頂までは急勾配が続きます
山荘から15分ほどで山頂に到着しました
2021年08月02日 06:17撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/2 6:17
山荘から15分ほどで山頂に到着しました
山頂はけっこうな密状態。まぁ、アタシもその原因のひとりなんですけどね(´・ω・`)
2021年08月02日 06:18撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 6:18
山頂はけっこうな密状態。まぁ、アタシもその原因のひとりなんですけどね(´・ω・`)
雲が多かったけど、眺望はよかった。杓子岳、白馬鑓の向こうは鹿島槍かしら? そしてさらに奥には槍ヶ岳もそのトンガった姿を見せてくれました
2021年08月02日 06:15撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/2 6:15
雲が多かったけど、眺望はよかった。杓子岳、白馬鑓の向こうは鹿島槍かしら? そしてさらに奥には槍ヶ岳もそのトンガった姿を見せてくれました
立山方面にはラスボスの剱岳が圧倒的な存在感を見せつけておりました。写真ではわかりづらいですが、奥の方には白山も見えていた気がする
2021年08月02日 06:15撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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8/2 6:15
立山方面にはラスボスの剱岳が圧倒的な存在感を見せつけておりました。写真ではわかりづらいですが、奥の方には白山も見えていた気がする
写真を撮ったときはこれから進む先だと思ってましたが、雪倉岳や朝日岳方面の眺めですね
2021年08月02日 06:19撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 6:19
写真を撮ったときはこれから進む先だと思ってましたが、雪倉岳や朝日岳方面の眺めですね
雲間から見えていたのは南アルプスっぽいですが、どうだろう…
2021年08月02日 06:26撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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8/2 6:26
雲間から見えていたのは南アルプスっぽいですが、どうだろう…
この辺りが馬ノ背だったのかなぁ
2021年08月02日 06:39撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 6:39
この辺りが馬ノ背だったのかなぁ
三国境を通過します
2021年08月02日 06:52撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 6:52
三国境を通過します
振り返って白馬岳
2021年08月02日 06:52撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 6:52
振り返って白馬岳
雪倉岳に向かう稜線。こちらもなかなか気持ちよさそうですね
2021年08月02日 06:52撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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8/2 6:52
雪倉岳に向かう稜線。こちらもなかなか気持ちよさそうですね
いくつかのニセピークに惑わされましたが、小蓮華岳の山頂が見えてきました
2021年08月02日 07:20撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 7:20
いくつかのニセピークに惑わされましたが、小蓮華岳の山頂が見えてきました
小蓮華岳山頂に到着
2021年08月02日 07:27撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 7:27
小蓮華岳山頂に到着
さらに進みますと、白馬大池が見えてきた
2021年08月02日 07:41撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/2 7:41
さらに進みますと、白馬大池が見えてきた
しかし待ち受けていたのは船越ノ頭への登り返しでした(-_-)
2021年08月02日 08:02撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/2 8:02
しかし待ち受けていたのは船越ノ頭への登り返しでした(-_-)
ヨレヨレと船越ノ頭に到着。ここでしばし休憩
2021年08月02日 08:07撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 8:07
ヨレヨレと船越ノ頭に到着。ここでしばし休憩
振り返ると白馬岳からの道のりがよく見えてました。よく歩いてきたもんだ(*^_^*)
2021年08月02日 08:11撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
1
8/2 8:11
振り返ると白馬岳からの道のりがよく見えてました。よく歩いてきたもんだ(*^_^*)
白馬大池に向かって下って行きます。この辺りが雷鳥坂ですかね。?
2021年08月02日 08:17撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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8/2 8:17
白馬大池に向かって下って行きます。この辺りが雷鳥坂ですかね。?
白馬大池と白馬大池山荘が間近に
2021年08月02日 08:36撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 8:36
白馬大池と白馬大池山荘が間近に
山荘をあとにして湖岸のゴーロ帯と進みます
2021年08月02日 09:10撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 9:10
山荘をあとにして湖岸のゴーロ帯と進みます
湖岸から離れてもゴーロ帯が続きます。ここもシンドイ(>_<)
2021年08月02日 09:19撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 9:19
湖岸から離れてもゴーロ帯が続きます。ここもシンドイ(>_<)
ケルンと山頂標識がある場所に到着
2021年08月02日 09:31撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 9:31
ケルンと山頂標識がある場所に到着
しかし、その先も上りとなっていました。後で知ったのですが、ケルンは山頂とは違う場所にあるもよう
2021年08月02日 09:37撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 9:37
しかし、その先も上りとなっていました。後で知ったのですが、ケルンは山頂とは違う場所にあるもよう
雷鳥に遭遇
2021年08月02日 09:37撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/2 9:37
雷鳥に遭遇
雪渓もありました
2021年08月02日 09:44撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 9:44
雪渓もありました
そして延々と続くゴーロ帯。だだでさえ下りの苦手なへたれハイカーはヘロンヘロンです(T_T)
2021年08月02日 09:48撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 9:48
そして延々と続くゴーロ帯。だだでさえ下りの苦手なへたれハイカーはヘロンヘロンです(T_T)
涙目でゴーロ帯をクリアすると天狗原に到着。木道がヘロヘロの脚になんとやさしいことか(^_^;)
2021年08月02日 10:16撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 10:16
涙目でゴーロ帯をクリアすると天狗原に到着。木道がヘロヘロの脚になんとやさしいことか(^_^;)
天狗原を過ぎると、道は窪地のような感じになりました。ゴーロ帯に比べるとマシでしたが、それでもこういう路面は苦手です
2021年08月02日 10:34撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 10:34
天狗原を過ぎると、道は窪地のような感じになりました。ゴーロ帯に比べるとマシでしたが、それでもこういう路面は苦手です
すっかりヘロヘロになりましたが、なんとかゴールの栂池に到着
2021年08月02日 12:05撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
8/2 12:05
すっかりヘロヘロになりましたが、なんとかゴールの栂池に到着
無事にゴールを迎えられたことを祝して、栂池ヒュッテのベンチでひとりで乾杯
2021年08月02日 11:37撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/2 11:37
無事にゴールを迎えられたことを祝して、栂池ヒュッテのベンチでひとりで乾杯

