企救自然歩道縦走(砲台山〜風師山)


- GPS
- 09:15
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,574m
コースタイム
足立山8:53-谷山三角点9:44-大台ヶ原10:32(昼食)
大台ヶ原11:05-戸の上山11:20-大久保登山口11:56-東部斎場取付12:18
-高知上三角点12:40-県道262号13:05-奥田峠登山口13:09(休憩)
奥田峠登山口13:19-不動山13:39-風師山14:22-風頭14:31(休憩)
風頭14:53-門司港駅16:13
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
門司港駅-安部山公園駅はJR(時間によっては小倉で乗り換え) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に整備された分かり易い道ですが、 東部斎場取付点から県道262号間は一部道が荒れてます。トゲトゲやシダのちょっとした藪漕ぎ。 奥田峠登山口から不動山間は本来、谷道ですが、印を見つけることができず道間違い。道も荒れていたので印を良く確認しながら進みましょう。 |
写真
感想
ここ最近の狙ったかのような週末雨にやられて、8月に予定していた企救山地の縦走をやっと決行!!
ところが前日飲みすぎてしまいまさかの寝坊^^;
車で門司港駅まで飛ばし、門司港駅より安部山公園駅までJRで移動。
安部山公園駅より見た砲台山はガスで見えませんToT
前回の三郡縦走に引き続き今回も展望良くなさそう...
日頃の行いが良すぎるとこうなるんですね--;
今回の山行では基本的な地形図読みとコンパスの扱いに重点をおき、GPSはログ取りのみとし、ザックの中にしまいました。GPSのみ頼った登山は前回で痛感しましたので...っていうか遅すぎですよね^^;
カシミールで印刷した地形図を持ちいざ出発!!
駅より30分ほど舗装路を歩き4番カーブ標識のところの登山口に取付きます。
いきなりのロープ場!!なかなかの急斜と思いきや1分足らずで穏やかな登山道となります。しばらく歩くと登山道とは別の赤印。もしやこれはと地図で見ると尾根直登コースのようです。ここで急遽直登コースへ変更しました。
赤印と地図を注意深く見ながら登っていきます。
あまりこのコースを登っている人もいないのでしょうか。土もやわらかく感じました。しかもこのコース意外としんどかったです。
その後反射板に出会いそこからすぐのところで山頂に到着。
出発から1時間くらいでした。
先を急ぐためここでは数枚の写真を撮って次の妙見山・足立山へ。
砲台山という名前だけあり、この山は戦時中、北九州空港を守るための砲台があったそうです。その名残か道中コンクリートの基礎の跡などが数箇所見られました。
ガスのかかった山道をおだやかに歩くことができました。
趣のある階段を登り、妙見上宮でお参りをし、そこから20分ほどで足立山に到着。
ここで、チョコパンを2個ほど食べての小休止。
楽しみにしていた小倉の街並みを見ることができず戸ノ上山に向かいます。
ロープの張られた急斜や多少のアップダウンはあるものの歩きやすい道が続きます。ただ、この山行でいやだったのが蜘蛛の巣の多さです。
雨続きだったせいか行く先々で蜘蛛の巣がありそれを手で切っていきながら進むのは少し疲れました。顔にかぶってしまうことも何度あったことか...
ですが、樹木の切れ間から除かせた門司区の展望を見てテンションはあがってきます。沼分岐点を過ぎてしばらく歩くと空を拝め大好きな防火帯の道に変わっていきます。そして楽しみにしていた大台ケ原に到着です。
ここで門司区や小倉の展望を楽しんで、昼食をとります。
戸ノ上山でも良かったのですが、こちらはすでにガスがかかっており展望の良い大台ヶ原で30分休憩しました。
そして、後ろ髪を引かれる思いで大台ヶ原を後にし、戸ノ上山山頂を目指します。
急登を20分ほどで山頂に到着。山頂では数名の人がサッカーをして遊んでいました。写真撮影を済ませ戸ノ上神社でお参りをして下山します。
少々急な下りで途中、苔むした岩があるため滑らないよう気をつけて歩きましたが案の定、一度思いっきりこけてしまいました。
自然歩道の大きな案内板のすぐ先から右折し大久保バス停へ。
この道も少し荒れ気味で蜘蛛の巣満載でした。
県道71号線に差し掛かりここから東部斎場までは舗装路を歩いていきます。
城山霊園入り口の信号を左に曲がり、大久保貯水池を左に見ながら広大な墓地の中を歩いていきます。
東部斎場の入り口手前で左に曲がり墓地の中を登っていくと奥田峠への取付き口があります。変なもので一度下山をしてしまうと、その安心感のせいかこれから登るのが少し億劫になってしまったときでもありました。
気合を入れ直し再び登山道へ。
フェンス伝いに登っていきます。途中道が荒れておりトゲトゲやシダの多い茂ったところ書き分けて進みます。それと、蜘蛛の巣も...
