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Yamareco

記録ID: 356628
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山〜秋の氷点下テント泊

2013年10月12日(土) 〜 2013年10月13日(日)
情報量の目安: S
都道府県 石川県 岐阜県
 - 拍手
子連れ登山 carcan その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
30:45
距離
14.0km
登り
1,559m
下り
1,562m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
6:30 別当出合(1260m)
 ↓ 1.22km +248m -19m(43分)
7:12 中飯場(1481m)
7:17 出発
 ↓ 0.90km +237m -7m(44分)
8:01 別当覗(1718m)(合羽着用)
8:20 出発
 ↓ 0.95km +228m -1m(40分)
9:00 甚之助小屋(1959m)
9:14 出発
 ↓ 0.57km +132m -2m(28分)
9:43 南竜分岐(2098m)
 ↓ 1.37km +55m -64m(33分)
10:16 南竜ヶ場キャンプ場(2086m)

2日目
6:08 南竜ヶ場キャンプ場(2086m)
 ↓ 2.14km +385m -24m(1時間42分)
7:51 室堂(2441m)
7:57 出発
 ↓ 0.98km +257m -6m(51分)
8:48 御前峰(2702m)
8:53 出発
 ↓ 1.02km +0m -255m(28分)
9:21 室堂(2441m)(昼食)
10:27 出発
 ↓ 0.822km +0m -122m(22分)
10:49 黒ぼこ岩(2321m)
10:54 出発
 ↓ 1.16km +16m -304m(34分)
11:28 殿ヶ池小屋跡(2048m)
 ↓ 1.63km +42m -400m(59分)
12:27 別当出合分岐(1696m)
 ↓ 1.58km +26m -445m(48分)
13:15 別当出合(1260m)

Total
歩行距離:1日目5.0km 2日目9.4km 計14.5km
所要時間:1日目3:47 2日目7:07 計10:54
累計標高:1日目913m 2日目734m 計1651m
天候 1日目 曇り時々雨(テント場は強風&ガス、夜中は晴れ)
2日目 快晴(室堂から山頂は強風)
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸道 福井北ICから約1時間半約70km
金曜日の10時半ぐらいで規制前なので、別当出合の駐車場まで入りました。
別当出合に200台程度駐車可能ですが、金曜日の10時半で20台程度で上の駐車場でもまだ空きがありました。

コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト
 別当出合の休憩所内に有
●トイレ
 別当出合(水洗で綺麗)、中飯場、甚之助小屋、南竜ヶ場キャンプ場(少し汚い)、室堂(まあまあ綺麗)
●水場
 中飯場、甚之助小屋、南竜ヶ場キャンプ場、室堂
●コース状況
 砂防新道は道幅も広く歩きやすいです。
 南竜道は細めのトラバースですが、特に問題はありません。
 トンビ岩コースは最短ルートでトンビ岩までは急ですが、登りやすいです。ただ、早朝は岩が凍っている場所があり注意が必要
 室堂から山頂往復は歩きやすい道ですが、今回は強風のため煽られないよう慎重に進みました。
 観光新道は道幅の狭い場所もあります。後半は結構急で足にきます。
滑りやすい岩等もあるので油断しないように
●下山後温泉
 白山天望の湯 大人650円、小人350円
 http://www.city-hakusan.com/spa/hakusantenbo.html
 砂防科学博物館(無料)が併設されています。
別当出合の上の駐車場
曇っていますが、天気回復することを祈って出発
別当出合の上の駐車場
曇っていますが、天気回復することを祈って出発
登山口
ガスってますねぇ。
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登山口
ガスってますねぇ。
出発しますかね。
出発しますかね。
おなじみの吊橋からスタート
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おなじみの吊橋からスタート
急な石段ですが、比較的登りやすい
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急な石段ですが、比較的登りやすい
中飯場に到着
少し眺めのいい場所もありますが、今日はガスって見えません。
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少し眺めのいい場所もありますが、今日はガスって見えません。
晴れないなぁ。
天気予報では回復傾向のはずですが・・・
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晴れないなぁ。
天気予報では回復傾向のはずですが・・・
とうとう大粒の雨が降ってきました。
合羽を装着します。

