火打山・妙高山（笹ヶ峰から周回）

2021年08月12日(木) 〜 2021年08月13日(金)

• GPS: 16:47
• 距離: 27.1km
• 登り: 2,161m
• 下り: 2,147m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:43

距離 12.7km 登り 1,219m 下り 429m

6:21 笹ヶ峰登山口
7:16 7:28 黒沢橋
9:14 富士見平分岐
10:03 10:42 高谷池ヒュッテ
11:04 天狗の庭
11:40 11:48 ライチョウ平
12:19 12:42 火打山
13:05 13:11 ライチョウ平
13:40 天狗の庭
14:04 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:50

距離 14.3km 登り 942m 下り 1,735m

6:08 高谷池ヒュッテ
6:38 茶臼山
7:07 7:20 黒沢池ヒュッテ
7:42 7:49 大倉乗越
8:26 8:35 長助池分岐
9:42 9:44 妙高山(北峰)
9:46 9:49 日本岩
9:51 10:02 妙高山(北峰)
10:50 長助池分岐
11:43 11:46 大倉乗越
12:01 12:06 黒沢池ヒュッテ
12:30 12:40 黒沢丸太橋
13:05 富士見平分岐
14:13 14:15 黒沢橋
14:53 14:58 笹ヶ峰登山口
14:58 ゴール地点

1泊で2座登れる百名山という場所で、以前から計画を立てていました。
去年は新築になったばかりで気づいたときには定員に達していてとれず、今年は早くに申し込んでの山行となりました。
初日はなんとかもってくれた天気も、翌日は大雨で、みなさん下山されていましたがまた来るのも大変なので、思い切って妙高まで行ってみました。
お盆なのに、とても寒く、台風が過ぎても大雨で、いろいろ修行、勉強させてもらった登山となりました。

天候

初日：雨のち曇り、2日目：大雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口の駐車場、キャンプ場の駐車場とも朝6時の時点で3割ほどの埋まり具合。
国道18号を曲がり、県道39号に入ってから、笹ヶ峰までかなり長く感じました。
路面に「ランナー注意」が何ヶ所も表示されていました（初見）

コース状況／危険箇所等

登山口にポストあり。
係りの方がいて、協力金500円を納めると木製ストラップがもらえます。
コースは標識もあり迷うところはありません。
天狗の庭からライチョウ平あたりは撮影ポイントが多く時間がかかりました。

2日目の高野池ヒュッテから黒沢池ヒュッテまでは大雨でルートが沢になってしまい滑りやすく、時間がかかりました。
黒沢池ヒュッテから妙高山山頂までは歩く人が少ないのか、草が生い茂り、道が狭い感じでやや歩きにくいところあり。
刈り払い等の手入れはされているので、迷うことはないでしょう。

