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Yamareco

記録ID: 345423
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

蓼科山 (大河原峠から双子池へ周回)

2013年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:54
距離
10.8km
登り
841m
下り
831m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

大河原峠P 7:51−9:17 蓼科山荘 9:32−10:17 蓼科山 11:47−12:20 蓼科山荘 12:32−13:40 大河原(竜源橋分岐) 14:02−14:32 亀甲池 14:42−15:25 双子池ヒュッテ 15:42−16:16 双子山 −16:40 大河原峠P
天候 晴れのち曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大河原峠駐車場:約30台。無料。トイレあり。
 ビーナスラインの蓼科牧場交差点から約13km。
コース状況/
危険箇所等
大河原峠〜蓼科山荘
笹原からカラマツ林の中を進む緩やかな道。将軍平から見る蓼科山が見応えあり。

蓼科山荘〜蓼科山頂
大きな石だらけの急登。下山者と道を譲り合うこと多し。

蓼科山荘〜竜源橋分岐
石ゴロの急坂で、石車に乗りやすい。大河原近くの大石は滑りやすく歩きにくい。

竜源橋分岐〜双子池
谷沿いの緩やかな登りと、北八ツらしい苔むした石と鬱蒼とした林の中の薄暗い道。

双子池〜大河原峠
笹の刈払いされた樹林帯の道を登ると、なだらかな草原の山頂に着く。峠までは好展望の笹原の道。

トイレは、大河原峠(無料)、蓼科山荘(200円)、双子池ヒュッテ(100円)。
山頂ヒュッテは未確認。
【メルヘントイレ】
水(飲用不可)が出なかった。
【メルヘントイレ】
水(飲用不可)が出なかった。
【ここから出発】
明るく開放的な峠。北八ツは峠が多い。
【ここから出発】
明るく開放的な峠。北八ツは峠が多い。
【カニコウモリ】
あまり花がないので目立つ。
1
【カニコウモリ】
あまり花がないので目立つ。
【きのこ】
あんパンみたい。
1
【きのこ】
あんパンみたい。
【やっと見えた】
樹林の上に蓼科山が見えた。
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【やっと見えた】
樹林の上に蓼科山が見えた。
【将軍平から】
青空も出てきて、いいぞいいぞ。
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【将軍平から】
青空も出てきて、いいぞいいぞ。
【蓼科山荘前で】
休んでいるのは、ほとんど七合目から登ってきた人たちだ。
【蓼科山荘前で】
休んでいるのは、ほとんど七合目から登ってきた人たちだ。
【こんなのが続く】
山頂までの急登は石だらけの道。
【こんなのが続く】
山頂までの急登は石だらけの道。
【もうすぐ山頂】
木々が低くなると、もうすぐだ。
【もうすぐ山頂】
木々が低くなると、もうすぐだ。
【山頂ヒュッテ】
広い山頂の端に、遠慮がちに建っている。
【山頂ヒュッテ】
広い山頂の端に、遠慮がちに建っている。
【石だらけの山頂】
どこでも山頂。どこが一番高いのかわからない。
1
【石だらけの山頂】
どこでも山頂。どこが一番高いのかわからない。
【ガスが取れた】
ガスが取れると、歓声と共に一斉に同じ方向を見つめる。
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【ガスが取れた】
ガスが取れると、歓声と共に一斉に同じ方向を見つめる。
【青空がうれしい】
モクモク雲海の上に、きれいな秋の空が広がる。
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【青空がうれしい】
モクモク雲海の上に、きれいな秋の空が広がる。
【イチゴ】
石と石の間にいっぱいあった。
1
【イチゴ】
石と石の間にいっぱいあった。
【コケモモ】
よく見ると、小さい赤い実がいっぱい。
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【コケモモ】
よく見ると、小さい赤い実がいっぱい。
【ゴゼンタチパナ】
赤い実が秋を教えてくれる。
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【ゴゼンタチパナ】
赤い実が秋を教えてくれる。
【天祥寺原への道】
蓼科山荘からの下り。石ゴロで歩きにくい。
【天祥寺原への道】
蓼科山荘からの下り。石ゴロで歩きにくい。
【滑り易く歩きにくい】
滑りやすそうな石が多くなる。
【滑り易く歩きにくい】
滑りやすそうな石が多くなる。
【分岐で昼食】
やっと着いた大河原(天祥寺原)の分岐で休憩しよう。
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【分岐で昼食】
やっと着いた大河原(天祥寺原)の分岐で休憩しよう。
【天祥寺原】
雲行きが怪しいが、予定通り亀甲池へ。
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【天祥寺原】
雲行きが怪しいが、予定通り亀甲池へ。
【ハクサンフウロ】
まだ数株咲いていた。
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【ハクサンフウロ】
まだ数株咲いていた。
【亀甲池】
ガスに煙る山に囲まれた静かな池だ。
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【亀甲池】
ガスに煙る山に囲まれた静かな池だ。
【双子池への登り道】
雨が降り出し湿度120%。緩い坂でも汗が噴き出す。
【双子池への登り道】
雨が降り出し湿度120%。緩い坂でも汗が噴き出す。
【双子池への下り道】
鬱蒼とした緑の森が続く。
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【双子池への下り道】
鬱蒼とした緑の森が続く。
【双子池(雌池)】
ポカッと空間が現れ、緑色の水面が見えた。
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【双子池(雌池)】
ポカッと空間が現れ、緑色の水面が見えた。
【池の周囲はテント場】
ブルーシャトー(フルッ!)の曲が聞こえてきそう。
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【池の周囲はテント場】
ブルーシャトー(フルッ!)の曲が聞こえてきそう。
【双子池ヒュッテ】
着いたらガスって来てしまった。
【双子池ヒュッテ】
着いたらガスって来てしまった。
【双子池(雄池)】
こっちの池は看板しか見えなかった。
【双子池(雄池)】
こっちの池は看板しか見えなかった。
【双子山】
向こうのピークが山頂。蓼科山と北横岳がチラッと見えた。
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【双子山】
向こうのピークが山頂。蓼科山と北横岳がチラッと見えた。
【ナナカマド】
今年のナナカマドの紅葉はどうだろうか。
【ナナカマド】
今年のナナカマドの紅葉はどうだろうか。
【眼下に大河原峠】
峠はすぐそこ。雨が上がって、空気がひんやり。
1
【眼下に大河原峠】
峠はすぐそこ。雨が上がって、空気がひんやり。
【歩数】
歩数の割には、ちょっと疲れた。
【歩数】
歩数の割には、ちょっと疲れた。