とうとう大粒の雨が降ってきました。
合羽を装着します。

甚之助小屋で休憩
たくさんの方が中で休憩されていました。
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甚之助小屋で休憩
たくさんの方が中で休憩されていました。
さて、あと一息頑張りますか。
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さて、あと一息頑張りますか。
南竜分岐
風も強くなってきました
南竜分岐
風も強くなってきました
本当は景色の最高の場所ですが、視界10mぐらいでしょうか。
本当は景色の最高の場所ですが、視界10mぐらいでしょうか。
南竜到着
テント場とケビンは9月30日までということで、テント場は無料のようです。
小屋は10月14日までやってるので、テント場とケビンも同じだと思っていました。
水とトイレが使えるのか不安でしたが、問題なく使えました。
南竜到着
テント場とケビンは9月30日までということで、テント場は無料のようです。
小屋は10月14日までやってるので、テント場とケビンも同じだと思っていました。
水とトイレが使えるのか不安でしたが、問題なく使えました。
テント場到着
雨は止みましたが、風とガスは相変わらずです。
到着したときには1つか2つぐらいしかテントがなかったので、どこでも張り放題でしたが、昼頃からどんどん増えて、最終的には30張り以上となりました。
テント場到着
雨は止みましたが、風とガスは相変わらずです。
到着したときには1つか2つぐらいしかテントがなかったので、どこでも張り放題でしたが、昼頃からどんどん増えて、最終的には30張り以上となりました。
雨で退屈なので、子どもはこんなものを作って遊んでいました。
外は強風で寒くてもテントの中はとても快適
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雨で退屈なので、子どもはこんなものを作って遊んでいました。
外は強風で寒くてもテントの中はとても快適
今回の我が家
だいぶテントの数も増えてきました。
だいぶテントの数も増えてきました。
炊事棟の中にも所狭しとテントが張られていました。
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炊事棟の中にも所狭しとテントが張られていました。
朝、なかなか入口のチャックが開かないと思ったら、フライシートは真っ白に凍り付いていました。
この時、外の気温は-2℃、テント内は6℃ぐらいはありました。
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朝、なかなか入口のチャックが開かないと思ったら、フライシートは真っ白に凍り付いていました。
この時、外の気温は-2℃、テント内は6℃ぐらいはありました。
お〜さむ〜
霜の風景もまた味があっていいですね
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霜の風景もまた味があっていいですね
展望歩道との分岐ポイント
今回ははじめてトンビ岩コースを登ります。
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展望歩道との分岐ポイント
今回ははじめてトンビ岩コースを登ります。
ナナカマドの紅葉
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ナナカマドの紅葉
朝日が当たって綺麗です。
でも、紅葉のピークは越えてしまってる感じ。
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朝日が当たって綺麗です。
でも、紅葉のピークは越えてしまってる感じ。
テント場の様子
登山道のあちこちに霜柱がキノコのように成長してました。
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登山道のあちこちに霜柱がキノコのように成長してました。
別山をバックに登ります
来年は是非とも登りたい
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別山をバックに登ります
来年は是非とも登りたい
ツララもたくさんありました。
朝晩は冬ですね
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ツララもたくさんありました。
朝晩は冬ですね
トンビ岩
ここからはハイマツ帯で眺めがいい
でも、風が強くなりました
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ここからはハイマツ帯で眺めがいい
でも、風が強くなりました
室堂まで、もう少し
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室堂まで、もう少し
室堂の小屋が見えた
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室堂の小屋が見えた
室堂の神社前
さあ、頂上をめざそう
室堂の神社前
さあ、頂上をめざそう
室堂、別山も綺麗に見えます
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室堂、別山も綺麗に見えます
頂上からの北側には剣ヶ峰が綺麗に見えます。
晴れの登頂は初めてです。
やっぱり、頂上は晴れに限りますねぇ
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頂上からの北側には剣ヶ峰が綺麗に見えます。
晴れの登頂は初めてです。
やっぱり、頂上は晴れに限りますねぇ
しかしながら、頂上は強風。
飛ばされないように岩にしがみついてます。
時折、砂か雪かが飛んできて痛いです。
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しかしながら、頂上は強風。
飛ばされないように岩にしがみついてます。
時折、砂か雪かが飛んできて痛いです。
頂上で2人で撮ってもらいました。
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頂上で2人で撮ってもらいました。
室堂でバッチの選定中
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室堂でバッチの選定中
室堂での昼食も風が強くちょっと大変でした。
室堂での昼食も風が強くちょっと大変でした。
何度見上げても青空に白山
いい感じですね。
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何度見上げても青空に白山
いい感じですね。
下山開始
弥陀ヶ原方面も綺麗です。
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下山開始
弥陀ヶ原方面も綺麗です。
弥陀ヶ原の木道は広くて歩きやすい
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弥陀ヶ原の木道は広くて歩きやすい
黒ぼこ岩
ここからの眺めも最高です。
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黒ぼこ岩
ここからの眺めも最高です。
観光新道で下山します。
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観光新道で下山します。
甚之助小屋、南竜、別山とはっきりと見えます。
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甚之助小屋、南竜、別山とはっきりと見えます。
観光新道はほんと眺めが良いですね。
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観光新道はほんと眺めが良いですね。
殿ヶ池小屋
昔の小屋は取り壊されて、現在平地となっており、仮設の小屋が少し下に設置されています。
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殿ヶ池小屋
昔の小屋は取り壊されて、現在平地となっており、仮設の小屋が少し下に設置されています。
人間の力ではびくともしません。
あたりまえか(^^)
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人間の力ではびくともしません。
あたりまえか(^^)
結構深い穴です。
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結構深い穴です。
別当出合まではまだ遠いなぁ
別当出合まではまだ遠いなぁ
別当出合分岐
あと少し
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別当出合分岐
あと少し
ここから結構急です。
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ここから結構急です。
ようやく、別当出合に到着
息子の残り標高差100mのところからのダッシュについていけませんでした。
ようやく、別当出合に到着
息子の残り標高差100mのところからのダッシュについていけませんでした。
おつかれさま
温泉に併設している砂防科学博物館に立ち寄ってきました。
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温泉に併設している砂防科学博物館に立ち寄ってきました。

