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Yamareco

記録ID: 358407
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

*谷川主脈縦走* 美しい秋の果てなく続く稜線 平標山〜西黒尾根

2013年10月13日(日) [日帰り]
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mituki その他1人
GPS
--:--
距離
18.4km
登り
2,302m
下り
2,479m

コースタイム

6:00 平標登山口 
6:42 鉄塔   
7:10 松手山  
8:02 平標山  
8:38 仙ノ倉山 8:58 
9:38 エビス大黒ノ頭 
11:08 万太郎山 11:30
13:00 オジカ沢の頭
13:46 肩ノ小屋
13:54 トマの耳
14:48 ラクダのコル
15:45 西黒尾根登山口
天候 おおむね晴れ〜谷川山頂ではガスガス・・・
ただし、ずっと吹き飛ばされそうな強風が吹き荒れていました。
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回下山予定の谷川側に一台車をデポしてから一台に乗り込み猿ヶ京経由で平標登山口のある駐車場へ移動。

駐車場
 谷川 忠霊塔脇の駐車場 朝5時の段階でほぼ満車に近かったです。
 
 平標登山口駐車場 朝6時の段階ではまだ3割ほどでした。
          こちらは普通車500円です。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは平標登山口駐車場のトイレ脇にあります。

○平標登山口(元橋)〜平標山〜仙ノ倉山○
駐車場から舗装された道を歩き、橋を越えて少し行った右側に登山口があります。
最初の目印の鉄塔まではブナなどの大木の樹林帯を登り一気に高度を上げていきます。
松手山からはこのルートの醍醐味の稜線歩きがずっと果てしなく続きます♪
平標山、仙ノ倉山までは初夏にはお花畑の広がる人気ルートの為、丸太の階段や木道など整備が行き届いていてとても歩きやすいハイキングコースのようです。

○仙ノ倉山〜万太郎山○
ここからは一気に登山者が減ります。
エビス大黒ノ頭付近などには岩場が現れ今までと違う稜線歩きが楽しめます。
小さなアップダウンが続きます。

○万太郎山〜オジカ沢ノ頭○
万太郎山から下るとすぐに吾策新道との分岐があります。
ここの急な下りを過ぎるとあとは比較的のんびりとした歩きやすい稜線になります。

○オジカ沢ノ頭〜トマの耳〜西黒尾根○
オジカ沢ノ頭を過ぎると唯一の鎖が現れます。鎖はまだ新しく、足場はしっかりとしています。
肩の小屋からは大変な混雑で道幅もぐっと広くなります。
西黒尾根は日本三大急登と言われていますが、それほどキツくはないと思います。
ただし、最初はカレた道が続きますし、樹林帯手前の鎖場は足元の蛇紋岩が滑りやすくなっていますので注意が必要です。

