蓼科山 (大河原峠から双子池へ周回)


- GPS
- 08:54
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 841m
- 下り
- 831m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ビーナスラインの蓼科牧場交差点から約13km。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大河原峠〜蓼科山荘 笹原からカラマツ林の中を進む緩やかな道。将軍平から見る蓼科山が見応えあり。 蓼科山荘〜蓼科山頂 大きな石だらけの急登。下山者と道を譲り合うこと多し。 蓼科山荘〜竜源橋分岐 石ゴロの急坂で、石車に乗りやすい。大河原近くの大石は滑りやすく歩きにくい。 竜源橋分岐〜双子池 谷沿いの緩やかな登りと、北八ツらしい苔むした石と鬱蒼とした林の中の薄暗い道。 双子池〜大河原峠 笹の刈払いされた樹林帯の道を登ると、なだらかな草原の山頂に着く。峠までは好展望の笹原の道。 トイレは、大河原峠(無料)、蓼科山荘(200円)、双子池ヒュッテ(100円)。 山頂ヒュッテは未確認。 |
写真
感想
ここ一ヶ月、週末は全て雨で山行できず、身体が鈍ってしまった。
天気予報とにらめっこしながら、今度こそと出撃可能エリアを探す。
北八ツなら多少の雨でも行けそうかなと、計画を練る。
土曜(14日)の午前中なら期待できそうな予報だったので、蓼科山を加える。
こうして、今回の計画ルートは決まった。
狙い通りの天気の下、大河原峠に着く。
心配した駐車場は、車は多くなく、問題なく駐められた。
ただ、風が無く蒸し暑い。
一時涼しくなったのに、また夏に戻ってしまった感じだ。
日焼け止めを塗り、日よけ対策をして出発する。
将軍平までは、急坂もなく、カラマツ林の中を緩やかに登っていく。
将軍平に着くと、シラビソの林の上に、目指す蓼科山が見えてきた。
青空をバックにした蓼科山は、急に視界が開けたせいか、引きつけるものがあった。
蓼科山荘に着くと、急に賑やかになった。
そこには、七合目から登ってきた人たちが大勢休んでいた。
ここから見る山頂は、すぐにも登れそうに近くに見えた。
登山道は、すぐ急登に変わった。
同時に、大きな石だらけの道になった。
濡れていて滑りやすく、足の置き場に神経を使う。
途中からは、下ってくる人も多くなった。
なぜか体調が思わしくなく、何度も休みながら登っていった。
石だらけの山頂に着くと、不思議と身体が軽くなった。
ガスの中を、石飛をしながら、反対側にある方位盤の方まで行ってみる。
ガスが晴れるまで、ここで休憩した。
コーヒーを飲んでいると、突然ガスが取れた。
青空が出ている。
雲海の向こうには、甲斐駒と穂高がうっすら見えた。
他の山は、分厚い雲の中に隠れて見えない。
ちょっとの時間だったが、見えただけでもよかったと、山頂を後にした。
蓼科山荘から大河原までの下りは長かった。
滑りやすい石の連続で気が抜けない。
傾斜が緩んでも、竜源橋分岐になかなか着かない。
ぬるぬるの大きな石の道を慎重に歩いていくと、やっと分岐に出た。
ここで遅い昼食を取る。
意外と人が通ることに驚く。
空は曇り、山にはガスが懸かり、夕方かと錯覚しそうだ。
せき立てられるように出発する。
亀甲池に向かうと、次々と何組かのカップルとすれ違う。
人気のコースなんだと実感する。
北八ツらしい道を通って、やっと双子池に着く。
池をゆっくり見る間もなく、ガスが下りてきた。
ヒュッテ前で、一瞬にして乳白色に包まれる。
天気はなんてイジワルなんだ。
森の中の神秘的な池はベールに隠されてしまった。
ガスの中から、ヒュッテに泊まる人たちの賑やかな声が聞こえてくる。
山頂で長居し過ぎたかな。
とうとう雨が降り出してきた。
ここから峠までは、双子山を越さなければならない。
予報では、午後から雨だった。
ここまで持った事に感謝すべきか。
本降りになる前に、先を急ごう。
双子山に着くと、嘘のように雨は上がった。
ガスの中に、北横や蓼科の山頂が現れては消えていく。
ガスの下には、遠くふもとの平地が見える。
もう大丈夫なのかなと思ったが、どうも落ち着かない。
時間も決して早い事はないのだからと、峠に急いだ。
峠は、程なくして下から上がってきたガスに包まれた。
帰りの林道は、濃いガスの中をフォグを点けながら慎重に下った。
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