立山黒部アルペンルートの観光をしつつ雷鳥沢でテント泊
- GPS
- 22:20
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 908m
コースタイム
9/6(金)
10:40 室堂ターミナル - 11:40 雷鳥沢キャンプ場(幕営・昼食)
- 13:39 雷鳥沢キャンプ場 - 13:49 浄土橋 - 14:17 新室堂乗越(休憩) - 15:00 雷鳥沢キャンプ場
9/7(土)
6:00 雷鳥沢キャンプ場 - 6:13 雷鳥沢ヒュッテ - 6:21 雷鳥荘 - 6:58 立山室堂山荘 7:05
- 7:38 浄土山登山口研究観測所 - 8:53 一の越 - 10:05 雄山 10:15 - 11:05 一の越 11:10
- 11:48 室堂ターミナル(大休止) 13:00 - 13:15 みくりが池温泉(日帰り入浴・雨宿り) 15:30
- 16:10 雷鳥沢キャンプ場
9/8(日)
8:00 雷鳥沢キャンプ場 - 8:50 室堂ターミナル
天候 | 9/5(木) 富山市内:雨時々曇り 9/6(金) 富山市内:曇り 室堂:晴れ時々ガス 9/7(土) 室堂:曇りのち雨 9/8(日) 室堂:雨 黒部方面アルペンルート:雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
電鉄富山駅 07:57 - 09:08 立山駅 09:20 - 09:27 立山ケーブルカー 美女平 09:40 - 10:30 高原バス 室堂ターミナル ■復路 室堂ターミナル 09:15 - 09:25 立山トンネルトロリーバス 大観峰 09:30 - 09:37 立山ロープウェイ 黒部平 09:50 - 09:55 黒部ケーブルカー 黒部湖 11:35 - 11:51 関電トンネルトロリーバス 扇沢 13:35 - 15:15 アルピコ交通バス 長野駅 ※交通手配はJTB パックツアーを利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況(危険箇所など) ・室堂ターミナル周辺には石畳が敷いてあり歩きやすい。 ・浄土山登山口からまで浄土山までは大きな岩をいくつも超えるので、雨の日は注意。 ・一の越から雄山の間は、登山道部分(マークされているところ)は整備されているが、それを外れるとガレていて 落石しやすい。渋滞していても登山道を通った方がよい。 ■登山ポストの有無 ・雷鳥沢キャンプ場にテントを張る場合は、受付時に提出する必要あり。 ■下山後の温泉や飲食店情報 ・室堂ターミナル周辺の小屋は全て入浴可能(石鹸もOK!) 入浴料500円が多い ・みくりが池温泉の入浴料は600円 ビール&おつまみセット800円 |
写真
感想
・毎年、夏休みは海のリゾート施設へ行くのだが、今年は初めて山へ行くことにした。
今回の山行は「立山黒部アルペンルートを観光しよう。そして立山黒部アルペンフェスティバルを満喫しよう。」を
テーマにかかげて、富山側からアルペンルートを越えて長野側へ抜けるルートを辿ってみた。
結果としては、天候にあまり恵まれなかったし、フェスティバルを満喫しきったとはいいきれないが、楽しかった!
アルペンルートも観光したし、立山連峰も見たし、雷鳥も見たし。
海のリゾートもいいが、山は行けるうちにいっとかないとだね♪
・コース状況は有名コースなため特筆すべきことはないが、備忘録を兼ねて書いてある。
9/5(木)
富山入りし、駅前のホテルに宿泊。自宅を出る時から雨が降っていたが、富山についても雨は止まなかった。
でもこのホテルはかなりよかった!ホテル最上階のレストランで夕食を食べたが旨かった!
それに何と言っても部屋にマッサージチェアがあった!!なんてこったい!!!
9/6(金)
電鉄富山駅を出発し、富山地鉄、立山ケーブルカー、高原バスと乗り継いで室堂へ。室堂まではずっとガスの中で、
景色はなにも見えず。残念。でも室堂に到着したら雲の上にでたようで、雄山が姿を現した。
室堂ターミナルから雷鳥沢キャンプ場へ移動。ルート上は全て石畳になっていた。
一部階段もあったが、概ね歩きやすい。
雷鳥沢キャンプ場は以下のような感じ。
◇管理棟があるのでそこで幕営料金を支払う。1泊一人1,000円 2泊以上は一人2,000円。
◇テント使用書と共に登山計画書を提出する必要あり。
◇水場の水は塩素漂白されているのでそのまま飲用可。(若干塩素くさい)
◇トイレは備え付けのトイレットペーパー以外便器に流してはならない。⇒っていうことは流してよい!すごい!!