感想

前々から、10月の連休には白山と決めていた。本当は家族4人で登るはずだった。
しかし、次男の足の調子があまり良くないので、今回は長男の2人で登ることにした。

金曜日の天気は雨だったが、土日と回復傾向と言うことで、決行することに。
夕方6時過ぎに出発し、別当出合の駐車場に10時過ぎに到着した。

連休前だが、前泊組は意外に少なく、20台程度と上の駐車場にも余裕で止めることが出来た。
朝の気温は、10度程度とそれほど寒くはない。車の中は20度ほどあるので、シュラフを体にかける程度で全然問題なかった。

ただ、天気は曇りでガスっている。晴れることを期待して出発する。

しかし、登れど一向に天気は回復せず、別当覗ではついに雨が降り出してしまった。
息子は去年登った時よりも余裕な様子で、前回より1時間以上早く南竜ヶ場テント場につくことができた。

テント場についても晴れる様子はなく、濃いガスと強風が吹き荒れている。
テント場もテントの他のテントの姿はなく、とても寂しい感じだった。

少しは風がましな場所にテントを設営する。ペグを打ったり、石でロープを固定していると、手がかじかんでくる。
なんとか張り終えて、テントの中に入ると、とても温く快適だ。ほんとテントって素晴らしい。

天気がよければ、昼食後に別山を往復するつもりだったが、今回は見合わせることにした。

この強風では外で食事も無理なので、初めてテント内でコンロを使用してみる。
酸欠にだけは注意しつつ、お湯を沸かして見ると、あっと言う間にテント内は更に温くなった。寒い時にはかなり効果的だ。

テントでのんびりしていると、どんどんテントの数も増えてきた。
ソロの人は強風でテントの設営にも苦慮されているようだったので、手伝いに行ったりしながら、過ごした。

長男は、6時に寝てから夜中11時ぐらいに晴れて星空が綺麗だったので、一旦起こして、星空を見たとき以外は、ずーっと朝の4時半まで眠っていたようだ。なんともうらやましい。私はよそさんのテントの話声で、眠りも浅く・・・。

夜中の寒さは、0度ぐらいまでのシュラフでもフリースを着て寝るぐらいで、特に寒さは感じなかった。
マットはサーマレストの「リッジレストソーライト」とニーモの「ORA」を使用したが、下からの冷たさも全く感じなかった。
ちなみに、朝の外の気温はー2℃、テント内は6℃ぐらいでした。

朝は、予想通りの快晴でとても気持ちの良い朝だ。朝ごはんを食べて、テント撤収パッキングとこの作業が一番めんどくさい。

6時ぐらいに出発する。
登山道のあちこちには霜が着いたり、霜柱やツララが出来ていたりと、息子も大はしゃぎ。
肝心の紅葉は昨日の風雨で葉っぱが飛んでしまったのか、時期が少し遅かったのか、それほどでもなかった。
でも紅葉がなくても、景色としては最高だ。

室堂から山頂まではとても風が強く時々吹く突風には少しよろめいてしまう。
体勢を低く飛ばされないようゆっくりと頂上まで登り最高の景色を見ることができた。

風が強いので、お池めぐりもパスすることにし、さっさと室堂まで下山する。
まだ、時間が早いが水場もここが最後なので、早めの昼食を取り下山を開始する。

今回も観光新道で下山したのだが、花は流石に終わっていたが、見事な景色を見ながら、下った。

息子も去年に比べかなり成長した様子で、ペースも速くなり余裕さえ見えた。
とても楽しい2日間だった。

下りでのハイペースがたたったのか、歳のせいか、次の日はひどい筋肉痛になってしまった。
息子は、全然平気な様子だ。

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コメント

お兄ちゃん
段々頼もしくなりますね

中学生になると お父さんはきっと負けると思いますよ
2013/10/15 21:22
olddreamerさん
こんばんは、olddreamerさん

そうですね。
負けないように、私も頑張って鍛えねば
2013/10/15 22:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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