剱沢テン泊で剱岳（別山尾根）
富山県
prestige7449
体力度について
- GPS
- 08:26
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,240m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:37
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 5:46
富山県のグレーディング表では室堂〜剱岳間の距離往復で16.7Km、累積標高差1,900mです、アップダウンがたくさんあるので決して楽ではありません。
カニの縦ばい、横ばいは渋滞してましたので時間かかってます。
| 天候 | 9/19 快晴 9/20 ガス時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
9/19 8時頃には当然に大混雑で駐車場は満車状態でしたが、切符売り場まで行くも待ち時間の長さに諦めて帰った人も多かったようです、おかげで向こう岸の駐車場へ停めずに済みました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
剱沢テン場〜山頂のルートです。往復で�，�ら��番まで鎖場あります。悪天候時、強風時は勇気ある撤退をお勧めします。カニの縦ばい、横ばい、平蔵の頭などの核心部以外は、鎖に頼らなくても乾いていれば岩をしっかりつかめます。前剱以降山頂近くは登りと下りが分かれます、右側通行です。 ・テン場〜一服剱 剣山荘を越えるとトラバース気味に登りが始まります。序盤から鎖場が始まってキツいです。 ・一服剱〜前剱 鎖場が多くなってきますが、気をつけて行けば問題は無いです。武蔵のコルから前剱へ約250mの登りキツイです。 ・前剱〜平蔵のコル この辺りから本番です。前剱を下りたら鉄の橋を渡って、岩場をトラバースします、ヤバいです。平蔵の頭は遠目から見ると縦長の薄い岩、高度感たっぷり、登って下るのでガクブルですが、ちゃんと鎖と足場用のボルトが埋め込まれています。 ・平蔵のコル〜山頂 有名なカニの縦ばいです。鎖と足場のボルトがあるのでここまで来れたのなら問題は無いと思いますが、壁を登り切ったあたりが一番難しいでしょうか、動けなくなった人がいました。順番待ちの時は鎖場の真下は落石の危険があるので避けましょう。実際小石ですが落ちてきてちょっとびっくりしました。その後は岩場を登って山頂です！ ガンバです！ ・山頂〜前剱 下山開始すぐにカニの横ばいです、渋滞します。ガイド本には最初の一歩が見えないとありますが、なんと！うれしいことにペンキで印がついていますので恐れることはありません。足場は十分、鎖もがっちりしてます。あと前剱への登り返しの鎖場で、最初のところが鎖はありますが、大きな岩で足場が確保しづらくちょっと怖かったです。 ・前剱〜テン場 後は戻るだけですが、前剱、一服剱の登り返しが堪えます。下りもザレ、ガレ場があるので油断できません、ストック持ってこれば良かった… と後悔しても遅いです。多分ケガするのは緊張感が緩んだこの辺りなんだと思います。 ※剱沢テン場について ・平らな場所は少ないので早めの到着がいいと思います、夕方到着の人は結構厳しい所に張ってました。 ・地面に石が多いのと、夜はかなり冷えますのでマットは厚めのものがいいです。私はモンベルのフォームパッドとエバニューのペラいマットの2枚重ねで快適でした（寝れませんでしたが…） ・水場は塩素消毒してある所としてない所があり、どちらも煮沸消毒が奨励されてましたが、私はそのまま飲んでも平気でした（自己責任で） ・テント受付小屋に売店は無く、ちょっと下った剱沢小屋まで行く必要があります。 |
| その他周辺情報 | 室堂発立山駅行き最終バスは16:30なので、時間と懐具合に余裕があれば室堂周辺の山荘に泊まったほうがゆっくりできて良いです。みくりが池温泉なんか最高だと思います。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
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（もっとうまく撮るつもりがこれが限界でした）
装備
| 備考 | 耳栓！ |
|---|
感想
2回目のワクチン打ってからしばらく体調いまいちでしたが、ようやく復活したので今年の目標の別山尾根テン泊登山を実行に移すことにしました。
台風の影響で連休初日の18日が雨予報のため、19,20日で計画。テン場激込みだろうな〜と思い、比較的早めの出発（8：40のケ−ブルカーを予約）で寄り道せずテン場へ直行で大正解、いい位置ゲットできました。あとはのんびりして明日に備えるだけ…でしたが、夜は近くの2人の重低音で眠れない（泣） ほかの人も同じく寝れなかったのでは？ 寝不足で剱岳へ突撃だなんて去年（記録ID: 2478235）から相変わらず成長が無い（泣）
さすがは剱岳を目指す皆さん、速い！ 私もここを目標にしてから、ガクブルで動けなくならないように、ボルダリングジムに通い続けること約3年、スラブ、垂壁は2〜3級まで上達、怖いのは怖いのですが、なんとか迷惑はかけずに済みました。あとカニの横ばいでは前に小2の女の子が頑張っているのを見て、勇気をもらうことができました（笑）
無事に戻って来れましたが、相変わらずの寝不足、不慣れなためテント設営と撤収に時間かかりすぎ、筋力不足でテン泊装備で登るのキツい、と課題だらけです。室堂への登り返しでヘロヘロになって階段を上っているところ、学生パーティーのリーダーさんが掛け声をかけて他のメンバーを鼓舞しつつ、颯爽と私を抜いて行きました、あの若さが欲しい…
あと、19日夕方に新穂高温泉付近を震源とする直下型地震がありましたが、幸いにも剱沢テン場では全く揺れは感じませんでした（富山市は震度2だったそうですが…）
ちょうど夕飯時だったのですが、登っている最中だったら…と考えるとガクブルですね。以前今回の震源のもう少し北側、富山、長野県境付近で地震が起こった時、下の廊下の登山道が崩壊して通れなくなったことがありました。この付近の登山はしばらく様子見したほうが賢明ですね…
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takapino117 さん
祝・劔登頂！！！
めっちゃ手に汗かいてしまいましたよ！！
噂に聞く縦這い横這いに危険な鉄橋・・・怖すぎです(T-T)
これもボルダリング、ランニングなど日々の鍛錬があっての登頂ですね(^^)
あとは私の様にどこでもすぐ寝られるという高度な技の習得を・・・<爆>
これからそちらも紅葉の時期ですね♪
また楽しいレコを楽しみにしています(^^)/
テン場到着→早めに飲む→寝る頃には酔いが醒める→寝れない、のが原因と考えています。
眠りが浅くなるのと、飲むとトイレに行きたくなるのとで夜は酒を控えてましたが、私の場合は酔っ払って寝たほうが良さそうです〜
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