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Yamareco

記録ID: 357377
全員に公開
トレイルラン
奥多摩・高尾

日本山岳耐久レース(ハセツネ2013)完走が嬉しい

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月14日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
16:10
距離
62.0km
登り
4,352m
下り
4,344m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

13:00 スタート 五日市中学校
18:35 22.66km CP1(浅間峠)
21:41 36.32km 三頭山 
23:01  42km  CP2(月夜見山駐車場) 20分休憩
00:26 46.57km  御前山 
02:11 53.71km 大岳山 
02:57 58km   CP3 (御岳山)
03:33 60.55km 日の出山 
05:08 71.5km ゴール
記録16時間8分
天候 晴天 
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
武蔵五日市駅
コース状況/
危険箇所等
大会ではコース上に夜間も見える点滅等や矢印などの目印が付けられていました。倒木や笹やぶのところもありましたが、ひどく危険ではありません。ただ、後半の下りでとっかかりが無い斜面が短い距離ですがありました。靴裏全面で注意して下りれば乾いていたので大丈夫でした。
会場に到着。元気なうちにスタートゲートで。
2013年10月14日 20:19撮影 by  iPhone 5, Apple
1
10/14 20:19
会場に到着。元気なうちにスタートゲートで。
開会式が始まります。みんな集まり始めた。
2013年10月13日 12:38撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 12:38
開会式が始まります。みんな集まり始めた。
スタート前の挨拶や体操。そしてエイエイオ-のかけ声。
2013年10月13日 12:39撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 12:39
スタート前の挨拶や体操。そしてエイエイオ-のかけ声。
13:00 時間ごとに整列していよいよスタート
2013年10月13日 12:58撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 12:58
13:00 時間ごとに整列していよいよスタート
もうすぐゲート。
2013年10月13日 13:02撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 13:02
もうすぐゲート。
声援にこたえながらスタートの門をくぐると、ここからはみんな駆け足。
2013年10月13日 13:02撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 13:02
声援にこたえながらスタートの門をくぐると、ここからはみんな駆け足。
山に入って渋滞が続いている。
2013年10月13日 13:27撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 13:27
山に入って渋滞が続いている。
渋滞の中、元気で陽気な女性達からの応援はとっても励みになりました。ありがとう御座いました。その後も、スタッフや一般の応援の方の声援にはとても助けられました。特に後半ではスタッフの方達はその位置で10時間以上も、選手を応援支援し続けてくれたと思うと、スタッフも選手と同じにもう一つのレースに参加しているんだと思いました。感謝!
2013年10月13日 13:29撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 13:29
渋滞の中、元気で陽気な女性達からの応援はとっても励みになりました。ありがとう御座いました。その後も、スタッフや一般の応援の方の声援にはとても助けられました。特に後半ではスタッフの方達はその位置で10時間以上も、選手を応援支援し続けてくれたと思うと、スタッフも選手と同じにもう一つのレースに参加しているんだと思いました。感謝!
17:53
夕暮れの富士山と一番星。デジカメを持ってくるんだった。いつまでも見ていたい風景だった。名残惜しいが殆ど止まらず先へ進む。
2013年10月13日 17:53撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 17:53
17:53
夕暮れの富士山と一番星。デジカメを持ってくるんだった。いつまでも見ていたい風景だった。名残惜しいが殆ど止まらず先へ進む。
夜間、ライトの明かりでこんな感じで進む。上りは早歩き。平地になったとたんに、皆駆け足。もちろん下りは、転ばない程度で下る。それが延々と続く。
2013年10月13日 18:07撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 18:07
夜間、ライトの明かりでこんな感じで進む。上りは早歩き。平地になったとたんに、皆駆け足。もちろん下りは、転ばない程度で下る。それが延々と続く。
18:35 CP1(浅間峠)22.66km地点
暗闇の遠くから人々の声がすると、本当に嬉しい。
ここから先は、試走したことがあるので、気持ちが軽くなる。
