ハチに時間に追われまくりの乾徳山
- GPS
- 06:00
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,200m
コースタイム
天候 | 晴れ〜曇り〜山頂はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/guide/house/traffic/bus.html ※9月30日までの土日祝日、10/1〜11/24は塩山駅からもバスあり。 山梨貸切自動車、但し時刻表は甲州市HPにのみ掲載 片道650円 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/koutsu/detail/バス時刻表 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20130325/窪平・西沢渓谷線.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 乾徳山登山口バス停向かいの自販機の横にあり。 <道の状況> ■乾徳山登山口バス停〜国師ヶ原〜扇平(オソバ沢ルート): 特に問題ありません。 ■扇平〜乾徳山山頂: 岩がちな道、湿っていて滑りやすいので注意。 3点支持の必要な岩場が数ヶ所あります。 山頂直前の大岩直登の鎖場は、右手に迂回路あり。 ■扇平〜道満山〜乾徳山登山口バス停(道満尾根ルート): 急斜面のジグとだらだらしたトラバースが繰り返された後、足場の悪いトラバース&粘土質な直登(直降)が続きます。 一部道のわかりづらいところもあり、森も針葉樹主体で暗いので、正直オススメしません…。 最後の鹿避け柵の通過と徳和集落内だけかも、面白いところは。 <水場> バス停手前の無料休憩所(屋根付)に水道があります。 オソバ沢ルートは2ヶ所に水場あり。 下部の銀晶水はちょろちょろで汲むのは難しい感じ。 国師ヶ原手前の錦晶水は沢水をパイプで集水しています。水量も十分、汲みやすい。湧き水ではないので、生水が苦手な人は沸かした方が無難かも(私はそのまま飲みましたが^^) <温泉> 最終バス1本前に乗ることができれば、「花かげの湯」に立ち寄るつもりでした。 山梨市駅と乾徳山登山口の間にあり、バス代はどちらからも200円です。 月曜定休、500円 http://www.yamanashishi-kankou.com/iyashi/3onsen.html (100円引クーポンあり) が当然無理だったので、同じバスの方々と一緒に(というか教えてもらって)隣駅・春日居駅から歩いて20分の「正徳時温泉 初花」へ。(木曜定休、600円) ぬるぬるするぐらい濃いアルカリ泉で、温度が低く長湯し放題。 すごくいいお湯でした! http://www.hatsuhana.info/index.html |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ +予備電池
携帯電話
1/25,000地形図 地図プリ
コンパス
笛
雨具 GTX上下
保険証
飲料 2L 水1L、麦茶0.6L、ジュース0.3L
昼食 1
防寒着 フリース
薬・バンドエイド 痛み止め、消毒薬
着替え・タオル
筆記具
計画書
非常食 1
行動食 飴、チョコなど
カメラ
ストック
ストーブ&ガスカートリッジ
コッヘル
ザックカバー
アルミ寝袋
ライター
ナイフ
熊鈴
折畳み傘
予備眼鏡
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感想
18きっぷのラスト1枚。
どこに行こうか悩みに悩んでぎりぎりまで行き先が二転三転。
ほぼ至仏山で心が固まりかけたのに、バス代の高さにびっくりして断念。バスだけで往復6000円も払うなら、この時期&日帰りはちょっともったいないなあ。やっぱりベストシーズンにじっくり攻めたい。
マツムシソウ咲く四阿山も行きたかったけど、雨予報だし。
ということで最終的に、天気予報が良さそうでバス代も安い(笑)、乾徳山に行ってきました。
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とはいえ、この時期塩山からのバスは平日運休。
山梨市駅からの始発は登山口バス停に9時44分着とかなり遅めです。
最終バスは16時51分。つまり正味7時間。
CT超ぎりぎり。
岩場がある、ということは私の場合、その区間は必ずCTから遅れるだろうから結構厳しい。
まあ行ける所まで行こうと、引き返しリミットを13時半に設定しました。
登りは一番人気のオソバ沢ルート。
急斜面もありますが、ジグが細かく切ってあるので辛いところはほぼありません。
国師ヶ原までは陽も射し、コケや木漏れ日を楽しみながら進みます。
いい道なのですが…
やたらめったらスズメバチが多い!
