剱岳 室堂より別山尾根経由
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,749m
- 下り
- 1,760m
コースタイム
13:10立山室堂-13:57雷鳥沢キャンプ場-15:24剱御前小舎-15:49剱沢キャンプ場
10月7日
5:00剱沢キャンプ場-5:32剣山荘5:45-6:06一服剱6:11-6:55前剱-8:01剱岳山頂8:45-10:30剣山荘11:00-11:20剱澤小屋11:30-11:43剱沢キャンプ場12:15-12:56剱御前小舎-13:54雷鳥沢キャンプ場-14:30立山室堂
天候 | 10月6日 ガス時々晴れ 10月7日 快晴後ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢〜立山室堂までの時刻表&料金は↓にて http://www.alpen-route.com/access/fare/index.html 手荷物10キロ以上だと料金が発生 扇沢〜黒部ダム 200円 黒部ダム〜立山室堂 300円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
立山室堂〜雷鳥沢キャンプ場 とても良く整備された石畳の中を歩いて行く。地獄谷は通行止め。山荘を横目に下って行くと雷鳥沢キャンプ場。火山ガス+風向き加減で目鼻がキツイと思われます。 雷鳥沢キャンプ場〜剱御前小舎 木橋を渡り、大日岳の分岐を通り過ぎるとガレ場が所々あります。九十九折に良く整備された登山道。剱御前小舎直下は少し急登。 剱御前小舎〜剱沢キャンプ場 ガレ場を緩やかに下って行きます。中間地点に別山への分岐あり。 剱御前小舎〜剣山荘 剱澤小屋まで下ります。そこからは平坦なガレ場。 剣山荘〜一服剱 徐々に傾斜をあげつつ、ガレ場所々に。一服剱直下にはクサリ場があるが、使用するほどではない。 一服剱〜前剱 一服剱から武蔵のコルへと下る。コルから前剱まで急登の始まり。所々ガレている、浮石注意。前剱手前の大岩にはクサリ場有り。 前剱〜平蔵のコル アップダウンがある岩場のクサリ場の連続。間違えて下山道へは行かないように。高度感あるクサリ場のトラバース、登り下りへは最大限クサリを活用しましょう。 平蔵のコル〜剱岳山頂(カニのタテバイ) コルを過ぎたら最大の難関カニのタテバイへ。垂直にそそり立つ岸壁。岩を良く見て、足場をしっかり確保出来れば、問題ないと思います。30メートルほどの垂直の岸壁を登れば、しばらくガレ場を登ると早月尾根分岐。分岐から数分で山頂へ。 剱岳山頂〜平蔵のコル(カニのヨコバイ) 山頂から左手方面へとガレ場を下って行く。ペンキマークを見ながら進めば問題ないと思います。しばらくして岸壁をトラバースするカニのヨコバイ。そして垂直に下る。高度感有り、恐怖すら感じた。鉄梯子も有り。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
始めに。写真の中にnurupo分身が2ヶ所隠されてます。探してね→(`・ω・´)
デジカメから一眼レフにしてみました。どうでしょう、上手く撮れてるかな…?
立山は子供の頃、雄山に登ったみたいですが、nurupoは記憶あんまりなし(`・ω・´)
紅葉の真っ盛り。さて岩と雪の殿堂、剱岳へ挑戦しました。ついでに雄山にも寄ろうと考えてました。
扇沢まで自宅から5時間ほど。高速道路を久しぶりに使いました。いつも下道で行くnurupo。北アルプスは遠いから、行くまでがめんどくさいなぁと思ってあまり手を出していませんでした。ケチなのか、めんどくさがり屋なのかは不明(`・ω・´)
扇沢へ着くと、山の上の方は真っ赤に紅葉しているのが見えた。わくわく、ドキドキしつつ…楽しみだ。去年の今頃は木曽駒ヶ岳へ親と行ってきました。ピーカンで紅葉も素晴らしかったです。
それにしても平日とは思えないほど人がいました。人ごみが嫌いなnurupo。団体ツアーや年配者、カップル、観光目的でいっぱい。大きなザックを持つnurupoが目立って少し恥ずかしい。
扇沢から〜室堂まで約2時間ほどで着きました。ピークの休日にもなると倍くらいかかるみたいですねぇ。
室堂へ着くと、目の前は別世界。ココハドコ…?天国…?人ごみも気にせず、目の前の景色に心を奪われるnurupo。少しガスってたが十分でした。青空にもなると色が映えてさらに良いでしょうね。おっと、ゆっくりもしてられない。夕方までには剣沢キャンプ場に着かねば。我を取り戻すnurupo。テクテク石畳の道を進むと、地獄谷通行止めの文字が…。ぬ〜、子供の頃は(20年前)地獄谷へ行った記憶があるんだがなぁ。火山ガスが強いのかな…?確かに!!火山ガスが流れてきて、息をすると、ツーンとわさびを食べたかのような感じになりました。これは危険ですねぇ。タオルなどに水を濡らし、口に当てて呼吸すると良いみたいですね。火山ガスは水に溶けやすいそうな。
しばらくし、雷鳥沢キャンプ場を横目に、川の橋を渡り雷鳥坂へ。だいたいテント泊はザック重量15キロくらい。まずまずのペースで登って行くnurupo。剱御前小舎に着くと、目の前には剱岳の勇姿が見れると思いきや、ガスガスだ。足早に剱沢キャンプ場まで下る。キャンプ場でテントの受付をしようとしたが、管理人下山したらしく、無料で幕営できました。ラッキー、クッキー、もんじゃやき〜。
夕食時、ガスが抜けて剱岳の勇姿が見られました。今までTVでしか見たことなかったが、どんだけ荒々しいよ!!