2013年10月13日 18:36撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 18:36
18:35 CP1(浅間峠)22.66km地点
暗闇の遠くから人々の声がすると、本当に嬉しい。
ここから先は、試走したことがあるので、気持ちが軽くなる。
21:41 三頭山 36.32km(コース最高峰 丁度距離を半分)
もう半分走ったぞ、ここが最高峰だ、あと下りだぞ」のスタッフのかけ声に、力をもらう。先頭はさっきゴールしたと聞き、改めて凄いと思う。ただ、この先何度も何度も登りが続いたのであるが。
2013年10月14日 20:20撮影 by  iPhone 5, Apple
10/14 20:20
21:41 三頭山 36.32km(コース最高峰 丁度距離を半分)
もう半分走ったぞ、ここが最高峰だ、あと下りだぞ」のスタッフのかけ声に、力をもらう。先頭はさっきゴールしたと聞き、改めて凄いと思う。ただ、この先何度も何度も登りが続いたのであるが。
23:01 CP2(月夜見山奥多摩道路駐車場)
ここは大きな広場。寝ている人も多い。あとで知るが、一人焼き肉をしていた人も居たとの事。凄い、なかなか良い大会だ。
2013年10月13日 23:17撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 23:17
23:01 CP2(月夜見山奥多摩道路駐車場)
ここは大きな広場。寝ている人も多い。あとで知るが、一人焼き肉をしていた人も居たとの事。凄い、なかなか良い大会だ。
このCPが唯一のエイドステーション。スタッフのかけ声が力になる。
Musashi用の水を1.0L補給(ポカリも可)。ここまでの水の消費は、MUSASHI 1.7L+コーラ0.2L。MUSASHIは最後までおいしく飲めた。さらにたまに飲む一口のコーラはまた格別美味(ビミ)であった。
2013年10月13日 23:17撮影 by  iPhone 5, Apple
10/13 23:17
このCPが唯一のエイドステーション。スタッフのかけ声が力になる。
Musashi用の水を1.0L補給(ポカリも可)。ここまでの水の消費は、MUSASHI 1.7L+コーラ0.2L。MUSASHIは最後までおいしく飲めた。さらにたまに飲む一口のコーラはまた格別美味(ビミ)であった。
0:26 御前山 46.57km
ここの上りも三頭山への直登と同等以上に苦しい上りだった。
2013年10月14日 20:20撮影 by  iPhone 5, Apple
10/14 20:20
0:26 御前山 46.57km
ここの上りも三頭山への直登と同等以上に苦しい上りだった。
2:11 大岳山 53.71km
頂上直下の上りは、大きな岩がごろごろしキツい(その後の下りも岩だらけ)。不規則な道、足場は、終わりかけていた脚には大変だったが、まだ思ったより登れた。
大きな山はこれで終わり、あとは下り基調。まだ18kmあるが、ゴールを確信しほっとして余裕がでる。
2013年10月14日 20:20撮影 by  iPhone 5, Apple
10/14 20:20
2:11 大岳山 53.71km
頂上直下の上りは、大きな岩がごろごろしキツい(その後の下りも岩だらけ)。不規則な道、足場は、終わりかけていた脚には大変だったが、まだ思ったより登れた。
大きな山はこれで終わり、あとは下り基調。まだ18kmあるが、ゴールを確信しほっとして余裕がでる。
3:33 日の出山 60.55km
遠くの街の明かりが、凄く奇麗。空も澄んでいてオリオン座もはっきり見えていた。ここもいつまでもいつまでも見ていたいところ。実際、そこでゆっくりと休憩している人達が多く見られ、記録だけでなく、このレースを楽しむ人も一杯いた。もちろん疲労で苦しんでる人もいたと思う。
2013年10月14日 03:33撮影 by  iPhone 5, Apple
10/14 3:33
3:33 日の出山 60.55km
遠くの街の明かりが、凄く奇麗。空も澄んでいてオリオン座もはっきり見えていた。ここもいつまでもいつまでも見ていたいところ。実際、そこでゆっくりと休憩している人達が多く見られ、記録だけでなく、このレースを楽しむ人も一杯いた。もちろん疲労で苦しんでる人もいたと思う。
05:08 ゴール
金比羅尾根の下り11kmを、膝をかばいながらLSDより遅いペースで走る。追い抜き追い抜かれつつもゴールを確信して走る。
もし、明るくて、脚力があり、膝も痛く無ければ、最高の下りだろう。 途中、誰が落としたかスマホが入っているらしき黒いケースを拾い、ゴール後スタッフに届けた。
走る前は、完走が無理かもとも思ったので、うれし涙のゴールシーンを予想したが、余力は無いが気力は残ってたので、笑顔でゴールできた。一人では絶対出来ない完走と達成感でした。全てのスタッフ、選手の方に感謝! 来年もまた出ます。
2013年10月14日 20:20撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/14 20:20
05:08 ゴール
金比羅尾根の下り11kmを、膝をかばいながらLSDより遅いペースで走る。追い抜き追い抜かれつつもゴールを確信して走る。
もし、明るくて、脚力があり、膝も痛く無ければ、最高の下りだろう。 途中、誰が落としたかスマホが入っているらしき黒いケースを拾い、ゴール後スタッフに届けた。
走る前は、完走が無理かもとも思ったので、うれし涙のゴールシーンを予想したが、余力は無いが気力は残ってたので、笑顔でゴールできた。一人では絶対出来ない完走と達成感でした。全てのスタッフ、選手の方に感謝! 来年もまた出ます。
撮影機器:

