南八ヶ岳 （編笠山〜権現岳〜三ツ頭）

2013年10月12日(土) 〜 2013年10月13日(日)

• GPS: 10:08
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,481m
• 下り: 1,523m

コースタイム

12日
6:22　観音平駐車場
7:17　雲海
8:10　押手川
　＜青年小屋ルート＞
9:31　青年小屋 （テント設置＆昼食休憩2時間）
11:56　編笠山
12:41　青年小屋

13日
7:00　青年小屋
8:26　権現岳
9:17　三ツ頭
10:01　木戸口
10:54　延命水
11:35　観音平駐車場　

天候

12日　快晴　強風
13日　快晴　強めの風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道・小淵沢IC→県道11号→県道618号−観音平駐車場

コース状況／危険箇所等

観音平駐車場は非常に混雑します。
到着した土曜午前2時の時点では3割ほどでしたが、出発時には満車になっていました。
翌日下山した際は路上駐車の列が800mも連なっていました。
登山ポストと簡易トイレは駐車場内にあります。

登山道は全体的に良く整備されており、分岐点には標識がありますので迷う事はないと思います。
のろし場〜権現岳〜三ツ頭の区間には何度か鎖場がありましたが、さほど危険な感じはしませんでした。


下山後は通り道にある道の駅「こぶちさわ」に寄ろうと思っていたのですが、駐車待ち状態だったので諦めました。
なので、10分ほどそのまま道なりを走って道の駅「信州蔦木宿」に寄りました。
こちらにも日帰り温泉が有ります。

信州蔦木宿　（入浴施設あり）
http://www.tsutakijuku.jp/
こぶちさわ　（入浴施設あり）
http://michinoeki.spatio.jp/

写真

観音平駐車場
6時の時点で既に路上駐車の列が出来ていた

登山届けを出して出発

登山道の傾斜はキツすぎず
緩すぎずで丁度良い感じ

1時間弱で雲海

雲海は展望が良いので
ちょっと一休み

押手川
看板の説明書きによると
苔を押したら水が出たとの事らしいので
軽く押してみたが何も出なかった

押手川分岐から青年小屋ルートを通る
巻き道と聞いていたけど
実際は予想以上の急登続きで結構しんどかった

途中の展望ポイントから
富士山が見えた

青年小屋
外観は廃屋的な雰囲気を醸し出してますが
テント受付で中に入ってみたら以外と綺麗でした

遠い飲み屋として有名らしいけど
酒を飲まない自分には縁の無い話だなぁ

テント張った後は昼食準備
メニューはハンバーガー
ポテトも持ってきた

完成
チーズは邪道だから入れません

腹ごなしに編笠山へ登る

大きな岩場がゴロゴロ

岩場が終わるとハイマツ帯
編笠山は見た目とは裏腹に結構な急傾斜

編笠山頂上
山頂は見晴らし抜群だけど
かなりの強風で時折ふらつくほど

遠くには八ヶ岳北端の蓼科山

急峻な南八ヶ岳
カッコ良いね

明日の目的地の権現岳

八ヶ岳連峰のパノラマ

少し霞んでるけど富士山も見える

南アルプス

青年小屋へと下りる
それにしても良い天気だ

青年小屋のテント場
左上のが自分のテント
テント場も風がビュービュー吹いていたので
風除けの為、隅っこに張らざるを得なかった

西岳方面へ4分歩くと水場
水量は少ないけど冷たくておいしかった

テントに戻ってだらだら過ごした後は夕食
鍋キューブ使って白湯鍋
日が暮れてから急激に寒くなったので温まります

2日目の朝
気温は氷点下まで下がったようで
フライには霜が降りてました

権現岳へ出発
今日の風は昨日に比べれば少し落ち着いた様子

のろし場
早くも暑くなってきたので
休憩がてらウェアの調整

北アルプスは雪が降ったようだ

南アルプス
今日は昨日以上に展望が良い

中央奥には御嶽山

ギボシへの登山道

ギボシ直下には鎖場

鎖場そのものは特に危険性を感じませんでしたが
風が強い今日のような日は心強い存在

権現小屋
立ち寄ってませんが
ここも外観はかなり年季が入ってますな

八ヶ岳
赤岳〜阿弥陀岳が最高にイカしてんな〜

北〜後立アルプス

槍の穂先もなんとか視認出来た

後立山連峰
前回登った爺ヶ岳がどこにあるかはわからない

富士山と権現の奇岩

奇岩の先に権現岳の標識
横には錆び錆びの剣

たぶん権現岳から西方面の眺めだったと思う・・

三ツ頭へと向かう

三ツ頭までは鎖場の急傾斜を下ったり
地味〜に登り返したりと意外と疲れます

三ツ頭山頂
たくさんの登山者が休憩中

最後に八ヶ岳をパチリ

三ツ頭から20分ほど下ると傾斜も緩み
以降はなだらかな下山道となる

尾根から見た編笠山
鞍部には青年小屋も見える

名残惜しくも権現岳

紅葉は2000m辺りがボチボチ

木戸口公園
公園と言っても何かあるわけではない（と思う）

ヘリポート
ヘリポートとして使うには狭いような気がする

延命水分岐
延命水自体は立ち寄ってないので
水場があるかは未確認

八ヶ岳横断歩道と合流

めんどくせー階段
逆から歩いたらここだけで疲れそう

最後に一登り
もう登る事は無いと思っていたので
地味にヘタれます

観音平駐車場に戻る
正面には編笠山が見える

諏訪湖SAからの八ヶ岳

いつかこの見えてる部分を縦走してみたいな

感想

ceptor

南八ヶ岳へテント泊で行ってきました。
南の八ヶ岳は初めてで、北と比べると急峻なイメージを持っていたのですが
今回のルートは非常に整備が行き届いており歩き易く、展望も良いので両日共快適に歩く事が出来ました。
今回は八ヶ岳の南端部を軽く周回した程度でしたけど
権現岳から見えた赤岳や阿弥陀岳、そしてその遥か先の蓼科山へと続く稜線は見ていて飽きません。
次に八ヶ岳を歩く時は赤岳や硫黄岳の縦走に行きたいと思います。
そしていつか八ヶ岳南北全山縦走にチャレンジしたいものです（先の長い話ですけど・・）



当日は風が非常に強く、気温も氷点下まで下がるとの事でしたので
テント泊対策として手持ちの防寒装備を全て持って行きましたが、思ってたほど寒くはなかったです。
でも翌日の朝はフライが霜でパリパリに凍っていたり、日が沈むと寒くて外で調理をするのが億劫になったりしたので
この辺りでそろそろ限界かなって気もします。なので今年の2000m以上でのテント泊は今回が最後になりそうです。たぶん・・