感想

ここ一ヶ月、週末は全て雨で山行できず、身体が鈍ってしまった。
天気予報とにらめっこしながら、今度こそと出撃可能エリアを探す。
北八ツなら多少の雨でも行けそうかなと、計画を練る。
土曜(14日)の午前中なら期待できそうな予報だったので、蓼科山を加える。
こうして、今回の計画ルートは決まった。

狙い通りの天気の下、大河原峠に着く。
心配した駐車場は、車は多くなく、問題なく駐められた。
ただ、風が無く蒸し暑い。
一時涼しくなったのに、また夏に戻ってしまった感じだ。
日焼け止めを塗り、日よけ対策をして出発する。

将軍平までは、急坂もなく、カラマツ林の中を緩やかに登っていく。
将軍平に着くと、シラビソの林の上に、目指す蓼科山が見えてきた。
青空をバックにした蓼科山は、急に視界が開けたせいか、引きつけるものがあった。

蓼科山荘に着くと、急に賑やかになった。
そこには、七合目から登ってきた人たちが大勢休んでいた。
ここから見る山頂は、すぐにも登れそうに近くに見えた。

登山道は、すぐ急登に変わった。
同時に、大きな石だらけの道になった。
濡れていて滑りやすく、足の置き場に神経を使う。
途中からは、下ってくる人も多くなった。
なぜか体調が思わしくなく、何度も休みながら登っていった。

石だらけの山頂に着くと、不思議と身体が軽くなった。
ガスの中を、石飛をしながら、反対側にある方位盤の方まで行ってみる。
ガスが晴れるまで、ここで休憩した。
コーヒーを飲んでいると、突然ガスが取れた。
青空が出ている。
雲海の向こうには、甲斐駒と穂高がうっすら見えた。
他の山は、分厚い雲の中に隠れて見えない。
ちょっとの時間だったが、見えただけでもよかったと、山頂を後にした。

蓼科山荘から大河原までの下りは長かった。
滑りやすい石の連続で気が抜けない。
傾斜が緩んでも、竜源橋分岐になかなか着かない。
ぬるぬるの大きな石の道を慎重に歩いていくと、やっと分岐に出た。
ここで遅い昼食を取る。
意外と人が通ることに驚く。

空は曇り、山にはガスが懸かり、夕方かと錯覚しそうだ。
せき立てられるように出発する。
亀甲池に向かうと、次々と何組かのカップルとすれ違う。
人気のコースなんだと実感する。

北八ツらしい道を通って、やっと双子池に着く。
池をゆっくり見る間もなく、ガスが下りてきた。
ヒュッテ前で、一瞬にして乳白色に包まれる。
天気はなんてイジワルなんだ。
森の中の神秘的な池はベールに隠されてしまった。
ガスの中から、ヒュッテに泊まる人たちの賑やかな声が聞こえてくる。
山頂で長居し過ぎたかな。

とうとう雨が降り出してきた。
ここから峠までは、双子山を越さなければならない。
予報では、午後から雨だった。
ここまで持った事に感謝すべきか。
本降りになる前に、先を急ごう。

双子山に着くと、嘘のように雨は上がった。
ガスの中に、北横や蓼科の山頂が現れては消えていく。
ガスの下には、遠くふもとの平地が見える。
もう大丈夫なのかなと思ったが、どうも落ち着かない。
時間も決して早い事はないのだからと、峠に急いだ。

峠は、程なくして下から上がってきたガスに包まれた。
帰りの林道は、濃いガスの中をフォグを点けながら慎重に下った。

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