翌日。天気もピーカンの快晴!!風もほぼ無風状態。朝5時ヘッデンをつけ出発。剣山荘に着くと辺りは明るくなってました。剣山荘で胃腸の調子を整え、いざ行かん!!
さすがに岩の山だけあって、岩がゴロゴロのゴーロですね。浮石に注意しつつ、岩の足場探しに集中するnurupo。一服剱までは難なく行く事が出来ます。前剱の急登からがメインだな、と思いつつ滑落したら死ぬ、滑ったらイカン!!と常に心構えていました。滑落などして救助され新聞にでも掲載されたら恥ずかしいです。そうなったら山を辞めるくらいの覚悟のnurupo。
前剱を越えたあたりで、ヘルメッポを装着。ピーカンのせいで暑い暑い。まるで夏山みたいでした。ヘルメッポで密封されてるせいか、ヘルメッポを外すと汗がジャーと流れる勢い。
平蔵の頭〜平蔵のコルへのルートは、さすがにクサリに身を任せ、足場を探しながら進む難所の1つでした。下りもあり〜ので、下りは怖いですねぇ。岩に体が離れず、ビビって足場が分かりずらかったとです(`・ω・´)
カニのタテバイへ到着し、集中し息を整えるnurupo。垂直の岸壁!!落ちたら死ぬな!!でも、クサリや足場もけっこうあったので、けっこうビビるどころか面白かったです。もっと長いこと垂直の岸壁が続くと思ってたが、けっこうあっけなかったかも(`・ω・´)いや〜ここを登れただけで達成感がありました。
カニのタテバイをすぎれば、もう剱岳攻略したようなもの。山頂へ着くと360度の大パノラマ!!北アルプの三座同定はいまいち分からないnurupo。でも、鹿島槍ヶ岳と五竜岳くらいは分かりました。遠くには富士山までも見えました。南の槍ヶ岳、笠ヶ岳はどこからみても印象的な形でスグに分かりますねぇ。
さて、nurupoが1番ビビったのはカニのヨコバイ。スッパリ切れ落ちた岸壁をトラバース&下る。思わず「うわぁ〜…」と言ってしまいました。冷や汗なのか、暑いせいなのか、汗が良く出る。水分不足なのか、剣山荘着くころにはけっこうヘバってました。水分1リットルじゃキツかったなぁ。剣山荘で飲み物&エネルギー補給。立山三山縦走まで考えていたが、時間的に遅くなってしまうと思い、まぁ無理はしないでおこうと…。立山は断念しました。
岩と雪の殿堂、剱岳。ナメていました。地図で見ると距離が短いし、往復4時間ちょいくらいで行けると思っていたが、足場選びや、クサリ場やらで時間食い往復6時間くらいかかってしまいました。
もっともっと経験と体力をつけて、今度は剱〜立山周回くらい出来るよう精進したいと思います。
nurupoさん
デジイチの山デビュー戦?が紅葉の盛りに加えて、
最高の天気の下でホント良かったです。
やっぱり好天の写真には敵いませんよね。
これからも写真楽しみにしてます。
nurupoさんの分身、ついつい探してしまいます。
すぐに見つかりますけど(笑)
コメントどうもありがとう。
まだまだdanyamaの写真技術には敵いません。
日々精進しながらnurupo分身も上手に隠せるように試行錯誤していきます(`・ω・´)
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