(管理棟前になんと浄化槽があった!!!やっぱ観光地、スゲーなぁ)
テント幕営後、室堂乗越まで軽いハイキングへ。
テント場から北西方向へ行き川を渡ったらすぐに右折。途中の剣御前小屋方面の分岐は左折。
しばらくハイマツ地帯を進むと途中からガレた登りの石コロ地帯へ。それを登りきると新室堂乗越に到着。
晴れていれば恐らく剣も見えると思うが、この日はガスっていて見えず。雄山側はガスが晴れてよい景色が望めた。
室堂乗越まで行っても、剣は見えないだろうと考え、ここでUターン。
石コロ地帯の下りはすべりやすいので足元に気をつけてゆっくり下った方がよい。
テント場にフェスティバルのブース(?)があり、8,000mで使用するスーツがあったので着用してみた。
なかなか体験できるものではないので、よい経験ができた。
9/7(土)
朝からどんより。雄山山頂付近はガスに覆われて何も見えず。
この日は室堂山経由で一の越から雄山〜大汝山をピストンする予定だった。
テント場から立山室堂山荘へ。テント装備を背負っていないと軽快に歩ける。
立山室堂山荘から南の方へ。しばらくは石畳の階段を登る。2,600m付近あたりから石の登山道へ。道はきちんと
整備されているし、道幅が広いため歩きやすい。また人もまばらでゆっくり楽しめる。
浄土山登山口という標識があるところを南へ行くと展望台があるはずだが、この日はガスっていたので展望台
までは行かなかった。
浄土山登山口を東方面へ行くと大きな岩が多数ある登山道へ。手や足元をしっかり見ながら集中して登らないと
キケン。浄土山へは室堂山への分岐を左へ行く。(左手にうっすら岩山が見えた)
やはりガスっていたので浄土山はスルー。すぐに室堂山山頂と思しき場所に到着するが、特に三角点は発見できず。
登山道は概ね平坦なため歩きやすい。
富山大学の研究所があるところでは五色沼方面へ行く分岐になっている。我々は左方向へ。
以降は徐々に下っていくと一の越へ到着する。
一の越以降は団体も多く渋滞しやすいが、登山道脇はガレているのであせらず諦めて付いて行った方がよい。
無理をすると落石を起こす可能性がある。(実際にけが人はでなかったが軽い落石はあった。)
一の越から40分くらいのところに大きな広場が1つあり、休憩に最適。
広場以降は山頂まで広い登山道がないので下山者に道を譲りつつ進む。特にココは、登りは気にならないが下り
では登山道脇の岩が緩んでいる関係で落石しやすい。下山時もできるだけ登山道を進むことをお勧めする。
(我々が下山中に、長〜い団体が登ってきたため、若干登山道脇へ登って通過するのを待っていたが、その際にも
落石を起こしそうになった。どこもかしこも全然石が止まってくれない;それくらい登山道脇は注意が必要)
岩を登りきると雄山山頂に到着する。ここで本格的に雨が降ってきたため、大汝山まではいかず下山した。
一の越からは直接室堂ターミナルへ向かう。道は石畳になるので安心して歩ける。
途中で一か所雪渓があるがゆっくり渡れば滑ることもなく、心配はなかった。
室堂ターミナルではフェスティバルをやっていたが、びしょびしょのレインウェアを着た状態ではどこにも入れない
感じだったため、昼食は行動食ですませみくりが池温泉で入浴&雨宿りをした。
みくりが池温泉はサイコーである。入浴料のみで乾燥室まで利用できた!それに泉質は肌つるつる系!!
さらに、生ビール&おつまみセットを食堂で食べることができた!!!いいところだわ〜。
結局雨は止まなかったので、再度レインウェアを着てテント場へ戻った。
夜中は突風と大雨になり、テントが無事か不安だったが、アライテント問題なしで朝を迎えた。
きちんとペグを打ち込んでおいたのが幸いしたと思う。
9/8(日)
結局前日から雨は止まず、雨の中をテント撤収となった。初めてのザーザー雨撤収だったため、かなり手間
取った。撤収方法を再検討する必要を感じた。
なんとか室堂ターミナルまで戻り、アルペンルートを扇沢方面へ向かう。
通常ならば、各乗り物前に長〜い行列があると踏んでいたのだが、雨だったことと午前中だったことが幸いし、
スムーズに乗り継ぎできた。残念なことに雨でガスっていたので景色が全く見えなかった。
帰りの電車の都合で、時間に余裕があったので、黒部湖のレストハウスで1時間ほど休憩。
また、扇沢でも2時間ほど昼食休憩。この辺りでザック、服、靴が乾きだした。
扇沢から長野駅行きのバスに乗る直前に雨が上がり晴れ間がでてきた。天気予報でもその後は穏やかな晴れ。
長野駅に到着するころにはすっかり晴れ上がっていた。うーん、残念すぎる!
そのくせ、都心に戻ってきたらまたも雷雨に見舞われ、最後まで雨に悩まされることになった。
・今回の食事計画(▼は手つかず、△は現地調達)
1日目夕食=ホテルのレストランで富山名物を堪能△
2日目朝食=ホテルのレストランでバイキング△
2日目昼食=雷鳥沢ヒュッテのラーメン×2名
2日目夕食=鱒のすし(一重)△、サラダ△、ワンタンスープ△、ワイン350ml×1、五目アルファ米2合分▼
(△:前日富山駅で購入)
3日目朝食=アルファ米鮭茶漬×2名、薄切り餅×2名、桃ゼリー×2名、無印ドライスープ×2名▼
3日目昼食=各自行動食
3日目夕食=カレー(ドライパックのササミとドライパックの根菜込)、アルファ米2合分、ワイン350ml×1
4日目朝食=酵母パン×2名△、素麺スープ×2名(△:前日みくりが池で購入)
4日目昼食=扇沢ターミナルレストラン△
予備食 =マルタイ棒ラーメン▼
室堂ターミナルから雷鳥沢キャンプ場へのルートが容易なため、富山駅で鱒のすしを購入して持参。
美味しかったが、ゴミがかさばって困った。
・3日目、室堂山まで行くルート上は雷鳥目撃情報が多いので、目を皿のようにして探したが発見できず。
富山大学研究所あたりでは、もう発見できないだろうと諦めていたのだが、徐に登山道で発見!
写真を頑張って撮ったが、興奮しすぎとガスっていて、イイ感じの写真が撮影できなかった。
でも会えたからヨシ!思ったより大きくてコロコロしていた。人間を怖がっている感じもなく勝手気ままに
登山道を横断していった。また会いたいなぁ。
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