その他周辺情報

苗名の湯：500円（高野池ヒュッテで350円になる割引券をもらえます）

写真

8/12 6:21

受付で協力金500円を納めてストラップもらってスタート
雷鳥が見えるかも、とうれしい言葉をいただく

8/12 6:41

グリーンハウス分岐

8/12 7:17

黒沢橋

8/12 7:40

十二曲り

8/12 7:52

ツリガネニンジン

8/12 8:00

十二曲りの上部、雨が降り始め、早めにカッパを着る

8/12 8:38

携帯トイレの使用場所

8/12 9:14

富士見平分岐、明日ここへ戻ってくる予定

8/12 9:30

おお〜火打山、ステキな山容

8/12 9:37

8/12 10:01

2020年春に新築された高野池ヒュッテ
受付を済ませてから火打山へ向います

8/12 10:16

新しく、きれい、感染対策もばっちりでひとコマが広く、ゆったり使えてうれしい、荷物置きの棚も奥にあります

8/12 10:16

誰もいなかったので個室をパシャリ

8/12 10:29

食道も木の香りが残っています
人数によりテーブルの位置を変えての食事でした

8/12 10:29

炊事室

8/12 10:30

「炊事室の水は生で飲めます」と係りのお兄さんに言われ、水を一杯持って上がってきたのでちょっとがっかり

8/12 10:39

雨もやみました
火打山へ向いましょう

8/12 10:41

高野池と火打山

8/12 10:43

明日はここから妙高山へ

8/12 10:44

高野池

8/12 10:50

池とヒュッテ

8/12 10:52

火打山がやっと大きくなりました
小さく写っているお姉さんと少しお話ししましたが日帰りなのでライチョウ平までで戻るとの事でした

8/12 10:57

稲を植えたかのような池塘

8/12 11:01

天狗の庭、ホントに天狗も喜びそうな場所

8/12 11:06

影火打の景も写ってます
青空だったらなぁ

8/12 11:08

ミヤマアキノキリンソウ

8/12 11:19

ヤマハハコ

8/12 11:26

ミョウコウトリカブト

8/12 11:27

アザミ（風はまだない）

8/12 11:33

高野池俯瞰

8/12 11:44

ライチョウ平

8/12 12:08

妙高山、近くて遠そう

8/12 12:18

ようやく山頂へ、思ってたより広い

8/12 12:19

天気のせいかコロナのせいか人は多くない

8/12 12:40

すぐにガスがきて北アルプス方面は見えず
少し待ったがガス取れず下山

8/12 12:46

ウサギギク

8/12 12:46

長い木段

8/12 13:15

ヒメシャジン

8/12 13:32

オニユリ、和は少なめ

8/12 13:37

雨が乾いて少しふんわりしたワタスゲ

8/12 13:37

ツマトリソウ

8/12 13:43

イワショウブ

8/12 13:51

モミジカラマツ

8/12 13:53

イワイチョウ

8/12 17:33

ヒュッテの夕食、今日はカレー
ご飯の上に乗ってるボロニアソーセージは酒のつまみの自前

8/13 6:03

翌8月13日、雨の中出発
天気予報はよくないが、風はない模様

8/13 6:08

出だしからルートが沢になっていて、先が思いやられる

8/13 6:37

茶臼山、ピークのカンジがしない

8/13 7:01

黒沢池ちかくの木道、大雨でほぼ水路

8/13 7:01

黒沢池ヒュッテ
少し雨宿りさせてもらいました

8/13 7:42

大倉乗越

8/13 7:42

妙高山、急峻、どこから登るの？登れるの？

8/13 7:48

長助池、天気がよければ行ってみたい

8/13 8:30

やっとの思いで長助池分岐、結構遠い

8/13 9:43

妙高山山頂到着、雨と足場悪く、途中の写真なし

8/13 9:48

日本岩

8/13 9:48

妙高大神まで行く予定でしたが、冷たい雨が振ってきてここで引き返すことにしました

8/13 9:53

山頂直下の祠で少し雨宿りさせてもらいました
ここだけ雨に濡れず

8/13 10:20

登る時撮れなかった「弁慶七戻り」みたいな岩、今にも落ちそうで怖い

8/13 11:16

勝手に命名した雨宿り岩、ここでコーヒータイム

8/13 12:13

黒沢池ヒュッテの管理人さんと少し話をして、予定通りのコースを下ることにした黒沢池、天気よければきれいだろうに

8/13 12:31

橋があれば赤いルートで渡れたと思われるが、今日は深くて無理

8/13 12:39

少し上流の平坦部を渡渉、ヒザまでの水で、登山靴浸水だが、それ以外に方法なし

8/13 13:04

靴の水を出して、靴下を絞ってようやく富士見平へ
この後、低体温の症状が出て、上半身のみ着替え
メッシュアンダーシャツに命を救われる

8/13 13:49

十二曲り上部、あと1時間くらいかな

8/13 14:14

昨日とまったく違う流れの黒沢橋

8/13 14:49

写真では分かりづらいが、木道が水で鏡のようになり葉の緑が映って緑に輝き、勝手に「栄光のグリーンロード」と命名

8/13 14:53

ゴール！！

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ

備考

高野池ヒュッテの水は煮沸必要とネットに載っており、2日分なので、凍らせた水やテルモスにお湯など飲料をトータル5.2Ｌ持参。
ヒュッテの案内で、係りの方に「炊事室の水は生で飲めます」と教えられ、愕然。

2日目、大雨でも風は強くない予報だったので、計画通り妙高山へ。
自分以外、誰も向かった人はなく、誰とも会いませんでした。
戻り道、黒沢池ヒュッテの管理人さんから「池尻の橋が流されていて渡れない」との情報あり。
戻れば明るいうちの下山が難しくなりどうするか迷いましたが、ヒザ下程度の水流という事で、登山靴水没を覚悟で向いました。すでに靴内は雨で濡れていたので、水没は木になりませんでしたが、池尻の流れは予想以上に速く、場所を選ばないと流されそうでかなり危険な状況でした。
以前、渓流釣りをやっていた経験がこの場所で役に立つとは思いませんでした。
水没後、靴下を絞ったりしているうちに今度は全身が冷えてしまい、歩いているのに体の震えを感じ、低体温症の症状が出始めたのが分かりました。
富士見平を下ってすぐだったので残りあと90分はかかりそうで、とりあえず着替えをしないとまずいと思い、ミレーのメッシュアンダーシャツが入っていたことを思い出し、ザック内が濡れるのもかまっていられず、全部出して上半身裸になって着替えてみたら、すぐに冷たさから解放され、何とか難を逃れました。

感想

jimny22

少ないながらも今までの経験、少しばかりの知識が役に立って、なんとか登頂、無事下山することが出来ましたが、ちょっと無謀な挑戦だったかも。
ミレーのメッシュアンダーシャツ、持って行って助かった。

コメント

Michael-ruu

火打でお会いしました。ニ日目大変でしたね。雨が酷かったので心配していました。ご無事でなによりでした。
またお天気のいい時にぜひ妙高にいらしてください。

jimny22

Michael-ruu さん、コメントありがとうございます。
ライチョウ平でもう少しお話したかったですが、お引止めすると登山口到着が遅くなりそうで自重しました。あの時間だと、引き帰して正解だったと思います。
天気はイマイチでしたが、高山植物にたくさん出会え、天狗の庭に魅せられて、とてもいい思い出になりました。
2日目の妙高はさんざんでしたが、下山後、上越にいる親友と飲んで、生かんずりと笹だんごパンを買い、高田城址公園のハスを見て、Ｒ２９０とちおの厚揚げうどんを食べて帰りました。
新潟はお酒や魚とかおいしいものたくさんあっていいですね〜。
おばあちゃんのいる会津に来ることあれば、磐梯山や吾妻山とかお勧めです。
もう登ったことあるかも知れませんが、時間が合えばご案内しますよ。
新潟の山や観光スポット等教えてもらえたら, またお会いできたら幸いです。