駐車場から登山道への入り口に三角屋根のトイレがあります。綺麗に掃除されていました。
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駐車場から登山道への入り口に三角屋根のトイレがあります。綺麗に掃除されていました。
樹林帯を抜け最初の目印の鉄塔
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樹林帯を抜け最初の目印の鉄塔
これから歩く稜線に朝日が降り注ぐ。
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これから歩く稜線に朝日が降り注ぐ。
横手山山頂。本日最初のピーク。
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横手山山頂。本日最初のピーク。
しばらく気持ちいい稜線歩きが続きます。
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しばらく気持ちいい稜線歩きが続きます。
振り返ると紅葉がイイ感じです。
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振り返ると紅葉がイイ感じです。
平標山山頂
うわぁっ。寒いわけね。。。
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うわぁっ。寒いわけね。。。
このガスと強風の中、平標から仙の倉へと向かう登山者たち。私達も続きます。
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このガスと強風の中、平標から仙の倉へと向かう登山者たち。私達も続きます。
あれ、あれ?いいんじゃない???
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あれ、あれ?いいんじゃない???
やったぁ♪晴れたぁ(*'▽')
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やったぁ♪晴れたぁ(*'▽')
迷彩服のたー子ちゃん
すっかり景色と同化してます。
遭難したら見つけてもらえないんじゃ(^^;)
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迷彩服のたー子ちゃん
すっかり景色と同化してます。
遭難したら見つけてもらえないんじゃ(^^;)
仙の倉山頂
強風吹き荒れています。。。
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仙の倉山頂
強風吹き荒れています。。。
黄金が風にたなびいて
美しすぎます(*^▽^*)
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黄金が風にたなびいて
美しすぎます(*^▽^*)
キラキラ光る熊笹の道♪
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キラキラ光る熊笹の道♪
エビス大黒避難小屋
(定員3名)
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エビス大黒避難小屋
(定員3名)
中はこんなかんじです。
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中はこんなかんじです。
とんがりがカッコいい♪
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とんがりがカッコいい♪
エビス大黒ノ頭へと向かいます。
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エビス大黒ノ頭へと向かいます。
ちょっぴり急登になります。
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ちょっぴり急登になります。
エビス大黒ノ頭
岩場が少しあります。
時折吹く突風に気をつけながら歩きます。
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岩場が少しあります。
時折吹く突風に気をつけながら歩きます。
毛渡乗越へ進みます。
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毛渡乗越へ進みます。
気持ちよく下っていくたー子ちゃん
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気持ちよく下っていくたー子ちゃん
果てなく続くように思われる。
これから進む稜線を眺めながら歩く幸せ(^^)
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果てなく続くように思われる。
これから進む稜線を眺めながら歩く幸せ(^^)
越路避難小屋(定員7名)
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越路避難小屋(定員7名)
万太郎山頂
後ろに見える稜線をずっと歩いてきたのね。
ここでゆっくりとお昼休憩♪
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万太郎山頂
後ろに見える稜線をずっと歩いてきたのね。
ここでゆっくりとお昼休憩♪
万太郎山直下の分岐地点。
ここが一番風が強くて、耐風姿勢で身動き取れませんでした。
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万太郎山直下の分岐地点。
ここが一番風が強くて、耐風姿勢で身動き取れませんでした。
強風だった万太郎山頂を振り返ります。
綺麗な山容です(^^)
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強風だった万太郎山頂を振り返ります。
綺麗な山容です(^^)
あれがオジカノ頭かな?
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あれがオジカノ頭かな?
すっと伸びる赤谷川本谷
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すっと伸びる赤谷川本谷
大障子ノ頭
大障子避難小屋
(定員7名)
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大障子避難小屋
(定員7名)
小障子ノ頭
オジカ沢ノ頭避難小屋
(定員3名)
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オジカ沢ノ頭避難小屋
(定員3名)
オジカ沢ノ頭の避難小屋を過ぎると、今日の最終ピークのトマの耳や肩の小屋が見えます。見慣れた景色がそこにあるだけで元気が湧いてきます♪
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オジカ沢ノ頭の避難小屋を過ぎると、今日の最終ピークのトマの耳や肩の小屋が見えます。見慣れた景色がそこにあるだけで元気が湧いてきます♪
オジカ沢ノ頭
ここも耐風姿勢でやっとカメラに収めました。
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オジカ沢ノ頭
ここも耐風姿勢でやっとカメラに収めました。
最後の登り・・・結構あるなぁ。
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最後の登り・・・結構あるなぁ。
歩いてきた美しい稜線。
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歩いてきた美しい稜線。
鎖場登場。
ここも風の通り道。
突風が吹きつけます。
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ここも風の通り道。
突風が吹きつけます。
中ゴー尾根への分岐。
味のある標識。
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中ゴー尾根への分岐。
味のある標識。
こちらは木製の標識。
谷川温泉はいい温泉ですよ(#^^#)
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こちらは木製の標識。
谷川温泉はいい温泉ですよ(#^^#)
中ゴー尾根方面。
このまま歩いていきたい衝動が・・・。
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中ゴー尾根方面。
このまま歩いていきたい衝動が・・・。
肩の小屋前の鐘。
肩の小屋は大混雑なのでそのままスルー。
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肩の小屋前の鐘。
肩の小屋は大混雑なのでそのままスルー。
急に大勢の登山者とともにトマの耳へ。
ガスガスなので、すぐに岩陰へと移動し最後の栄養補給♪
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急に大勢の登山者とともにトマの耳へ。
ガスガスなので、すぐに岩陰へと移動し最後の栄養補給♪
西黒尾根経由での下山。
ここは巌剛新道との分岐地点。
ガレ沢ノ頭
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西黒尾根経由での下山。
ここは巌剛新道との分岐地点。
ガレ沢ノ頭
西黒尾根より谷川岳を振り返る。
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西黒尾根より谷川岳を振り返る。
右手に天神尾根とロープーウェイ駅を見ながら下る。
この日はなんとロープーウェイに乗るのに50分待ちだそうです(*_*)
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右手に天神尾根とロープーウェイ駅を見ながら下る。
この日はなんとロープーウェイに乗るのに50分待ちだそうです(*_*)
初心者らしき山ガールが鎖場で奮闘されていました。結局この3つの鎖場を超えるのになんと15分以上待っていました(T_T)
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初心者らしき山ガールが鎖場で奮闘されていました。結局この3つの鎖場を超えるのになんと15分以上待っていました(T_T)
その後クダリストたー子ちゃんとは別行動で無事に西黒尾根登山口到着。
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その後クダリストたー子ちゃんとは別行動で無事に西黒尾根登山口到着。

感想

谷川馬蹄形と同じく憧れていた谷川主脈縦走。

谷川岳へ登るたびに主脈の美しい稜線をウットリと眺めていた。
いつかあの先まで歩いてみたい・・・ずっと思い続けていた。

ただ、車の回収するのに電車やバスを使わなくてはならず、
田舎育ちの私は公共交通機関を使うのがとても苦手でなかなか叶わなかった。
でも、今回山仲間との車デポ作戦でこの主脈縦走を実現することができた♪


前日の天気予報では谷川稜線では強風が吹き荒れるとのこと。
2000m付近では風速15m。
新潟側は天候が思わしくない。。。
あまりに強風の場合は撤退も覚悟で歩き始めた。

案の定、今回は景色には恵まれたもの終始強風で飛ばされそうになりながらの山行となりました。
何度も山仲間のたー子ちゃんとこの先に進むか否かを相談した。

平標山では気温0度。強風が吹き荒れているので体感気温はマイナス。
持ってきたフリースやレインウエアなどの何枚も防寒着を着込んで各休憩ポイントで休む。それでもじっとしていると手袋をしている指先も顏も冷えて真っ赤になる。先日までは汗だくで登っていた谷川もすっかり冬山なんですね。

途中ですれ違ったおじ様に「今日は強風で1.5倍体力使わないと歩けないねぇ。」って話しかけられ、
全くその通り!と首を縦にブンブンふりました(^^;)


とはいえ、平標山〜谷川岳までは永遠と続く稜線歩きが楽しめて素晴らしいルートでした。
谷川って本当に稜線が美しい素晴らしい山域です。
またひとつ憧れの谷川のルートを歩けて嬉しかったです(#^^#)






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