常念岳


- GPS
- 11:51
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 2,187m
- 下り
- 2,168m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 5:36
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
蝶ヶ岳〜常念岳
念願の穂高連峰展望台に挑みます。
北アルプスでも屈指の人気を誇る山。
お世話になる蝶ヶ岳ヒュッテも1ヶ月前の予約で何とかキープ。
当日、登山口の駐車場は第2まで満車。。
溢れる県外ナンバー。
自粛ムード0です(^_^;)
おまわりさんに1時間前に熊が出たと教えて頂き、登山スタートです。
傾斜のゆるい沢沿いをすすみ、まずは力水でパワーをいただきます。
谷川岳の西黒尾根でもそうですが、もうちょっと上の方にあれば最高なんですが(^_^;)
名所の一つ ゴジラみたいな木で写真を撮っていると、ベンチにはコンビニのお稲荷さんの包み紙と箸袋。。。
回収させていただきました。
予定通りまめうち平で最初の栄養補給。
今回は前日まで仕事だったのでコンビニ飯です。
ローストビーフの巻き寿司とチキンバーガー。絶品です(*^^*)
このあたりから樹林帯の急登が始まります
途中常念岳の視界が開け、背後には安曇野の街並みが広がります。
急登ですが岩場や鎖場はなく百名山以上に整備された道。
無限階段が続きます(笑)
ヒュッテが近づいてくると高まるワクワク感
頼む〜!!晴れてて〜!!!
目の前におにぎりが登場してガッツポーズ!
すっげー!!!!
ちょうど一年前に登った、梓川から槍沢〜槍ヶ岳までの道のり。
大キレットから北穂高岳。涸沢カール、奥穂高岳。前穂高岳までの穂高連峰の雄雌(?????)
期待以上の大迫力。
この絶景をつまみに早くいっぱいやりたいところですがまずはチェックイン
素泊まり9000円と決して安くはありませんが寝床を案内され大満足!
こんなんもう個室やん!!
本来なら3人部屋であろう2畳ほどのスペース。
ソロ客であればそこを貸切!
しかも窓からは安曇野市の絶景!
さらに俺の部屋だけスマホの電波が入るという奇跡!
言うことなしです!
(山小屋泊登山を始めたのかちょうどコロナ禍が始まってからの私は、収まった後、普通の山小屋に泊まれるのでしょうか(笑))
さあ800円の缶ビールを片手にデッキに腰掛けます。。。
寒い!!
去年の8月、槍ヶ岳山荘でストーブを炊いていたことをすっかり忘れていた私は半袖(^_^;)
ハードシェルを着込んで改めて乾杯です。
駆けつけ一杯をサクッとやっつけて目の前に見える蝶ヶ岳山頂を目指します
カラフルなテント場を抜けて3分ほどで、
蝶ヶ岳登頂成功です(^^)v
計画はこの先に20分ほどのところにある妖精の池まで行くプラン。
これが言ってみて正解。
道中のお花畑は美しく、静寂に包まれて水面がキラキラと揺れる姿がとても幻想的でした(ただの水たまりと思って行っての感想です)
蝶ヶ岳まで戻る道中では数匹の雷鳥さんと遭遇。
16時過ぎたのでヒュッテに戻り本格的に晩酌を始めます(笑)
酔っ払う前に翌日の準備を万全にし、忘れぬうちにバッチも購入。
つまみは簡単にレトルトの卵焼きとハンバーグを湯煎します。
飲んでるとあまり食べないので素泊まりで十分なんです。
普段は食べませんが登山のカロリー消費を考えてネギトロ巻きもいただきました。
いつもなら見ず知らずの方と盛り上がってしまうのですが、近しい世代の方で飲まれてる方が見当たらなかったので自粛。
地図を眺めたり SNS 投稿したりして飲んでいると外が大変なことに!!
穂高連峰が燃えている!!!!!!
もう写真の通り本当に、真っ赤に燃え上がっておりました(≧▽≦)
いつも酔っ払って20時には爆睡してしまうのですが、この日こそ星空の撮影をしたいと思い少々お酒は控えめに。
結果は20時30分と午前1時に空をみたのですが残念ながら曇り空でした
翌朝は午前4時ちょうどに起床。ほぼ個室なので部屋でパンとアーモンドミルクを流し込み、4時45分常念岳に向けて縦走開始です。
しっかし前回の谷川主脈縦走もそうでしたが、稜線歩きとは聞こえはいいですが、平たく言えばいくつもの山を登っては降りての繰り返し。
鬼です。
しかもこの日はお昼近くから雨が降る予報。
蝶槍から振り返ると蝶ヶ岳山頂はガスガスになっていました。
今回の核心部と思われる前常念岳から三股への下りルート
ここを通過するときにガスガスで視界不良、もしくは雨で岩がツルツル滑るような状況も予想されるため蝶槍から引き返そうか、真剣に悩みました。
さすがに常念岳までコースタイム4時間半を歩いた後に蝶ヶ岳まで引き返す自信はありません
最悪常念小屋に一泊。もしくは一の沢まで降りてタクシー。
コースタイム巻いていけば雨が降る前に迫真部まで行ける可能性も考え、進むことにしました
蝶槍の手前から既にパラパラ来ていたのですが幸いそれ以上に悪化はしません
ただこのコース。何が辛いって一度完全に樹林帯まで降りるので夜露でかなり濡れます
1度2400 M ほどまで降り、そこから一気に常念岳まで登り返します。
山頂直下の登り返しは、
いかにも北アルプスな岩稜帯が待ち受けます
たまにすれ違う登山者の中には初老のご夫婦などもいらっしゃいましたが、私には絶対連れて来れません。自分で精一杯です(^_^;)
目印を探しつつ登りますが、近づかないゴールに目をやるとゲンナリします(´;ω;`)
よって、一つ先の丸印が目標。
その積み重ねがゴール。
人生と同じです。
話はそれますが、ヘルメット。誰もしてない。。。
そんなもんなのかな?
前常念岳直下なんかマジで落石多そうだし。自分も今回岩稜帯に頭ぶつけて、ノーヘルなら出血多量でした(^_^;)
熊絶賛出没中エリアにも関わらず、熊鈴すらない登山客も多し。
うーん。。
ともあれ、無事にガスガスの日本百名山!
常念岳 登頂成功!(^^)v
この日は終始穂高連峰の頭は雲に隠れてました。
しかし、百名山制覇はやはり格別です。
しかし、核心部を前に天候が心配なので先を急ぎます。
前常念岳の稜線は細くかなりザレた道
目印も少なくかなり歩きづらいです。
すると一気にガスってきました。嫌な予感的中です。
前常念岳避難小屋まで到達し、ここからいよいよ核心部。
先を急ごうかと思ったのですがガスガスの中、焦っても仕方ないので、避難小屋付近で早めのお昼です。
カップラーメンでカロリー補給。これ、大切。
核心部に取り付きます。
正直、思ったほどでは無くてひと安心。
落石に注意すれば滑落の危険性はそこまででは無く感じました。
無事に樹林帯まで到着。
ここからの難関は 熊 です。
かなり 出る との評判なので、熊鈴&スマホラジオ で警戒度120%で降りました。
ここからはスピードアップ。
ラストは長い長い樹林帯にヘバリましたが、沢が見えてひと安心。
工程を終え、日帰り温泉に一直線。
550円の露天風呂で疲れを癒やし、モロヘイヤととうもろこし、計250円を購入。安っ
安曇野土産は地元スーパーのデリシアさんで購入しました。
なんとか今回も無事に登山成功。
いや〜〜
疲れました(^_^;)
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