記録ID: 3477418
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
富士・御坂
富士山、吉田口、富士スバルライン五合目から
2021年08月29日(日) [日帰り]
山梨県
静岡県
Y-chan
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:37
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,805m
- 下り
- 1,789m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 8:29
距離 18.2km
登り 1,805m
下り 1,798m
15:19
| 天候 | 富士山については八合目以上は晴れ、八合目以下は曇り、雲海 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
概ね良好。お盆あたりの大雨で六合目以上は水の流れができて、抉れているようなことも聞いていましたが、気に留まらなかったです。下山時、しばらく雨なしでかなり土埃が舞い上がります。七合目から山小屋が現れますが、同時に溶岩帯の登りとなり、ストックは八合目蓬莱館までしまっておく方が良いでしょう。この日は天気が良く、風がなければ暑いほどだったと思われますが、適度に風が吹いてくれて助かりました。山頂は風の通る北西側から南東側で強風がちょっとしんどかったです。あれ以上吹くと危ない感じになったと思われます。 |
| その他周辺情報 | ふじやま温泉など |
| 予約できる山小屋 |
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
|
写真
南アルプスも見えていた。そうか、この時は、雲海がもうちょっと低いところだったのだな。
南アルプスも見えていた。そうか、この時は、雲海がもうちょっと低いところだったのだな�◆�
六合目の安全指導センター、富士山保全協力金で設置されているトイレ、富士山保全協力金の徴収場所を通過し、江戸時代の富士講の皆さんが使用され、現在も馬返しから歩く人が多い本来の吉田ルートを合わせ、本格的な登山道へ。
六合目の安全指導センター、富士山保全協力金で設置されているトイレ、富士山保全協力金の徴収場所を通過し、江戸時代の富士講の皆さんが使用され、現在も馬返しから歩く人が多い本来の吉田ルートを合わせ、本格的な登山道へ。
七合目から溶岩の上を歩きます。手前でストックしまって手足を使って登って行きます。
歩きにくい溶岩帯が続きます。七合目ですね。七合目の山小屋鳥居荘の鳥居が見えています。
七合目の最後の東洋館を通過して、また目の前の溶岩を見ながら、それにしてもうまく溶岩帯のところで歩きやすいルートを見つけたななどと思いながら、ひたすら登って、八合目の手前、3000mを超えるあたりの溶岩。
七合目の最後の東洋館を通過して、また目の前の溶岩を見ながら、それにしてもうまく溶岩帯のところで歩きやすいルートを見つけたななどと思いながら、ひたすら登って、八合目の手前、3000mを超えるあたりの溶岩。
七合目通過して、依然として溶岩帯を通過しています。八合目の最初の小屋、太子館を見ている感じ。七合目の最後の小屋東洋館を過ぎると太子館までちょっと距離と時間が空きますね。太子館が右に見え、左に亀岩が見えています。岩の下の方が亀の首。長寿の象徴、昔の人はいいもの見たと思ったことでしょう。
七合目通過して、依然として溶岩帯を通過しています。八合目の最初の小屋、太子館を見ている感じ。七合目の最後の小屋東洋館を過ぎると太子館までちょっと距離と時間が空きますね。太子館が右に見え、左に亀岩が見えています。岩の下の方が亀の首。長寿の象徴、昔の人はいいもの見たと思ったことでしょう。
七合目や八合目の小屋の右には、吉田大沢があります。1980年まではここを現在の須走ルートや御殿場ルートのように砂走りして駆け下っていたようですが、1980年の落石事故で10名以上の死者を出し、下山道が現在のように付け替えられています。
七合目や八合目の小屋の右には、吉田大沢があります。1980年まではここを現在の須走ルートや御殿場ルートのように砂走りして駆け下っていたようですが、1980年の落石事故で10名以上の死者を出し、下山道が現在のように付け替えられています。
亀岩。わかりますよね。手前には人工物ありますが、雪代を防いだりするためにどうしても必要なのですね。
八合目の元祖室に到着。3250m。自撮りしてみます。高山病の症状もないようです。
江戸時代の富士講の隆盛をもたらした食行身禄にまつわる烏帽子岩をまつる神社が元祖室横にあります。食行身禄は万民を救済したいと烏帽子岩のたもとで入定（断食をしてミイラになること）したのが1733（享保18）年でその時、すぐ近くにあった石室（今で言うところの山小屋）が元祖室だそう。富士山信仰と深い繋がりのある山小屋。
江戸時代の富士講の隆盛をもたらした食行身禄にまつわる烏帽子岩をまつる神社が元祖室横にあります。食行身禄は万民を救済したいと烏帽子岩のたもとで入定（断食をしてミイラになること）したのが1733（享保18）年でその時、すぐ近くにあった石室（今で言うところの山小屋）が元祖室だそう。富士山信仰と深い繋がりのある山小屋。
烏帽子岩神社の内部。良く登山期終了後に富士山登るとここは閉まっていますから、内部をじっくり見たのは初めて？
さらに元祖室の建物右には、おそらく元祖室を定宿にしていたであろう富士講にまつわるお祈り所のようなところがありますね。
八合目の蓬莱館までストックをしまっていましたが、また取り出して、ストックを使用しながら登っています。この辺りも溶岩帯ですが、七合目から蓬莱館までがちょっと手足を使用する感じに対して、蓬莱館以降にある溶岩帯はストックあっても大丈夫な感じと自分では思っています。
