天気に恵まれた空木岳
- GPS
- 08:33
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,115m
- 下り
- 2,144m
コースタイム
6:17 (0:00) 林道終点
6:40 (0:23) たかうちば
7:16〜7:21 (0:59〜1:04) 池山小屋水場
7:53 (1:36) 尻無
8:32 (2:15) 地獄入口
9:54 (3:37) 空木平との分岐
10:26〜10:34 (4:09〜4:17) 駒石
11:10〜11:18 (4:53〜5:01) 駒峰ヒュッテ
11:28〜12:02 (5:11〜5:45) 空木岳山頂
12:16 (5:59) 駒峰ヒュッテ
9月22日
6:39 (0:00) 駒峰ヒュッテ
7:00 (0:21) 駒石
7:16 (0:37) 分岐
8:20 (1:41) 地獄入口
8:45 (2:06) 尻無
9:05〜9:08 (2:26〜2:29) 水場
9:30 (2:51) たかうちば
9:47 (3:08) 林道終点
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
タクシーは林道終点まで入ってくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:登山口に有り。ただし、用紙無しペン無しなので用意していきましょう。 トイレ:登山口に有り 水場:池山小屋のほうは大量に湧いてました。地形図にある池山避難小屋のほうにも水場があるようなのですが、見てません。 危険箇所:大地獄小地獄付近 尻無からマセナギの間、一カ所だけ、登りのときに道迷いをした場所がありましたので注意。 下山後の温泉:駒峰ヒュッテにこまくさの湯の割り引き券がありました。他、近くにはこぶしの湯、こまゆき荘などあります。 下山後の食事:ソースカツ丼一択と何度いえb(ry |
写真
装備
個人装備 |
シュラフ 1 ULSSダウンハガー#3
マット 1 ULコンフォートシステム120
雨具 1 レイントレッカー
ガスコンロ 1 P-172
ガスボンベ 1 時々2
コッヘル 1 エヴァニューラーメンコッヘル
水 1 3L(最大)
食料 2 基本的にご飯2食分(おにぎりなど含む)
非常食 2 インスタントラーメン
行動食 1 カロリーメイトなど
iPhone 1 ほぼGPSロガー、場合によってロケタッチ用
ラジオ 1
ヘッドランプ 1
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感想
父親は昔登った事があり、とても印象的な山だったようで、一緒に登ろう、って話をして計画までたてたものの、父親の膝の具合が良くなく、単独でいってきました。
計画では休憩含めて登り7時間、下り5時間とりましたが、だいぶあまあまな設定で、コースタイムの通り、そこまでかかりませんでした。父親は以前登った時に駒峰ヒュッテから2時間台で下れた、と言っていましたので、下りは若干負けてしまいました…。
朝5:40頃に林道終点の駐車場に着きますが、あと1〜2台で一杯ってタイミングで止められました。ラッキー。
登り始めは本当に遊歩道といった趣で、MTBで余裕で登れそうなレベル。小一時間で池山小屋に到着し、水場で2Lのプラティパスをいっぱいにして、おにぎり食べて再スタート。またしばらく斜度のないルートになりますが、すぐにつづら折りの斜面を登るようになります。登り切って尾根に一旦出て(尻無)、尾根沿いに道がついているので、こっちかな?と尾根を進もうとすると上から数人下ってきます。どうやらルートが違うようで、よく見たら少し下に道がついていました。危うく難を逃れましたが、そのまま尾根を進むと藪漕ぎになるようです…。
ここら辺まではまだまだ準備体操レベルで、この先に待ち構えている大地獄小地獄は、痩せ尾根あり階段あり鎖ありワイヤーありのとても楽しいアスレチックです。地獄とは名ばかりで、実際はかなり整備されています。ただ、すれ違いがとても困難な箇所ばかりで、おそらくそういった時に落ちたりこけたりしてしまう可能性があるのかなあ、と感じました。
地獄を過ぎてから淡々と登り続け、気がつくと空木平との分岐点。天気がかなり良いので、景色を期待して駒石のある尾根経由に道をとります。
分岐から10分くらいで森林限界となり、周りの雄大な景色を眺めながらの登山となり、ペースが一気に落ちます。紅葉には早かったものの、秋の空の中、気持ちいい風を感じながら、目の前に見える空木岳へ向かって一歩一歩進みます。
駒石で少し休憩した後、ヒュッテまでの最後の登りへと向かいますが、やはりのんびりとした歩きとなります。まあそれも仕方なし。
駒峰ヒュッテに着くと数人、外のデッキで休憩しています。小屋番さんは留守らしく、仕方ないので私も日陰にちょっと座ってぼけーっとした時間を過ごします…が、小屋番さん来るまで山頂でぼーっとしようと思い立ち、荷物一式もって山頂へ(置いて行けばいいのに)。
山頂は小屋からすぐで、ぐるっと見渡すと南アルプスはもちろん一望でき、その後ろに富士山が頭だけちょこっと出し、八ヶ岳も、御嶽、乗鞍も、もちろん駒ヶ岳や南駒ヶ岳へのカッコいい稜線も一望、木曽駒の後ろに槍ヶ岳と穂高岳まで見えました。
木曽駒までの稜線を見ていると、やっぱりあそこまで行きたいなあ…って思いましたが、今回はやめておきます。また今度のお楽しみ。
小屋に戻って寝場所を確保し、ビールください!って言ったら無い!って答えが返ってきました。少し泣きつつ水割りを作って飲みながら本を読みふけっていると、いつの間にか上の階は満員となっており、一階の自炊部屋に寝場所を作り始めました。自炊場の確保ついでにまたまた飲みつつ早めの晩ご飯。近くの方とおしゃべりしながらの楽しい夕食で、気付くと17時過ぎ。慌てて片付けて千鳥足で三脚とカメラを抱えて山頂へ。
前回登った木曽駒ヶ岳、その前の燕岳と日没には恵まれなかったので、今日こそはと楽しみにしていました。
結果は写真の通り、良い色に染まりました。百聞は一見に如かずなんて言いますが、この写真をいくら見たところでこの色はお伝えできないのがとても残念です。雲の形だとか位置だとか言いだすとキリが無いですが、いつ見てもいいものです。
戻ると寝場所をどうするか大騒ぎで、小屋番さんも大忙し。後から来た人は土間に寝場所を作っていました。だいぶ人数が入ったようですが翌日にはもっと入るらしいってことを話していらっしゃいましたので………おつかれさまです。
翌朝、あまりしっかりと寝られませんでしたが、支度を整え、再度三脚とカメラを持って頂上まで。
朝も良い色に染まって自分の中では今年一番のご来光となりました。これが見られるから、登山と山頂付近での宿泊は止められないんですよねえ〜。
朝ご飯のラーメンを食べて荷物を片付け、下りにかかります。途中でカメラをしまってスピードアップを計るも地獄でのすれ違いで若干時間がとられます。ほぼ無休憩で下ってきた結果、目標の3時間は切れず…残念。まあ、早ければいいってもんじゃないですが…。
空木岳。正直なところいいのかなあ、ってちょっと疑っていましたが、疑ってすいませんでした。今まで登ってきた山の中でも、天気のおかげもありますが、一番良かったんじゃないかって思いました。間違いなくまた登るでしょうし、何度も登ることになるかもって思いました。
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