北岳バットレス第4尾根主稜

2021年09月23日(木) 〜 2021年09月24日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.7km
• 登り: 2,617m
• 下り: 2,618m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:05

6:15 広河原インフォメーションセンター
7:55 8:05 白根御池小屋
11:14 0:00 八本歯のコル
12:00 12:20 北岳
2:39 0:00 北岳
4:00 5:10 第5支稜取付き
7:10 0:00 第四尾根主稜取付
11:35 12:05 北岳肩ノ小屋
13:10 13:15 白根御池小屋
14:20 広河原・吊り橋分岐

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦安第2P
芦安⇄広河原(乗合タクシー片道1300円)

コース状況／危険箇所等

大樺沢ルートは(大樺沢分岐から大樺沢二俣間)閉鎖

その他周辺情報

コロナ禍により2021年9月30日まで南プス市管理の小屋は閉鎖

写真

9/23 6:14

前夜降っていた雨は止み、快晴の北岳。

9/23 7:59

本当は白根御池小屋をベースにしたかったが残念ながらコロナ禍で閉鎖。肩の小屋ベースにしたが、後から思うと取り付き付近でビバークすれば良かったな。

9/23 9:52

第5支稜とその周辺の下見

9/23 12:15

下見の後は北岳を経由して肩の小屋へ
この時期に自分ら以外誰も山頂にいないのが珍しい

9/24 2:39

翌日は1:30に起床して出発。再び北岳山頂を通過。風が冷たかった。

9/24 5:47

4時ごろに支稜取り付きについてしまったので明るくなるまで待機。日が上り始めた5時すぎに登攀開始。

9/24 6:22

横断バンド。1箇所地下足袋だと難儀する場所があった。

9/24 6:57

ヒドュンスラブ

9/24 7:11

第4尾根取り付きから見る富士山

9/24 7:17

1ピッチ目フットジャムがいい感じ

9/24 8:50

つるべだと自分ばかりおいしいところリードしてるような？

9/24 9:09

懸垂下降1回、50mロープ1本で十分

9/24 10:05

ここもおいしいところを自分がリード
(途中でセルフビレイとってもらって撮影)

9/24 11:19

今山行3回目の登頂！天気も悪くなりそうな感じだったのでこの日のうちに下山。膝も痛い！

9/25 12:27

1日早く下山して長野に戻りドライブで信濃町方面へ。涌井そばせんたあで疲労回復のそば！コスパ最強！

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ ライター 地図（地形図） トポ コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ シェラフ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ナッツキー ハンマーバイル アングルハーケン

共同装備

コッヘル ツェルト ポール テント テントマット ロープ カム

備考

アルパインヌンチャクたくさんあると便利、カムが意外と使える、ハーケンは打たず

感想

けるかす

SW後半は後輩T君のリクエストで北岳バットレスへ。自分も登ったことがないので1回は来てみたかった。1日目白根御池小屋へ向かう途中後輩が酷い車酔いでかなり気持ち悪そうで大丈夫か？と思った。北岳にきただけになってしまう。そんな冗談と不安が浮かぶ中、白根御池で休んでいると元気になってくれた。膝の調子がいまいちな自分はここをベースにしたかったが閉鎖中なので肩の小屋までいかなくてはならない。第5支稜のアプローチ途中でビバークしているパーティがいたので自分たちもそうすればよかったと後から思った。大タテガビン沢のビバークより全然快適そうだし。2日目肩の小屋から第5支稜取付きまで前日のタイムから逆算して日の出に着くようにしたつもりが1時間以上早くついてしまい、寒いからエマージェンシーシートにくるまりながら日の出を待った。自分はいけるところまで地下足袋で行こうとして、早速横断バンドで1か所難儀した。4尾根取り付きからはいきなりフットジャムだし痛そうだからクライミングシューズに履き替えた。後輩のリクエストでここに来たから難しいピッチや楽しそうなピッチは練習のためにもリードしてほしかったが後続も来てるし、あまりもたもたできなさそうだったのでつるべで登ったら結果として自分ばかりおいしい所をリードすることになっていた。申し訳ねぇ。この日の午前中は澄んだ秋晴れが続き気持ちよかった。楽しいのはあっという間、北岳に再々度戻ってきた。もう一泊泊まるかどうか悩んでいたものの翌日以降天気が悪くなりそうだったので下山することに。下山パワーであっという間に広河原に戻ってきた。嗚呼膝が痛い。このあと温泉で感想を後輩に聞いてみると気持ちいいし、楽しかったけどどこか物足らなかったそう。おいしいところリードできなかったせいか、SW前半に変なところ連れていかれたせいか・・・T君を満足させてあげたい。