牛年の赤線つなぎ〜赤牛岳 黒部ダム↑高瀬ダム↓


- GPS
- 33:37
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,998m
- 下り
- 2,222m
コースタイム
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 11:04
天候 | Day1-2晴れ、Day3土砂降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
船
|
写真
感想
丑年なので…
7月トムラウシ
8月牛奥の雁ヶ腹摺山
そして今回は赤牛岳と読売新道をつなぐ
自分の身の丈を考えると
今回は最大のチャレンジ
直前まで歩ききれるか不安すぎて
何度も行かない理由を考えた
幸い、地震や台風の影響もなく
清々しい秋の晴天が期待される中
もう行くしかないと心を決める
1日目
ひたすら湖の縁を辿る
平の渡しから先は初めて歩くコース
梯子のアップダウンにウンザリした頃に
奥黒部ヒュッテに到着
ほとんどの人が降りてきたみたいだった
一日目のログ取り忘れました💦
9:00黒部ダム
12:20平の小屋
14:00平の渡し(乗船)
16:00奥黒部ヒュッテ
奥黒部ヒュッテ 素泊まり\6700
二人部屋はシーツでしきってある
お風呂も入れる
2日目
CT10時間以上の行程が始まる
余裕を持って3時前にスタート
暗闇の中を木の根や岩と格闘しながら進む
ピンテはほとんどないけど
道はよく整備されていて迷うことはない
むしろ日が上ってから◎標の少ない
岩だらけのルートで何度かロストした
落石注意の赤くザレた斜面をクリアしたら
ようやく憧れの山頂に到着
山頂では10人ぐらいの人が休んでいて
元気な人たちが赤牛さんごっこしながら
写真を撮ったりしている
わざわざ牛さんの耳を買って
持ってきたんだって
天気も良くて映える写真が
撮れたんじゃないかな
嬉しいなぁこういう風景
ここはほんとに北アルプスのど真ん中
主要な山はぐるっと全部見渡せる
下の方に黒部ダムが遠く見えて感無量だ
しばらくまったり悦びに浸り
まだまだ先はこれから
遠くに水晶の黒い影が聳えている
この稜線はほんと気持ちよくて
ずっと歩いてたいくらいだけど
地味にアップダウンが激しくて
気を使う岩場もあり
どんどん体力が削られていく
温泉沢の頭が見上げた水晶は
威圧的な岩の要塞みたい
おそらく奥黒部から登ってきたらしい人が
疲れを見せずに颯爽と抜かしていく
それにしてもここをピストンする人スゴイわ
最後の岩場をHR切れ寸前で
気力だけで登り切る
これでゴールは見えて一安心
二度目の水晶の頂は
湧いてくる雲に見え隠れして
絶景はなかったけれど
時折ふわっと圧倒的な鷲羽岳
やり切った感がハンパなかった
水晶小屋はきれいに建て替えられていた
割高なプライスだけど
こんなロケーションに小屋があるって
ほんとすごいよ
水晶小屋 1泊夕食付き\12,600
お夕飯はチキンカレー
天水500ml \100
相部屋は5名でぱつぱつ
3日目
冷たい土砂降りの雨の中暗闇スタート
東沢乗越まで不安になるくらいの激下り
夜があけても視界はなくて
びしょ濡れで寒すぎるから
とっとと歩くしかない
たまに現れる紅葉と山の影に
元気をもらって進む
こんな日なのに登ってくる人が数名
明日からは晴れるね
烏帽子小屋で一休みしたら
ブナ立尾根をひたすら落ちてゆく
1から数えて11まで番号がふってある
最悪、雪の予報だったけど
少しずつ天気は回復していった
高瀬ダムからは扇沢までタクって
びゅんびゅんすぎる景色をみながら
じんわり歩き切った感が湧いてくる
怪我もなく歩き切れてほんと感謝
高瀬ダムから扇沢までタクシー\9,270
やっぱ生きてるって素晴らしい
北アルプスってほんと素晴らしいわ
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