感想

えーと、白馬岳に行ってきました。

猿倉をスタートして、白馬頂上宿舎でテン泊、翌日は白馬大池に向かい、栂池でゴールという今回のルートは、かれこれ数年前に計画してたのに、なんやかんやと機会に恵まれずに延び延びになっていたものです。
今回だってアタシの住んでいるエリアには緊急事態宣言が出ていますので、かなり気が引けましたが…。

新宿からさわやか信州号の深夜便で白馬に向かいます。
バスを予約した際には隣の席は埋まっていませんでしたが、乗り込んでみるとお隣に人がいました。しかし、出発直前にバスのスタッフに「ソーシャルディスタンズなので」と、隣に人がいない席への移動を求められました。「これは僥倖」と指定された席に移動したところ、トイレの脇で、しかもオットマンがない席でした(-_-)

翌朝八方バスターミナルで猿倉行きのバスに乗り換え。
チケットは乗る前にインフォメーションセンターで購入できました。

猿倉山荘からスタートです。
しばらく車道のような林道やよく整備されたトレイルを進み、1時間ほどで白馬尻に到着。小屋は休業中で建物もナシ。水場もどうなっていたのか不明。
で、いよいよ大雪渓に挑みます。
事前にレコを見て、足下はチェーンスパイクにしました(参照させていただいた皆様ありがとうございます)。

大雪渓は思ったいとおり、見上げるような急勾配でした(||゜Д゜)