今年は雨が少なく暑かったので、奥秩父全体で多いとは聞いていたけど、本当に多かった。
写真を撮ろうと足を止めるたびに、どこからともなくブーンと低い羽音が聞こえてくる…。
警戒で済んでいるうちに急いで立ち去る、を繰り返し繰り返し。
その上、やっと展望が開けるところに出る段になってどんどん曇っていく空。
山頂を見るとどんどんガスの中へ隠れていきます。
スズメバチに追いかけられるままに真面目に歩いた割には、思ったより時間も詰められず、扇平に着く頃にはやる気ゲージがかなりダウン。
もう山頂まで行ってもすぐ引き返し、いやそもそも辿り着くかも怪しいぞ。
こんなガスの中、そうまでして行っても楽しくないんじゃない?
もうここまでにして下山しようか。
…でもここからが「乾徳山」らしくなるんだよなあ。
それを見ないで帰るのもくやしい。
そんな葛藤が始まったので、ひとまずパンを齧って仕切りなおし。
行ける所まで行く、という当初の決意で再び森の中に突入します。
扇平からは一転して湿った岩だらけの道に。
思ったとおり、だんだんCTから遅れていく。
引き返しリミットの13時半は過ぎ、でも、もう少し、もう少しだけ…。
と結局山頂まで行ってしまいました。
山頂では数組のグループがのんびりランチを楽しんでいました。
皆さんすごく余裕がありそうです。
思わずつられて私も火を沸かしたくなりますが、自分には全然余裕がないことを思い出し、心残りながらも下山開始。
CTは同じぐらいだから、と帰りは道満尾根で。
ところがこれがクセモノでした。地図の等高線から見るより、緩急が激しいのです。
いつまでもダラダラしたトラバースが続くかと思えば、足場の悪い急斜面を直降したり。
土も粘土質で滑りやすかったり、落ち葉で雪庇ならぬ土庇?が出来てたり。
時間が気になって周りを見る余裕もなく、せいぜい道の先を確認するのが精一杯。
今横にカモシカが立ってたってきっと気づかないな、と心の中で苦笑いです。
さらに上部以外はほとんど植林で、曇りと時間のせいでかなり暗い。
やっと舗装道路に出たときは本当にほっとしました。
最近時間制限の多い登山、特に下山が大慌てのパターンが多かったのですが、それでも登りはゆとりがあったり山頂でゆっくりしてたりと、下山以外はまったり楽しんでいました。
今回は登りから既に時間が気になって、山頂も着いただけ。何だかあまり楽しめた感じがしませんでした…。
もっと花や展望があったらまた違ったのかな。
全体的にはいい山だと思うので、いつかもう一度トライしようと思います。
登山口にもう少し早く着く、塩山からのバスがあるときに。
そして今度はラスボスに挑戦するんだ。
…でも絶対道満尾根は行かないよ!!
オソバ沢ピストンにします!
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ところで、本来乾徳山は9月が一番花の多い時期、扇平の草地が花畑になるそうですが、ほとんど目立った花はありませんでした。
あると読んだシモツケソウやマツムシソウ、1本もなし。
やっぱり鹿のせいなんでしょうか?
先月乾徳山行きました。
僕も道満尾根から帰りましたが・・・
確かに単調で飽きてしまいました
どうやら先週、乾徳山で遭難騒ぎがあったみたいですよ
低山だからってなめちゃだめですよね
お久しぶりです
返事遅くなっちゃってごめんなさい
ホントだ、ookumaさんも先月登られたんですね!
やっぱり道満山は飽きちゃいましたか。
遭難騒ぎがあったんですか
検索したけど探せませんでした(記事が消えていた)
今回登山中にも県警ヘリが飛んでいたので、鎖場で何かあったのかと思っていたのですが
低山といっても標高差は1200mありますし、鎖場もありますし、確かにあなどれません
塩山からのバスは平日運休なんですね
小学生のころ、遠足で乾徳山に登りました
(きっと一番短いコースだと思います)
最後の鎖場が登れなかったことだけ覚えています。
来年は実家に帰った時にチャレンジしたいな〜と思っています。
このあたりはたくさんいい温泉があります
ぜひまたお越しください(^^)/
poniさんの至仏山レコ、お花がいっぱいでしょうね!
今から楽しみです
塩山からのバス、10月になれば11月24日までは平日も運行されるようです。春も毎日運行だったようなので、夏は人気があまりないのかもしれませんね
暑いからでしょうか?
このあたりの温泉 は本当にいいですよね!
ほったらかし温泉やみたまの湯にも行ったことがあります
これらは車じゃないと行けないので、夫の釣りに同行した時ですが。乾徳山の登山口も今までに何度も通過だけはしたことがあったんです
私の至仏山は来年になりそうです。
sumihiyoさんの乾徳山レコも楽しみにしています!
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