今回はおnewのファイントラックスのパンツだったのでトゲトゲをよけるのも気を使いました。しばらく進むと高知上三角点に到着。ここで最後の一服をして県道262号出口をめざします。出口手前付近は通常の下り道とその横に急なロープ場があり
ロープ場から行くと柔らかい土とともに滑って下っていけたのが意外に面白かったです。それから、県道262号に出て次の取付き口まで数分歩いていきます。
風師山の取付き口にて少し休憩をした後、出発。
階段を登って印を頼りに登っていたところ、途中で印を見失ってしまいます。
地図を見ると谷を登っていく所を自分は尾根を登っていたようです。
引き返そうかとも思ったのですが、このまま登っていけばピークにたどり着きそこから登山ルートに戻れるはず!!と踏んでそのまま直登を決行。
整備されていないうえ、かなりの勾配で四つん這いで木をつかみながら登っていきます。どうにかピークまで登りそこで地図にコンパスをあて方角を確認。
コンパスを示す方角に歩を進めると自然歩道の標識がでてきました!!
ほっと胸をなでおろし再び不動山へ向けて歩いていきます。
不動山にてお参りを済ませた後、奥田トンネル付近のピークにて休憩。
これから最後の地獄が待っていました。
木の階段の長い登りです。単峰登山だとそこまで感じなかったと思うのですがここまで歩いて疲れた足ではさすがに堪えました。途中何度立ち止まったことか...
登りつめて矢筈山分岐点にたどり着きます。
足の疲れもあり今回は矢筈山は見送り風師山へ向かいます。
そして程なく歩いたところでついに風師山へ到着!!
三角点を拝んだ後、最後の楽しみにしていた風頭へ。
風師山より少し下って再度登ったところから左折して岩場の間を抜けて待っていたのが関門海峡の大パノラマ!!今回最後のピークの風頭!!
ここから眺める風景に感動しました。
眼下にひろがる関門橋や本州、巌流島などをしばらく眺めながら休憩。
まだまだずっといたい気持ちを抑えようやく下山。
しばらく歩いた後、道は舗装路となりカメラで写真撮影しながらの下山でした。
1時間ほど下ってやっと門司港駅に到着!!
今回、ちょっとしたハプニングもありましたがそれすらも楽しめた山行でした。
地図とコンパスを使って地形を見ながら歩くことで深く登山が好きになれました。
しかし、久々の晴れの土曜日登山というのに、この日に出会ったのはわずか3組。
あまりこのコース人気がないのでしょうか!?
確かに他の山にくらべれば低標高の縦走ですが、森林浴、展望も楽しめるコースだと思います。また、いつかチャレンジしたいですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
今回もハードな山行ですね
低山とはいえ、これだけアップダウンがあれば
ハンパナイでしょう
登山家としての着実に進歩してますね
山から観る海は格別でしょうね
参考にさせてもらいます
鈍足な私は今日、お手軽縦走して来ました
ぼちぼちレコ書きます
あ! 私も地図読み勉強します
お久しぶりです(^ ^)
ありがとうございます‼
なかなかハードな山行でしたよ^^;
特に奥田峠越えでの道間違いと風師山への最後の登りはかなり堪えました^^;
けど最後の関門海峡の眺めは最高でしたよ‼
ぜひぜひオススメです。
これから無名山にも挑戦したいので地図読みはまだまだ修行が足りないようです。
お互い頑張りましょう(^ ^)
後ほどレコお邪魔させていただきます(^ ^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する