8/28【七倉岳（長野・2509m）】晩夏の七倉尾根へ

2021年08月28日(土) 〜 2021年08月29日(日)

• GPS: 07:57
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,535m
• 下り: 1,541m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:04
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:24

5:20 七倉山荘
5:23 5:23 七倉登山口
6:30 6:31 唐沢ノゾキ
7:09 7:22 岩小屋
8:07 8:13 鼻突八丁（八合目）
9:06 9:06 天狗の庭
9:44 船窪小屋

2日目

• 山行: 2:49
• 休憩: 0:42
• 合計: 3:31

7:16 船窪小屋
7:28 7:50 七倉岳
7:59 8:16 船窪小屋
8:38 8:38 天狗の庭
9:00 9:01 鼻突八丁（八合目）
9:29 9:30 岩小屋
9:54 9:55 唐沢ノゾキ
10:43 10:43 七倉登山口
10:47 ゴール地点

天候

28日（土）　晴れのち曇り時々雨
29日（日）　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉登山口（七倉ダム、七倉山荘でナビゲーションをセット）

・駐車場　50台/無料/24時間出入り可
・標高1058m
・トイレあり
・登山ポストあり（ハイシーズンは登山指導所開設）
・冬季閉鎖あり
・マップコード：691 252 819*84
・緯度経度：36°29′38″/137°43′30″

コース状況／危険箇所等

七倉尾根（船窪新道・七倉登山口〜船窪小屋〜七倉岳）

・全体的に木の根が多く、急登であるため、雨天時は特に注意が必要
・刈払いなど登山道は整備されている

・船窪小屋までの標高差はおよそ1400mで140m上がるごとに標識が設けられている
　登山口~3/10　最初の急登
　3/10~4/10　平たんとなり唐沢のぞき、いったん鞍部に出て登り
　4/10~5/10　登りが続き、途中岩小舎がある
　5/10~6/10　緩急の登り、樹林帯の中、七鞍の森
　6/10~7/10　鼻付八丁、木の根が多く足運びは慎重に
　7/10~8/10　森林の中の登り
　8/10~9/10　森林限界の過ぎ景色が開ける、途中天狗の庭
　9/10~10/10　景色が開けた登り、上部はお花畑

その他周辺情報

七倉温泉 七倉山荘
〒398-0001 長野県大町市平高瀬入2118-37
TEL.[phone]
FAX.[phone]
http://www.webmarunaka.com/nanakura/index.html

入浴料：大人一人660円(税込)　小人一人300円(税込)

営業時間：
夏季　６時頃〜１８時００分最終入場、１９時００分迄
夏季以外　８時頃〜１８時００分最終入場、１９時００分迄

　泉質　単純アルカリ温泉
　効能　消化器病(胃腸病)､神経痛､筋肉痛､冷え性､痔疾
　当館の温泉は一般的に美人の湯と言われる単純アルカリ温泉。
　裏銀座から下山の際にお立ち寄りされる方も多く、登山の疲れを流されて行かれます。
　内湯のほか、七倉沢の瀬音を聞きながらの露天風呂は皆様に御好評です。秋には紅葉も露天風呂に色を添えます。

写真

登山届はきちんと出しましょう
ヤマレコでつくった山行計画書を投かんしました

コースタイム6時間の歩きのはじまり、はじまり〜

鼻付八丁

天狗の庭
槍ヶ岳まで見渡せます！

直射日光を浴びながらの登りで疲れたので、クロマメノキの実をつまみながら登ります

お花畑はチングルマの実でいっぱいでした

もってきたスイカ（石川県産）に梨（富山県産）

囲炉裏でお茶飲んで寛ぎます

小屋の玄関から鐘越しに立山・劔を撮るのがお気に入りです

昼ごはんご馳走になりました

みずみずしくて美味かったナシ

晩ごはん
唐揚げ、天ぷらが美味しく揚がっていると好評でした

朝、ランプの灯り

日の出

ホシガラスは、一生懸命に松ぼっくりを食べています

普段の朝の光景

ラジオ体操

ちょっと遅めの朝ごはん

そして七倉岳へ

ライチョウが道案内

「いってらっしゃーい」と見送られました

七倉山荘のお風呂

そして締めはかき氷
美味かった〜♪

感想

shirayama

　山小屋の営業も残すところ1か月余り。自分の予定と照らし合わせると忙しくて、山小屋に行けるのがひょっとすると今週末がラストかも知れない。週末の天気予報は珍しく晴れマーク。七倉尾根からの景色を見に行こうと船窪小屋へ。

　七倉ダムの駐車場は、かなりの台数のクルマが停まっていたが、ほとんどは高瀬ダム方面へ行くらしく、七倉尾根を歩く人はあまりいなさそうだ。時折吹き込む涼しい風も手伝って天狗の庭まで、スイカとナシを背負っているにしては割と順調なペース。天狗の庭から見る高瀬ダム、そして尖った槍ヶ岳をしばし眺めてからは、クロマメノキの実を頬張りながらゆっくり目に歩いた。10時前に到着。

　小屋番の2人に加え、常連で7月から手伝いに来ている達富さんが迎えてくれた。達富さんとは何年振りだろうか。

　テラスで北アルプスの景色を眺めながら、のんびりとした時間を過ごす。午後になって、富山側から雨雲が流れ込み天気が崩れ、夕方にかけて雨が断続的に降ってきた。囲炉裏に場所をうつしてまたのんびり。ありがたくなってきて、少しの間布団の中へ。昼間から北アルプスで布団かぶって寝るとは贅沢だ。

　目が覚めると夕食の準備に取り掛かっていた。この日の宿泊は自分を含め14人。囲炉裏での食事は、密を避けるため2回にわけられた。「みそ汁が美味しい」。使っているのは仕込み味噌。船窪のおかあさんの手作り。「おかあさん」の味が受け継がれている。

　食後は、ランプの灯る囲炉裏でしばしおしゃべり。気づけば消灯時間を少し過ぎていた。

　翌朝、「いってらっしゃーい」と他のお客さんを鐘を鳴らして見送り、恒例のラジオ体操、朝ごはん。下山の前に七倉岳へ。山頂付近でライチョウに会えた。小屋に戻り、しばらくして、今度は「いってらっしゃーい」と見送られて下山。

　この日も天気が良く、汗をかきかき七倉尾根を下る。七倉山荘で汗を流したあと、名物のかき氷を頬張り、帰途に就いた。