最高の青空!燕岳、大天井岳、常念岳縦走
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- GPS
- 32:55
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,357m
- 下り
- 2,448m
コースタイム
6:20中房温泉〜8:35合戦小屋8:50〜9:50燕山荘10:15〜10:35燕岳山頂10:40〜13:50大天井岳
7:20大天井岳〜9:45常念小屋10:00〜11:00常念岳山頂11:30〜12:20前常念〜15:15駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山:三股駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届:中房温泉にあり。 |
写真
感想
9月連休に北アルプス遠征。
今回は自転車乗りの友達を車に乗せ、15時過ぎに広島を出発。台風による土砂崩れで滋賀県八日市から彦根までが通行止めのため一般道に迂回。結局、梓川SAに到着したときには既に2時。SAで2時間ばかり仮眠をとり、寄り道をしながら中房温泉に。ここで友達は乗鞍にヒルクライムに出かけるというので車を預け一旦サヨナラ。下山時に迎えに来てくれます。
中房温泉に着いたのが6時過ぎ。この時点で駐車場は既にいっぱい。かなり手前まで路上駐車の列が続いていた。どんだけの人が上っているのだろうか。
さてさて、この日は、台風一過のおかげか、空は雲ひとつない快晴。北アルプス三大急登といわれる合戦尾根を、渋滞気味の登山道をひたすら登っていく。ゆったりペースのおかげか合戦小屋まで1回の休憩で上がれた。「スイカなんて食べるか」と思っていたが、喉の渇きには勝てず、1切れをペロリ。うまいうますぎ。
その後も合戦尾根を上がっていくと、南アルプスの合間から富士山がひょっこり。正面を見上げれば槍がニョッキリ。テンションがあがっていく。
合戦小屋を登りきり燕山荘に到着。雲ひとつない空に、槍・穂高から剣・立山までの眺望が映える。先月いったばかりの鷲羽や黒部五郎もすぐそこに見える。これは凄い。
もともと燕山荘のテン場に泊まる予定であったが、まだまだ行けそうな気がしたのと、テントの込み具合を見て、大天井まで行くことに。
調子よく進んでいくも寝不足のせいかだんだんと眠くなってくる。加えて大天井までの最後の坂が容赦なく体力を削っていく。やっとの思いで山荘まで到着。既にテン場は8割方埋まっており端っこのほうにテントを張り、中で仮眠をとるも、外が賑やかなのですぐに目が覚める。しばらくして外に出てみると、細引きが交差するぐらいすぐ隣にテントが。テン場中がそんな状態。連休の表銀座はこんな感じなのだろうか。
晩御飯を食べる前に、大天井山頂に行っておこうと5分かけて登頂。荷物がないと体が軽い。17時過ぎに到着したが、既に夕日待ちの人がたくさんいた。だんだん寒くなっていく中、日が沈むのじっと待つ。ゆっくりと太陽が傾き、槍の剣先を赤く染めていく。日が雲の中に落ちたときに、あたりが朱に燃え、槍のシルエットが映える。絶景、絶句。長時間太陽を見ていたせいか目がチカチカする中、下山。そして晩御飯を軽く済ませ、すぐに就寝。
朝はゆっくりしようかと思っていたが、ちょうど日の出の時間だったので起きる。気温は2℃。着れるものは全て着て、太陽が顔をのぞかせるのをじっと待つ。昨日の夕日と真反対からゆっくりと顔を出してくる。おはようございます。
テントに戻り、もう少し寝ようかと思ったが目がさえてしまったので行動することにする。今日は予定では常念小屋まで行くだけ。たった3時間。またテン場が混んでるだろうなーと思っていると、面倒くさくなってくる。かといって蝶が岳まで行くのもなーと。
結局友人に電話をし、1日早く下山することにした。予定が決まればあとは動くだけ。常念岳まで一気に進み、三股まで急斜面を下っていく。前常念から樹林帯までの岩場は恐る恐るおりていったが、樹林帯に入ってからは駆けるように下った。
駐車場で友人と合流後、風呂に入り、乗鞍に上がる途中の道の駅近くにあるキャンプ場?で友人とプチ宴会をして、帰路についた。
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