感想

初のハセツネ参戦。試走を2回して距離感を掴んでいたつもりだが、本番では夜のためか疲れの為か距離が2倍にも3倍にも感じられた。昨年のトレイル初歩の頃、前半に頑張り過ぎ、喉の乾くまま水をがぶ飲みして、結果胃腸をやられて、後半の体力が無くなり走れなくなった。あのときは、ゴール後2時間動けなかったが、何度かさらに経験を積んで、今回は、体力の調整、エネルギー、水補給が全て上手く行った。
序盤は抑えて無理して追い越さない、速い人の後は追わない、マイペースを意識した。お陰で、最後まで胃腸をやられる事もなく、最後まで固形物も美味しく食べれたので、一昼夜は体力と気力が続いた。
心拍は前半の上りで165ぐらい、登り切るとすぐ平地はジョグ走り(心拍145)、下りは痛めている膝が心配なので早歩き程度(心拍130)。これらが、後半は同じ辛さでも心拍数を上げれず、上りでも140だった。

試走時の体感から今回の目標は完走。あわよくば20時間を切りたいと思って居た。でも結果として16時間でゴールでき、最高に嬉しかった。あの大勢で走る一体感、流れにのる事で知らずに進む。日没時に見えた遠くの富士山のシルエット、暗闇の中の電灯の列、日出山からみた、東京埼玉方面の夜景、さえざえと輝くオリオン座。いつまでもいつまでも見ていたい光景だった。
そして、苦しいなか、暗闇の遠くから人声が徐々に大きくなり、暖かいオレンジ色の明かりの中に大勢の選手やスタッフ。そして声援、それらがとてもとても励みになった。多分スタッフは夜中だけでも10時間以上そこで応援とサポートをしているんだろうなと思いながら、ありがとう、どうも、と声に出していう。
そこにとどまり、休みたい気持ちを振り切り、暗闇へ向かって先を急ぐ。スタッフの方々、一般の方の応援にも元気をもらいました。また、コースを共に走る選手の方々にも、口に出さなくても、頑張る力を頂きました。みなさんありがとう御座いました。来年も出ます。

以下、今後のための自分のメモです。
ウェア:
夜の汗冷えがとても心配で、調べて評判の良いFinetrackフラッドラッシュメッシュスキンをインナーに初めて試して、その効果にびっくり満足でした。夜、走って汗が出ない時はほんわか温かく感じたぐらい。一応超薄手のMombelのウインドブレーカを持参しましたが、休憩を殆ど取らなかったのでアームウオーマ装着のみでOKでした。でも、吐く息は白かったので、休憩を長くとるなら、超薄手では明らかに不足。念のために、緊急シートは持参していたの合わせれば大丈夫だったと思います。なお、休憩している人、寝ている人はダウンやそれなりの防寒をして居ましたので次回の参考になった。

以下、水と食料:
ハイドレ:Musashi溶かし2L(CP2までに1.7L消費)、補給で1LにMusashi。最後まで飽きない好きな味で一口づつ定期的に飲んで、ゴール5km手前まで合計3Lが無くなった。(その後飲んだ水は飲みにくい)
コーラ:0.5L一本。走ったごほうびとして、たまにちびりちびりと飲む、甘さと炭酸がうまーい。(CP2までに0.3L消費)
水:ボトルに0.6L(消費0.1Lし、0.5L余る)。後半の水場2カ所で記念に一口づつ含む。
食べもの:Powerbarゼリー6(5消費)、SOYJOY2本(消費2本)、満足バー3本(消費2本)、PowerBarチョコ1(消費1)、塩飴5個消費、おにぎり1個消費。後半ゴールを確信するころまで、ゼリーとバーを念のため温存。やや、お腹が空いてたが、面倒なので食べなかった。
体調調整:
約2週間は極端に運動を減らした。そして大会直前の2日間の睡眠を各8時間以上取れた。これで疲労抜きが上手く行き、最初の20kmまで渋滞もあったせいか、脚の疲れを感じなかった。
膝の痛み対策:
夏の富士の4回のランニングで下り時に左膝を痛めた。湿布と安静したが1.5ヶ月は、走ると後で痛い。ある程度痛みの悪化が無くなったのが2週間前。当日は、初めて膝にテーピングをしてもらう。これらが効いて、下りは少し痛いが悪化しないので、走り切れたのが嬉しい。ゴール後も、痛くならなかったので完治。

最初不可能と思ったハセツネでしたが、それなりに準備をして行くと、ゴールできるんだなと実感してます。つぎは、UTMFに向かって、トレイルランを楽しんで行きます。
(ああ、長文になってしまった)

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