これくらいの勾配だと、ふつーはスイッチバックで道を付けて勾配をゆるくすると思われますが…それが上に向かって真っ直ぐですからねぇ。シンドイわけですわ。
大雪渓に入った頃には天候は曇りで、雪もドロまみれでキレイとはいえず、あんまりいい光景ではありませんでしたね。
ですが、青空が見えるようになると、光の反射のためかドロが目立たなくなり、空の青さと雪の白さのコントラストに、これぞ「夏の大雪渓!」という見栄えになりましたね。

とまぁ、ペースはまったくもってスローでしたが、なんとか70分ほどで大雪渓はクリア。
コレでひとまず山場は過ぎた…と思ったら大違いで、この先がまぁ大変でした。

葱平という場所を登り込んで行くのですが、これがまたも急登! しかもガレてるときては、へたれハイカーのアタシはあっという間に息も絶え絶えです。
なお、私の訪れたつい数日前に秋道となり、小雪渓のトラバースはなくなってました。
しかし現地ではそんなことは全く気が付くことなく、連続する急勾配の上りに打ちのめされて、這々の体で白馬頂上宿舎に到着した次第。

テントを張ったのちは、アタックザックを背負って杓子岳方面に向かいます。

できれば白馬鑓ヶ岳まで行きたいところでしたが、時刻はもう13時過ぎなので難しいかなぁ…などと思いきや、テン場を出てしばらく進んだところで雷雨に見舞われました(||゜Д゜)ヒィィィ

慌ててテン場に戻って、雷雨をしのいだのですが…雨がやむ頃には白馬鑓どころか杓子岳に行ってくるのも無理な時間となり、泣く泣く白馬三山走破は諦めました。今回のメインミッションだったのに(T_T)

翌日、テン場を出た際には周囲は霧でした。
しかし、急傾斜に苦戦しつつ白馬岳に登ったところで霧は晴れ、気持ちいい眺望が広がっていました(まだちょっと雲がありましたが)。

その先は栂池までの縦走です。
危険箇所もなく、北アルプスにしては穏やかな部類のルートなんでしょうけど、テン泊装備のおかげでへたれハイカーのアタイにはやっぱりキツかった。
とくにシンドカッタのが 白馬大池から乗鞍岳を経て、天狗原に下る道。
デッカい岩ゴロゴロと転がるゴーロ帯で、へたれハイカーのアタイはすっかりヘロンヘロンになりましたね( ̄。 ̄;)

それでも、なんとか無事に栂池に到着。
栂池ヒュッテのベンチでひとり生ビールで乾杯した次第です。

なお、帰路は栂池高原のバス停から長野行きの特急バスに乗り、長野駅から新幹線で帰宅しました。

昨年は北アルプスへの山行は自粛いたしました。
そして今回も行くかどうかさんざん迷いました。
山は逃げないんだし、北アルプスじゃなくても素晴らしい山はたくさんある、と自分に言い聞かせてもいました。
しかし、来てみてやっぱりヨカッタ。
北アルプスは別格だなぁ…とつくづく思ったものでした。

遅筆につき詳細レポートはいずれブログにて。
http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/


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コメント

awaya-daizenさん こんにちは。

数年前に白馬岳に登った時を思い出しながら、数々の美しい風景写真、レコ楽しませてもらいました。
テント泊装備であの急登は大変だったでしょうね〜。私の時もテント泊は少なかったようです。
白馬大池までの稜線がまた素晴らしいですね。ただ池からのゴーロ帯は私も疲れ果てました(*_*)
緊急事態宣言下ですが、密にならない範囲で登りたいものですね〜。
2021/8/4 18:17
banbansさん こんにちは。

北アルプスに行くのも、テン泊するのも2年ぶり。マスクは暑いし雷雨に見舞われてたりでなかなか大変でしたが…早朝の白馬岳山頂からの眺めが味わうと、やっぱり北アルプスの素晴らしさは別格! 来てよかったと思いましたね。
日曜→月曜という行程でいったので、まだ混雑していなかったのかと思いますが、早く心置きなく登れるようになりたいものですね。
2021/8/5 9:30
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体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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体力レベル
2/5

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