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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
過ぎゆく夏に悪あがき!(笑) 金峰山・瑞牆山ダブルアタック
2021年09月25日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:52
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,930m
- 下り
- 1,922m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:51
14:58
天候 | 未明は雨がパラつく時間もありましたが、夜明け前から雨は止み、高曇りになりました。その後は、少しずつ回復して、陽が差す時間帯もありました。 風は朝のうちは、微風または弱風の冷たい南風が、ずっと吹いていて、肌寒かったです。気温は、県営無料駐車場で出発時に14℃、金峰山稜線では10℃でした。ただしその後、温度は上昇し、日中は20℃くらいまで上がりました。 なお、当日の日の出(甲府)は0536でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※なお、県営駐車場に、中央道須玉ICから来る場合、県道23号線で増富温泉経由が最短ですが、みずがき湖ビジターセンター前から県道610号線に切り替えて向かう方が、少し遠回りになりますが、道路が空いていて広く、走りやすいのでお薦めです |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆県営駐車場〜富士見平小屋 特に危険なところはありません。駐車場からしばらくは平坦な樹林の中を進み、取り付きからは、若干緩急あるものの登り一辺倒になります。要所には道標などがあります。 富士見平林道の終点から、さらに少し上ると、水場への道を分けると、富士見平小屋まではあと少しになります。なお、水場まではトレイルから30mほどにあり、冷たく水量も多いです。 富士見平小屋では、宿泊・幕営以外に、飲料や軽食の補給が可能です。なお、トイレは宿泊者以外は100円のチップトイレになります。 ◆富士見平小屋〜大日小屋〜大日岩〜砂払いノ頭〜金峰山小屋分岐〜金峰山 富士見平小屋からしばらくは緩やかに高度を上げていきますが、大日小屋を過ぎたあたりから、緩急取り混ぜつつも、急登が増えていきます。それほど難しくないですが、3箇所ほど鎖場もあります。道標等は要所にあり、必要な場所には鎖やロープ、トレイル外へ出ないようガイドロープなどが整備されています。 トレイルは、平坦なところでも、ガレやゴーロが横たわっていたりして、歩きづらいところが多いです。特に稜線に出ると、それが顕著になります。 砂払いノ頭で森林限界を抜け、稜線伝いになります。千代の吹上から、いったん金峰山小屋分岐まで下り、再度そこから緩やかに上って行きますが、稜線の山梨側(南側)は大きく切れ落ちているので、悪天時などは注意が必要です。今回は、稜線でガスに巻かれ、ソコソコ冷たい風が吹いていたので、体温の維持に気を遣いました。 ◆金峰山〜金峰山小屋〜金峰山小屋分岐 金峰山から金峰山小屋への下りのトレイルも、ガレやゴーロが多くて、歩きづらいところがあります。ただし、トレイルは明瞭などでロストの心配はなく、当日は南風だったので山体が風除けになってくれ、凌ぎやすかったです。高度を150mほど下がると小屋に着きます。 金峰山小屋は、小屋のすぐ上にベンチがあり休憩が可能ですが、小屋での軽食休憩は限定運用のようです(ただしHP上では不可になっていました)。 金峰山小屋から金峰山小屋分岐までのトレイルはほぼ水平に移動する上、路面もフラットに整備されていて、非常に歩きやすいです。 ◆富士見平小屋〜小川山・瑞牆山分岐〜天鳥川出合〜弘法岩・黒森分岐〜瑞牆山 富士見平小屋から小川山・瑞牆山分岐までアップダウンを交えつつ若干高度を上げ、小川山・瑞牆山分岐から天鳥川出合まで一気に60mほど高度を下げて、徒渉します。 徒渉は特に難しくないですが、水量が多い時は注意が必要です。水の補給も可能です。 天鳥川出合からは、ほぼ急登一辺倒となり、ひたすら高度を上げていきます。トレイルは赤テープも豊富で、要所には鎖やロープなども整備されています。一方で、急傾斜の上、ガレやゴーロが多くてスムースに動きづらいのに加え、トレイルに複数のラインができあがっていて(赤テープも複数のラインに付いているのに区別がつかない)散らかっているところもあるので、ライン取りには十分な注意が必要です(漫然と進むと、厳しいあるいは無茶なライン取りになり、登りはともかく、下りでは往生します)。 さらに傾斜が急なところもあるので、転倒・転落には要注意なのはもちろん、浮き石が多いので、人工落石(落ちてくるのも、落とすのも)にも要注意です。ヘルメット着用推奨。 弘法岩・黒森分岐で稜線に出ると、いったん平坦になり、最後に3mほどのイヤな感じの鎖を登って、さらにハシゴを登ると山頂に着きます。山頂からの展望は良好です。 なお、ここの鎖は奥と手前に2本ありますが、奥の鎖から上がって、岩壁を戻り気味にヘツる方が難易度が低い気がします(特に下りは圧倒的に難易度が下がります)。 |
その他周辺情報 | ◆富士見平小屋 https://www.fujimidairagoya.jp/ ◆金峰山小屋 https://www.kimpou.com/ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
ソフトシェル
靴下
グローブ
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ヘルメット
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感想
もう9月も末で、夏山シーズンも先が見えてきました。
コロナが少し落ち着いてきたので、ちょっと足を延ばして遠出をしようと思ったものの、時既に遅く、仕事その他のスケジュール、行きたい山までのアクセスやコンディションなどを考えると、今年も3000mの稜線まで行くのはちょっと厳しそうなので、とりあえずアルペンチックな稜線歩きの雰囲気だけでも云うことで、金峰山に突貫してきました。
ただ、それだけではちょっともったいないので、欲張って瑞牆山とのダブルアタックを計画。かなりくたびれましたが、何とかやりおおせることが出来ました。
さて、これから紅葉の季節。楽しめそうなところを物色中なので、計画を立てていきたいと思います。体力維持も頑張らないと。
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瑞牆山、標柱の前に座り込んでいた人物(ハンガリー人)は私たちの一員でした。撮影の邪魔になっていたことに気が付かず、大変申し訳ありませんでした。以後、注意します。彼の名誉のために言いますが、快活で非常に礼儀正しい青年です。
コメントありがとうございます。
写真のキャプションでの意図としては、座っていらっしゃった方を非難するというよりも、他の人のカメラを全くに意に介する風でもなかったので(少々失礼な言い方ですが)「鈍感力」があると些事に煩わされなくなって、それはそれでうらやましいものだ、くらいのつもりでした。
ただ、外国の方であれば、文化や考え方が違うところもあると思うので、こうした思考を、ストレートに当てはめるのも適切ではないかも知れません。
ちょっと毒を含めた書き方をしたこともあり、逆に余計なお心遣いをさせてしまったようで恐縮です。
ハンガリーの方が、瑞牆山を楽しまれたであれば、何よりです。
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