八合目の蓬莱館までストックをしまっていましたが、また取り出して、ストックを使用しながら登っています。この辺りも溶岩帯ですが、七合目から蓬莱館までがちょっと手足を使用する感じに対して、蓬莱館以降にある溶岩帯はストックあっても大丈夫な感じと自分では思っています。
山頂直下。この狛犬、いつだったか、2019年かな、冬の間に崩れて修復されたんですよね。また、この辺りにいたロシア人女性が山頂にいた人が起こしたと思われる落石を胸に受け、亡くなっていますね。それも2019年だったかな。
山頂直下。この狛犬、いつだったか、2019年かな、冬の間に崩れて修復されたんですよね。また、この辺りにいたロシア人女性が山頂にいた人が起こしたと思われる落石を胸に受け、亡くなっていますね。それも2019年だったかな。
鳥居。富士山、登山道、山頂の遺跡群も含めて、世界遺産ですから、しっかり護っていきたいな。
須走口からの登山道も本八合目で合わせて、こちらが須走口、吉田口の山頂。目の前に久須志神社。静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社の奥宮の末社。
科学者ではないので、どのようにしてこういう状態になったのかはすぐには、見当がつかないのですが、繰り返す噴火が如何にに凄まじいものだった、、、ですよね。
科学者ではないので、どのようにしてこういう状態になったのかはすぐには、見当がつかないのですが、繰り返す噴火が如何にに凄まじいものだった、、、ですよね。
深さ200m以上にもなる大きな抉れ。噴火口。2000年前までには、山頂からの活動は停止して、最後の噴火は側火山の宝永火口。1707年。もう300年経っているよね。
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深さ200m以上にもなる大きな抉れ。噴火口。2000年前までには、山頂からの活動は停止して、最後の噴火は側火山の宝永火口。1707年。もう300年経っているよね。
山頂を回るお鉢巡りしたのですが、息苦しくなってきたので、御殿場口山頂、富士宮口山頂過ぎたあたりで、おにぎり食べます。剣ケ峰を撮ります。山頂は、時計回りで、、がお勧めですよ。
山頂を回るお鉢巡りしたのですが、息苦しくなってきたので、御殿場口山頂、富士宮口山頂過ぎたあたりで、おにぎり食べます。剣ケ峰を撮ります。山頂は、時計回りで、、がお勧めですよ。
何度も噴火しているのが色の違いでも分かる。複雑に地形を抉る火山活動は怖いね。
真ん中あたりに見えるのが虎岩と呼ばれる岩らしい。確かにそのように見えないこともない。
久須志神社に戻りつつありますが、こんな鳥居ができていました。小型の鳥居で剣ケ峰に向かうにつけられています。何だろう、その目的は。剣ケ峰を拝むためでしょうけどね。
久須志神社に戻りつつありますが、こんな鳥居ができていました。小型の鳥居で剣ケ峰に向かうにつけられています。何だろう、その目的は。剣ケ峰を拝むためでしょうけどね。
見えますか。遠くに登山道。写真を撮っているのが下山道。吉田ルートは登山道、下山道で分かれていますね。その真ん中。男女2名が、斜面を登っています。登山道でも下山道でもないところを歩くのは、落石の危険、自らの命の危険もあり絶対やってはいけません。ではなぜあんなところにいたのかな？帽子が飛ばされて取りにいった？
見えますか。遠くに登山道。写真を撮っているのが下山道。吉田ルートは登山道、下山道で分かれていますね。その真ん中。男女2名が、斜面を登っています。登山道でも下山道でもないところを歩くのは、落石の危険、自らの命の危険もあり絶対やってはいけません。ではなぜあんなところにいたのかな？帽子が飛ばされて取りにいった？
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ゲイター
日よけ帽子
靴
昼ご飯
行動食
地図（地形図）
ヘッドランプ
カメラ
|
|---|
感想
前日に思い立って、急遽支度しました。今期は富士山開山です。本来の通訳ガイドの仕事は皆無。ただ、開山で五合目の案内業務、富士山保全協力金の徴収業務などの仕事に応募して毎日ではないものの、7月からは月の半分くらいを富士山五合目、六合目に来ていました。8月月末に4日ほど、そうした勤務のない日ができたので、どこかで富士山登ろうとは思っていましたが、8月29日が天気も良いらしいことで、急遽の登山でした。しばらく高い山には登っていませんでしたが、特に問題なく、お鉢巡りもして下山できました。ただ、右足親指に靴擦れ。皮膚を切ってちょっと深い靴擦れにメンタム塗布しますよ。
登山は9月10日までがオフィシャル開山日。
山頂トイレはそれ前の9月5日で閉鎖。
山頂の山小屋は扇屋のみの営業で9月5日午前中まで。
富士宮口の山頂にある富士山本宮浅間大社の奥宮は8月29日で閉鎖で、まだ開いている奥宮の末社である久須志神社も9月5日朝までで終了。
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インスタの自撮りがいっつも真顔で怖かったんだもん！笑
これからも口角ちょっと上げて↑ね♪😁
富士山は夏に行くと涼しくてトレーニングにも良いと知ったのが一昨年の夏。
でも去年も行けず、今年もオフィシャルオープンには行けなくなってしまいました。
県内に涼しくて良い山あるのは羨ましいですね！😊
え、、そうだったかな、、と思いました。自撮りの顔。
真顔だったかな。
富士山久しぶりで、今期は開山もあって、五合目とか六合目で開山期のお仕事もしていたので、順調に登れたことで笑顔が自然に出たかも。天気が良かったし。
この日も日差しは強かったですが、風が適当に吹き抜け気持ちよかった。
下山時は土埃でちょっとだけ、不快でしたけど。
開山期もあと10日ですね。
その間、まだ五合目、六合目のお仕事も頂いており、通訳ガイドの仕事が皆無なので、助かります。
オリンピックも関係なかったし。
天気を見ながら、良い天気には思い切って富士山へ。
良いロケーションに住んでいますよ。
北岳も登りたい。
Y-chan
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